マジックの簡単な種明かしと手品のやり方をおぼえて人気者になる方法 週末マジシャン・バッザの「手品の種明かし大辞典」~簡単マジックのトリック種明かし~

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コラム

THE MAGIC オールジャンル決定戦2023の結果は?マジシャン&演目も紹介

更新日:

THE MAGIC オールジャンル日本一決定戦2023の結果は?マジシャン&演目も紹介

 

今回は、東海テレビ開局65周年を記念して放送されたテレビ番組『THE MAGIC オールジャンル日本一決定戦2023』について紹介します。

2023年の本大会には、6組のマジシャンがこの激戦に挑んでいます。

彼らは、それぞれのジャンルでの熟練した技と創造性を駆使して、視聴者を魅了しました。

昨年のチャンピオンに続き、今年は誰がその栄冠を手にしたのでしょうか?

見逃し配信期間が終わり、結果がどうだったか思い出したいマジック愛好家の方のために、本記事では、2023年大会の様子を詳しく紹介しています

この記事では、そんな『THE MAGIC オールジャンル日本一決定戦2023』の結果を、一緒に振り返っていきましょう!

 

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「THE MAGIC オールジャンル日本一決定戦2023」の番組概要

東海テレビ開局65周年を記念して製作された『THE MAGIC オールジャンル日本一決定戦2023』は、日本全国から選ばれた各ジャンルのマジシャンが一堂に会し、日本一を競い合うテレビ企画によるマジックの祭典です。

番組は、2023年11月28日に東海ローカルで初放送されました。

その後、

  • 関西テレビ:12月23日(土)
  • 北海道文化放送:12月30日(土)
  • フジテレビ:2024年1月2日(火)深夜

でも放送されました。

総合司会は、人気お笑いコンビの霜降り明星の粗品が務め、東海テレビアナウンサーの速水里彩がアシスタントを務めました​​。

ゲスト観覧者には、せいや、アンミカ、呂布カルマ、峯岸みなみ、桜田ひよりが登場しました。

審査員にはプリンセス天功、Dr.レオン、KiLa、ボナ植木(ナポレオンズ)が登場しました。

 

2022年に第1回が開催

この番組、実は昨年も大好評だったんですよね。

2022年、日本初のテレビ企画の試みとして開催されました。

この大会では、さまざまなジャンルからトップクラスのマジシャンたちが集結。

その実力を競い合いました。

クロースアップマジック、ステージマジック、イリュージョン、そしてメンタルマジックなど、マジックには本当に多様なジャンルがあるんです。

昨年は、カードマジックの達人、アルスさんが優勝。

彼の勝利はただ単にトロフィーを手にするだけではなく、彼のマジシャンj人生に大きな飛躍をもたらしました。

優勝の影響で、全国から仕事のオファーが殺到し、アルスさんは一躍、全国区のマジシャンとなったと、番組の冒頭で紹介されていました。

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出場マジシャンの紹介

『THE MAGIC オールジャンル日本一決定戦2023』では、才能あふれるマジシャンたちが集結しました。

彼らのプロフィールと特徴を簡単に紹介します。

Cherry(福岡)

Cherryさんは、バードマジックの達人です。技巧的なマジックで観客を魅了します。福岡から来た彼のパフォーマンスは必見です。

 

MASA MAGIC(沖縄)

MASA MAGICさんは、ストリートで磨かれたカードマジックが特徴です。

初めてのマジックバトル大会の参加で緊張していますが、勝利を宣言しています。

 

峰龍&Ririco(東京)

新世代コンビイリュージョンを披露する峰龍&Ririco。息の合ったパフォーマンスで観客を驚かせます。

峰龍&Riricoはご夫婦によるコンビマジシャンです

 

JONIO(スペイン)

JONIOさんは、コインマジックのスペシャリスト。

JONIOさんはスペインから来た彼のユニークなマジックは一見の価値ありです。

 

JONIOさんは日本人マジシャンで、日本でも活動していますが、なぜか番組ではスペインからの出場として紹介されていました。

 

RYUHEI(岐阜)

RYUHEIさんは、ジャンルを掛け合わせた独自のマジックで知られています。

岐阜からの挑戦者です。

 

Diamond Taku(予選会勝者)

Diamond Takuさんは、次世代のマジシャンです。公開予選会を勝ち抜いて本戦に出場します。

 

MCとゲスト観覧者

メインMCは、霜降り明星の粗品さん。東海テレビアナウンサーの速水理彩さんがアシスタントを務めます。

スタジオのゲスト観覧者には、霜降り明星のせいやさん、アンミカさん、桜田ひよりさん、呂布カルマさん、峯岸みなみさんがいます。

アンミカさんは2022年に開催された第1回目も観覧しています。その素晴らしさを語っていました。

桜田ひよりさんにとっては、プロのマジックを見るのは初めての経験です。

 

審査員の紹介と審査方法、評価基準について

『THE MAGIC オールジャンル日本一決定戦2023』の審査は、この分野のトップ`マジシャンたちによって行われます。

彼らの厳しい目が、マジシャンたちの運命を決めることになります。

 

審査員紹介

プリンセス天功 - 審査委員長

世界的に活躍するイリュージョニスト。アメリカでの公演料は時給5千万円とも。今回はペットのホワイトライオン「キング」ちゃんと共に登場します。

 

Dr.レオン

アメリカの「F.F.F.F」で日本人プロ初のDr.の称号を受領。辛口評価で知られ、世界基準の審査を目指します。

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KiLa

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ボナ植木

コメディマジシャン「ナポレオンズ」のメンバー。マジック界の直木賞「厚川全昌男賞」受賞者。お笑いの要素に注目します

 

審査基準

審査基準は以下の4つのカテゴリーに分かれています。

各カテゴリー25点、合計100点満点です。4人の審査員の合計点で400点満点となります。

  1. 演技構成(25点) - パフォーマンスの流れやストーリーテリングの質。
  2. オリジナリティ(25点) - 独創性や新しさ。
  3. テクニック(25点) - 技術の高さや精度。
  4. ショーアップ(25点) - 観客へのインパクトやエンターテイメント性。

これらの基準に基づいて、審査員たちはマジシャンたちの技を評価します。厳しい審査を通過し、最高得点を獲得したマジシャンが、栄えある優勝者となります。どのマジシャンが審査員たちの心を掴むパフォーマンスを見せるのか、非常に楽しみですね!

 

マジシャンの紹介・パフォーマンス・審査員の採点結果・コメント

The Magic オールジャンル日本一決定戦に出場したマジシャンのプロフィールの紹介やマジックパフォーマンスの内容のほか、ゲスト観覧者のコメント、審査員の採点結果、コメントについて紹介します。

Cherry(チェリー)

Cherryさんは、バードマジックを披露します。番組で披露したバードマジックとほぼ同じパフォーマンスが、YouTube動画にありましたので、貼り付けておきます。

ここではCherryさんについて紹介します。

 

Cherryのプロフィール

Cherryさん、33歳、福岡を拠点に活躍するマジシャン。

彼の専門はバードマジック、特に鳥を使った華麗なマジックで知られています。

22歳で世界のトップマジシャンが集うハリウッドの会員制クラブ「マジックキャッスル」のステージに史上最年少出演。

彼は、マジックの花形である鳩マジックをはじめ、オウムなどを使った独自のバードマジックを日々進化させています

プロマジシャンたちも彼の技術を学ぶために訪れるほどの実力者です。

Cherryさんは、福岡にあるマジックレストラン&バー「手品家博多店」の店長でもあり、バードマジック専用劇場を開設。

バードマジックの普及に力を注いでいます。

 

Cherryのパフォーマンス

情熱大陸のBGMが流れる中、Cherryさんのパフォーマンスが始まりました。

左手から白いシルクを出現させると、まるで生きているかのようにシルクが空中を飛び回り、スタジオ観覧者からは驚きの声が上がります。

何これ、すごい!」と歓声があがり、アンミカさんが口を押えながら驚きます

赤い手袋を脱ぎ、そこから鳩が現れます。

Cherryさんはさらに、胸から白いシルクを取り出し、そこからロウソクが2本、3本と現れる鮮やかなトリックを披露。

ロウソクに火を灯し、黒いシルクを取り出すと、炎が広がり、シルクはステッキに変わります。

これには観覧者も「うわー!」と興奮の声を上げます。

袖をまくったCherryは1枚の赤いシルクを出現させます。くるくると巻いて、2枚に分裂させます。2枚の赤いシルクと白いシルクを合わせると、そこから鳩が出現。

これで4羽を鳩を出現させました。

その後の演技では、トランプを使ったファンカードの演技や、カードから次々と鳩が出現するミリオンカードの演技に観客は大きな拍手を送ります。

ミリオンカードから鳩をから出現させます。

その鳩を空中に放り投げると、鳩は消えてシルクに変わるトリックは圧巻でした。

 

4羽の鳩が入ったカゴに布かぶせ、Cherryさんが前に出ます。

カーテンからは籠が消え、大きな白いオウムが飛び出します

スタジオからは「なんでー?でけぇー!すげぇ!」といった驚きの声が上がります

Cherryさんが持っている大きな布からは、さらに2匹、3匹目のオウムが飛び出し、スタジオを大きく飛び回り、Cherryさんのもとに戻ります。

 

ゲスト観覧者の感想

桜田ひよりさんは涙を流しながら「すごすぎて、どうしよう」と感動の声を漏らします。

アンミカさんはオープニングのシルクが飛ぶ場面に驚き、峰岸さんは「小さい鳥ってぎゅってしたら大きい鳥になるんだ」と驚愕します。周りからは「そんなわけない」という突っ込みが入ります。

霜降り明星のせいやは、「もう優勝でしょ」と感嘆のコメントを残しました。

 

審査員の採点とコメント

Dr.レオン(74点)

オリジナリティに欠けるが、テクニックと演技構成は高評価。

 

KiLa(71点)

「慣れていますよね」とコメントし、Cherryさんにパフォーマンスの頻度を聞きます。年間600ステージをこなすCherryさんに、「鳥の連携が素晴らしい」と称賛します

 

ボナ植木(60点)

オリジナリティに不足を感じ、攻めの演技が観客を疲れさせるとの意見。「もう少し丁寧にやってほしい」とコメント。

 

プリンセス天功(92点)

エンターテイメントとして非常に高い評価。初代引田天功の鳩マジックと比較し、Cherryさんの技術と演出に深い感動を表現。

 

結果

合計297点で暫定1位。

Cherryさんのバードマジックは、その繊細さと大胆さで観客を魅了し、審査員からも高い評価を受けました。

動物との深い信頼関係と日々のコミュニケーションが、彼のパフォーマンスの核心を成すことが伝わってきます。バードマジックの普及と進化に向けた彼の情熱は、観客や審査員にもしっかりと伝わったようです。

 

MASA MAGIC(マサマジック)

 

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THE MAGIC オールジャンル日本一決定戦の二人目の出場者はMASA MAGICさんです。

沖縄出身のMASA MAGICさんはストリート仕込みのマジックを披露します。

 

MASA MAGICのプロフィール

沖縄出身のMASA MAGICさんは、驚異のストリートマジックで知られるマジシャンです。

彼は、沖縄の国際通りで、通りがかりの人々に向けて、その場でマジックを披露することで知られています。

こうしたストリートでの経験が、MASA MAGICさんにとっての原点であり、彼のマジックキャリアの礎を築いてきました。

彼のストリートマジックの腕前は世界的にも認められており、「STROLLING MAGIC SHOWDOWN」という世界最高峰の大会で、日本人として初めて2年連続で優勝を果たしています

これにより、MASA MAGICさんは世界中から称賛される存在となりました。

MASA MAGICさんの自宅には、マジックに特化した研究部屋があります。

ここには彼が製作したしたマジック道具やマジック関する教材が集められており、日々新しいマジックを試行錯誤しています。

彼の持ちネタは2000個以上に及び、タネを見破られないための練習も欠かしません

彼がマジックを始めるきっかけとなったのは、2000年代に活躍したマジックブームの火付け役であるマジシャン・セロの存在でした。

MASA MAGICさんは、セロに認められ、今では彼と公私にわたる仲となっています

セロからの激励のVTRも紹介されました。

「MASA!自分の心に、自分しかないものを何か探し出してみんなに感動の物語を伝えることが一番大事です。それを見つけたら日本一にも立つことができると僕は信じています。MASA頑張ってね」というメッセージが、MASA MAGICさんに大きな影響を与えています。

 

MASA MAGICさんが今回の大会で披露するのは、世界のストリートで磨いてきたカードマジックです。

彼のマジックは、観客との距離感を大切にし、至近距離での演技が特徴です。

彼のマジックからは、沖縄の風と、世界で磨かれた技術が感じられます。

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MASA MAGICのパフォーマンス

MASA MAGICさんはスタジオに登場。ゲスト観覧者に「めんそーれ」と挨拶します。

彼はお土産としてじゃがりこタコライス味の箱を持参し、桜田ひよりさんに渡します。

ジャケットを脱いだ彼は、Tシャツ姿で何も隠さないことをアピールし、マジックを始めます。

紙マッチを取り出し、1本をちぎります。

残りを霜降り明星のせいやさんに紙マッチ本体を渡します。

MASA MAGICは、1本のマッチに火をつけ、口に含みます。

口をあけて飲み込んだことを示します。

せいやさんの紙マッチ本体に息を吹きかけます。

せいやさんがマッチ本体を開くと、1本だけ燃えた状態でくっついていました。

紙マッチの瞬間移動マジックの成功です。

ここでMASA MAGICさんは、

「不可能なことが可能になったときは、IMPOSSIBLE? I ‘m POSSIBLE!」と決め台詞を言います。

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次にトランプを取り出したMASA MAGICさんは、再びせいやさんに紙マッチ本体を持ってもらいます。

テーブルにトランプを置きながら、せいやさんに「ストップ」と言ってもらい1枚のカードを選ばせます。

選ばれたのは「ハートの5」。

MASA MAGICさんは、「パーム」というカードテクニックを説明します。

カードをパームし、手から煙が出る演出でカードを消してしまいます。

せいやさんが紙マッチを開くと、紙マッチ本体がハートの5のカードに変化してしまいました

桜田ひよりさんは驚き、「えー!」と口を押さえます。

 

桜田さんは次のトリックに参加します。

MASA MAGICさんが広げたトランプから、「ダイヤのクイーン」のカードを選びました

MASA MAGICさんは選ばれたカードがモニター越しに見えてしまったことを指摘し、即席で演目を変更します。

桜田さんにカードを8つにちぎってもらいます。

MASA MAGICさんは、ハンカチを取り出します。

4つ折りの袋状にして、ちぎったカードを中に入れます。

ハンカチを広げると、カードが消えますが、テーブルには1片のカードが落ちてしまいました。

MASA MAGICさんは、失敗したかのような表情をします。

このマジックはとても難しくて保険をかけていると説明します。

桜田ひよりさんに、最初に渡したお土産のじゃがりこの入った箱を開けてもらいます。

まだ封を開けていない箱をあけると、中には小さい袋に小分けされたじゃがりこが数袋入っていました。

その中から一袋を桜田さんが選び、密閉されたじゃがりこ袋を開けます。

すると袋の中には「ダイヤのクイーン」のカードが折りたたまれて入っていました。

カードを広げると、一角が欠けています。

さきほどテーブルの落とした紙片をくっつ付けると、ぴったりと角が合致していました

スタジオからは大歓声と拍手が沸き起こり、感動と驚きが広がります。

「不可能が可能になったときは?IMPOSSIBLE? I ‘m POSSIBLE!」と再び決め台詞を言い、5分間のパフォーマンスを締めくくります。

 

ゲスト観覧者の感想

桜田ひよりさんは、MASA MAGICさんのパフォーマンスについて「怖いです」とコメントしました。

呂布カルマさんは、「この距離で見ていても分からなかった。失敗したように見せかけて、一瞬気まずい雰囲気にしておいてからの」と驚きを表現します。

霜降り明星のせいやさんは感嘆し、「これ優勝やろ!」と絶賛しました

 

審査委員の採点とコメント

Dr.レオン(64点)

ショーとしては良いが、「ここじゃない!」。この場での演目としては適切ではないと指摘。「アンミカさんがパーティーで読んだらOK。しかし日本一を決める場では演目が残念。実力があるのは知っている」と述べ、オリジナリティの欠如を強調しました。

 

KiLa(63点)

ショーアップの部分を評価し、決め台詞がかっこいいと言及。「ただし、日本一のマジシャンを決める場では、演技構成・オリジナリティが重要」と辛口の意見を述べました。

 

ボナ植木(60点)

笑いがあればよかったとコメントし、オリジナリティに疑問を呈します。「ストリートでなら100点。もう一度考え直して」とアドバイスを送りました。

 

プリンセス天功(94点)

エンターテイメントとして楽しめたと好評価し、「テクニックもあり、努力家で勉強家の面が見える」と述べ、MASA MAGICさんの演技を高く評価しました。

 

結果

合計281点で、暫定1位のCherryさんの297点を超えられず、MASA MAGICさんは敗退となりました。

MASA MAGICさんは結果について、「初めてプロの方々に審査してもらった。すごい勉強になりました。ありがとうございます。嬉しかったです」と感謝の意を表しました。

彼の謙虚な姿勢は、審査員たちからのコメントを尊重する礼儀正しい態度として印象的でした。

 

峰龍&Ririco

峰龍&Riricoによるイリュージョンマジック。お二人は夫婦によるコンビマジシャンです。

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峰龍&Riricoプロフィール

峰龍&Riricoは、新世代異色のコンビマジシャンです。

峰龍さんは、わずか17歳でアメリカ・マイアミで開催された世界の3大マジックコンテスト「I.B.M.」世界大会で優勝。

その後も年間1000回以上の舞台に立って腕を磨き続けています。

一方のRiricoさんは、幼少期からバレエとダンスを学びます。

サンリオピューロランドの劇場ダンサーとして活躍していた経歴を持ちます

しかし、峰龍さんとの出会いを経て、彼女はマジシャンに転身し、峰龍&Riricoとして東京を拠点に活動しています。

このコンビは、その独創的なイリュージョンで注目されています。

峰龍&Riricoさんは2年前に結婚。

夫婦である彼らの会話は常にマジック、ダンス、音楽の話題で溢れています。

ショッピングに行くときも衣装に使えるものを探し、舞台を見に行くときも演出や音楽、演技について議論しています。

彼らにとってマジックは、音楽のタイミング、光の当たり方、身体の使い方など、細部にわたるこだわりがあり、それらが一つでも欠けると、人々に感動を与えることができないと考えています。

峰龍&Riricoさんは、「私たちにしかできないマジックエンターテイメントを見せつけたい」という強い意志を持っています。

彼らのショーは、夫婦ならではの深い理解と信頼関係に支えられ、見る者を魅了する独特の世界観を持っています。

峰龍(ほうりゅう・マジシャン)のwikiプロフ!マジックから結婚まで解説

  峰龍さんは、多くの人々を魅了するマジシャンであり、その活動は多岐にわたります。 この記事では、峰龍さんのwikiプロフを基に、彼の学歴、マジックのスキル、さらには結婚生活に至るまでの経歴 ...

 

峰龍&Riricoのパフォーマンス

峰龍&Riricoのパフォーマンスは、峰龍が両脇に女性アシスタントを従えての華やかな登場から始まります。

ステージ上での協調されたダンスで、観客をイリュージョンの世界に引き込みます。

音楽が流れ、小さな窓付きボックスがステージ中央に設置されます。、

峰龍が布をかぶせ、取り払うと、ボックスから白いオウムが現れます。

 

続いて、大きな鳥カゴが設置されます。

鳥カゴに布をかぶせ、取り除くと、瞬く間にRiricoがカゴの中に現れます

彼女の加わりで、ステージ上ではリズム感あふれるダンスが披露されます。

和風の静かな音楽に変わり、峰龍は和装に身を包みます。

ステージ左側の鏡の前に座り、テーブル上の花瓶とクシを使った不思議な演出が始まります。

クシとかんざしは不自然なバランスで倒れてきません。

バランスマジックの前ぶりを表します。

 

ステージ中央にスポットライトが当たり、屏風をバックにした女性アシスタントが現れます。

彼女は椅子を外しても倒れず、宙に浮きます。

さらに、峰龍は彼女の体を90度に傾けます。

彼女は細い竹だけで支えられ、空中に浮かぶ驚異の演出を見せます。

 

次に、峰龍は日本刀を手に取り、女性アシスタントと共にテンポの良い三味線の音楽に合わせてダンスをします。

Riricoがステージに現れ、ORIGAMIイリュージョンがスタート。

彼女は箱の中に入り、峰龍は箱を折りたたみます。

箱に日本刀を刺し、抜いた後、再び箱を広げると、衣装を変えたRiricoが無傷で現れます。

このパフォーマンスには、せいやも「うわ!」と声を上げるほどの驚きがありました。

 

音楽が終わると同時に、峰龍&Riricoは決めポーズを取り、華麗な5分間のイリュージョンマジックを締めくくります。

彼らのパフォーマンスは、見る者を完全に魅了し、イリュージョンの世界へと引き込みました

 

ゲスト観覧者の感想

峰龍&Riricoのイリュージョンマジックは、他の出場マジシャンたちからも高い評価を受けました。

彼らは「他のイリュージョンマジックとは違う」と絶賛しており、峰龍&Riricoのパフォーマンスが持つ独自性と魅力を認めている様子でした。

 

アンミカさんも、彼らの演技について「かっこいいダンスから始まり、どんな展開になるのか、次々に何が起こるのかがすごく楽しみだった」と感想を述べています。

このコメントからは、彼らのパフォーマンスが観客に予測不能なサプライズと興奮を提供したことが伺えます。

 

面白い一幕もあり、MCの粗品さんが「ただ、ここじゃないかもしれない」とDr.レオンさんのコメントを真似したところ、せいやさんが「お前が言うな!」とツッコミを入れる場面もありました

このやりとりは、スタジオ内に笑いをもたらしました。

 

また、バードマジックのCherryさんと峰龍&Riricoの対決において、面白いエピソードが明かされました。

峰龍さんとCherryさんは以前、お店で一緒に働いており、ライバル意識があることが峰龍さんによって語られました。

せいやさんは「たぶん優勝ですよ」と予想を述べると、彼が毎回このコメントをすることに対して、スタジオからは笑いが起きました

このコメントは、すでにおなじみのジョークとして観覧者に受け入れられているようです。

 

審査員の採点とコメント

Dr.レオン(66点)

「ショーとしては素晴らしいけど、ここじゃない!」とコメント。マジックコンテストにおける自分の基準は、「20秒以内のマジック現象」の重要性を強調しました。ダンスが長すぎ、鏡の前でのバランス演技と夢枕のつながりが弱いと評価しました。

 

KiLa(76点)

「やっと歌って踊れるイリュージョニストが出てきた」と高評価。しかし、Dr.レオンから「歌ったかい?」と指摘され、「歌って…ないですね」と訂正しました。プロフェッショナルなショーとして評価し、特にダンスとステージングを高く評価しました。

 

ボナ植木(65点)

イリュージョンにオリジナル性を求めつつ、かんざしのバランス芸が笑いを誘い良かったと評価。スライハンドを活用してボールマジックやカードマジックを加えることで良い息抜きができたとアドバイスしました。

 

プリンセス天功(92点)

ダンスの長さはワクワクを溜めるためであり、良かったとの意見。音の構成も含め、全体的に素晴らしいと評価しました

 

結果

合計得点は299点で、暫定1位のCherryさんの297点を上回り、峰龍&Riricoは暫定1位に躍り出ました。

 

JONIO(ジョニオ)

スペインでの武者修行を経験したヒゲが特徴のマジシャンのJONIO。

 

JONIOのプロフィール

JONIOは31歳、マジック界で注目を集めるヒゲの魔術師です。

彼はマジックのオリンピックとも呼ばれる「FISM」で、2022年のクロースアップパーラ部門で世界3位に輝きました

5年前にスペインでの武者修行を経て、海外のマジシャンからも演技指導を依頼されるほどの超絶技巧派マジシャンに成長しました。

 

JONIOのマジックは、特に多彩なテクニックを駆使したコインマジックが特徴。

彼はコインマジックにおいて、他とは一線を画す独創的な演出を展開します。

特にヒゲを使ったコインマジックは、彼のトレードマークとも言えるスタイルです。

彼は「コインを空中から出すよりも体から出す方が面白い」と考え、ヒゲを利用したユニークなアプローチを思いつきました。

 

スペインマジック界の巨匠、ミゲル・アンヘル・ヘアからも激励のコメントを受けています。

「JONIOは世界でもトップクラスのコインを使ったマジシャンの一人なんだ。彼の優れた技術・芸術性など兼ね備えたヒゲを使ったマジックをお楽しみください。JONIO楽しんで」との言葉が贈られています。

 

JONIOは今回の大会で、繊細かつ大胆、究極にミニマルなコインマジックを披露し、優勝を目指すと意気込んでいます。

彼のパフォーマンスは、技術の高さと創造性の融合により、観客を魅了すること間違いなしです。

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JONIOのパフォーマンス

幕が開いた瞬間、JONIOさんはヒゲにクシを通している姿で登場しました。

彼はゆっくりとスタジオ観覧者のテーブル前に歩き、「思ったより遠かったです」とジョークを交えながら雰囲気を和ませます。

 

まず、ヒゲを使ったマジックを披露するため、クシでヒゲをチェックします。

せいやさんが「ない、ない」と言う中、JONIOさんは「実はあるんです」と言って、ヒゲから1ドル銀貨のコインを出現させました。

彼はこのコインを使って、華麗なコインロールを披露します。峰岸さんや桜田さんはその滑らかな動きに見とれています。

 

続いて、JONIOさんはマッスルパスというテクニックを使います。

重力に逆らうようにコインを飛ばします。

彼はコインをポケットに入れますが、再びヒゲから現れます。これを連続で見せると、「すげぇ、すげぇ」という歓声がスタジオから上がります。

 

JONIOさんは何度もコインをポケットに入れますが、毎回ヒゲからコインが現れます。

その後、スリーフライというマジックを披露。3枚のコインを右手から左手に1枚ずつ瞬間移動させます。

「なんで?」とせいやさんが思わず口にします。

 

アンミカさんに手を伸ばしてもらい、ヒゲをチェックしてもらった後、JONIOさんはクシを使ってコインを、1枚、2枚、3枚と出現させます。

次にヒゲを抜き、その「毛」をコインに次々と変化させます。

 

次にヒゲの中から、ジャンボコインを出現させます。

このジャンボコインを2枚、3枚とヒゲの中から出現させます。

せいやさんは思わず「どっからー?すげぇ!」と声を張り上げ拍手をします。

 

さらに、JONIOさんは、首元のボタンをはずして、銀貨を出すといいます。

するとヒゲの中から、さきほどよりも大きいジャンボコインを出現させます

 

さらにさらに、マンモスコインまで出現させました。

これには呂布カルマさんも驚きのあまり口を押えます。

 

アンミカさんの「え?」と言い前のめりになります。「まじで意味わからん!」などの声が飛び交います。

JONIOさんは、出現させたマンモスコインを、鏡代わりにしてヒゲや髪型を整え、5分間のコインマジックショーを締めくくりました。

スタジオ観覧者からは大きな拍手が沸き起こり、彼のパフォーマンスは大成功となりました。

 

ゲスト観覧者の感想

スタジオ観覧者からの反応は、JONIOさんのパフォーマンスに対して大いに感銘を受けたものでした。

桜田ひより

すごかった。こんなに間近で見てても、コインがどこから湧き出てくるのか、ヒゲからなんだろうけど、本当にすごかったです」と、間近で見ても理解不能な技術に驚きを隠せませんでした。

 

峯岸みなみ

「ヒゲから大きめのコインが出てきたけど、魔改造していないと説明がつかない」と、JONIOさんの技術に困惑し、その不思議さに言葉を失っていました。

 

アンミカ

「手の平までしっかり見ていた。52歳疑うことを知った」と述べ、JONIOさんの技術の高さに感心していました。

 

せいや

いつものジョークを交え、「これ言っていいか分からないけど…優勝です!」とコメントし、会場を和ませました。

MCの粗品さんが「気悪いねん、暫定席の人」とツッコミを入れる場面もありました。

 

普段の活動について質問されると、JONIOさんは「普段はあまり日本にはいなくて、ヨーロッパや東南アジアで活動している。この後タイに行く」と回答。

国ごとのリアクションの違いについて触れ、「ヨーロッパは拍手が長く、日本は拍手の文化が少ない代わりに声が出る方が多い」とコメントし、「今日は楽しくやらせてもらった」と感想を述べました。

イリュージョン対コインマジックの勝敗はどちらに転ぶのか、その結果が待たれます。

 

審査員採点&コメント

Dr.レオン(90点)

「これです!」と強調し、これまでの「ここじゃない」とは対照的な肯定的なコメントをしました。テクニックについては完璧で、オフビートの使い方や観客の緊張を解く方法を称賛しました。

 

KiLa(91点)

「参った!本当に上手いわ!」と絶賛し、JONIOさんが新しい流派のテクニックを持っていることに感銘を受けました。種が分からない部分があり、後で教えてほしいとコメントしました。このコメントには、スタジオ観覧者も驚きを隠せませんでした。

 

ボナ植木(90点)

テクニックとオリジナリティは満点と評価しつつ、演技構成とショーアップにはまだ伸びしろがあるとして、少し点数を控えめにしました。

 

プリンセス天功(95点)

「ただただ素晴らしかった」と述べ、JONIOさんの演技を高く評価しました。アンミカさんとヨーロッパで、彼の演技を一緒に見てみたいという希望を示し、アンミカさんも「みたいー」と同意しました。

 

結果

合計得点は366点で、67点差でJONIOが勝利しました。これにより、暫定1位だった峰龍&Riricoは299点で敗退しました。JONIOさんのパフォーマンスとテクニックが審査員から高い評価を受け、大会の行方に影響を与える結果となりました。

 

ダイヤモンドタク(Diamond Taku)

予選会から勝ち上がってきた23歳の若手マジシャン。プロマジシャン歴わずか2年で大舞台に臨む権利を獲得しての登場です。

 

ダイヤモンドタク(Diamond Taku)のプロフィール

ダイヤモンドタク(Diamond Taku)さんは、23歳の若手プロマジシャンです。

プロとしてのキャリアは2年になりますが、その間に独自のスタイルと甘いマスクで人気を集めています

名古屋を拠点に活動し、年間300以上のステージをこなすほどの実力派です。

予選会を勝ち抜き、他のマジシャンたちを代表して本戦に出場することになったダイヤモンドタクさん。

彼は、その重圧を感じつつも、自身がマジックを始めてからの集大成として、記憶に残るマジックを観客にお届けしたいという強い意志を持っています。

彼の目標は、観客が彼のパフォーマンスを思い出に浸ってもらうことです。

本戦出場者の中で最年少ということもあり、ダイヤモンドタクさんの今後の活躍が大いに期待されています。

ストーリー性の高いマジックと彼独特の魅力が、これからのステージでどのように観客を魅了するのか、注目が集まっています。

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ダイヤモンドタクのパフォーマンス

ダイヤモンドタクさんがステージ中央に現れると、赤いシルクにライターで火をつけ、炎が舞い上がると同時にステッキに変化させました。

彼は「よろしくお願いします」とあいさつし、観覧者のテーブル前に近づきます。

彼はトランプの不思議なマジックを約束します。

赤いパッケージのトランプ箱を白い箱に変え、砂時計を逆さまにします。

 

心地よい音楽と共に、マークも数字もない白いカードが現れ、手をかざすと「スペードのエース」に変わりますが、すぐにまた白くなります。

再び「スペードのエース」に変化させ、他のカードも白からマーク付きに変えていきます。

 

テーブルに「スペードのA」と他の4枚のカードを置きます。

彼は「スペードのK」を「スペードのA」に、さらに「ダイヤの10」も「スペードのA」に変化させます。

次々とカードが「スペードのA」に変わる様子に、アンミカさんは驚き、「お友達が増えていく」とコメントします。

さらにアンミカさんは、「いやいやいや、そんなバナナ」と驚愕の声を上げます。

「クラブの3」も「スペードのA」に変化させ、最後に「ハートのQ」も同様に変わります。

せいやさんは「どうなってんの?」と驚きます

最後にダイヤモンドタクさんは、トランプケースの上に4枚の「スペードのA」を重ね、残りのカードを周りに配置し、砂時計を置きます。

彼は手に持った「スペードのA」を白いカードに変え、砂時計を持ち上げると、トランプケースの上の4枚のカードも白くなりました。

残りのカードもすべて白くなり、「E N D」という文字が現れます

峰岸みなみさんや桜田ひよりさんは微笑みながら見とれていました。

ダイヤモンドタクさんは砂時計を持ち上げ、息をかけると花びらに変化させ、パフォーマンスを締めくくりました。

スタジオからは「うわぁ、すげぇ!」という声が聞こえ、彼の「ありがとうございました」という言葉で5分間のショーが終了しました。

 

ゲスト観覧者のコメント

アンミカさんの感想

アンミカさんはダイヤモンドタクさんのパフォーマンスについて興奮を隠せない様子でした。「想像していたトランプのマジックとは全然違っていた」と感想を述べます。

初めはクロースアップマジックに対して不安を感じていたことを明かしました。その理由は、前出のマジシャンがクロースアップマジックで審査員に厳しいことを言われていたからです

しかし、ダイヤモンドタクさんのパフォーマンスは「全く違う世界観」で、想像を裏切る展開だったと感じました。

 

峰岸みなみさんの感想

峰岸みなみさんは、ダイヤモンドタクさんのマジックについて「近くで行うマジックで語りかけてこない、かけひきをしてこないタイプのマジックは初めてで新鮮」とコメントしました。彼女は曲と相まって一つの物語のように感じ、その新鮮さを楽しんだようです。

 

ダイヤモンドタクさんのテーマ

ダイヤモンドタクさんがこのマジックのテーマについて質問され、「思い出」というテーマで演じ、その中に「儚さ」を込めたと述べました

 

アンミカさんの気づきとせいやのツッコミ

アンミカさんは、自らが「すぐしゃべり過ぎてしまう」と語り、途中で「世界観を壊してはいけない」と気づいたと述べました。せいやさんはアンミカさんに対して「そんなバナナって言うてた」とツッコミを入れ、場を和ませました

 

JONIOの賞賛

JONIOさんはダイヤモンドタクさんの2年目プロマジシャンとしての短いキャリアに驚き、その実力を高く評価しました

これらのコメントからは、ダイヤモンドタクさんのパフォーマンスがいかに深い印象を観客に残したかが伝わってきます。

彼の独特な世界観と技術が評価され、JONIOの366点を超える可能性が期待されます。

 

審査結果&コメント

Dr.レオン(85点)

ダイヤモンドタクさんのパフォーマンスを高く評価しました。曲の使い方を称賛します。あえて言うと、オープニングのステッキの変化は不要だったと指摘。美しさがあったため採点が甘くなってしまった。

 

KiLa(74点)

学生を卒業して正式にプロマジシャンとして活動して2年目のダイヤモンドタクさんに対して、KiLaさんはダイヤモンドタクさんの創作力を賞賛。

自分では2年でこのマジックは作れないと述べました。日本語の歌詞が入った曲でのマジック構成を評価しつつ、オーディエンスマネジメントに関してはまだ伸びしろがあるとコメント。

 

ボナ植木(65点)

ボナ植木さんは構成やテクニックを高く評価しながらも、プロとしての髪型に問題提起をしました。パフォーマンス中に髪がブラブラすることを指摘し、プロとしての外見にも配慮を求めました。

 

プリンセス天功(92点)

スタイルが良い。脚が長い。顔がいい、髪型がいい。プリンセス天功さんはダイヤモンドタクさんのスタイルや外見を高く評価しました。彼のマジックが女性に好まれる雰囲気を持っていると述べ、その魅力がパフォーマンスに良い影響を与えたと感じました。

 

ダイヤモンドタクの感想

ダイヤモンドタクさんは、憧れの審査員からのコメントを受け、今後の成長につながる貴重な経験だったと感謝の意を示しました。

 

結果

合計得点は316点で、残念ながらJONIOさんの366点を超えることはできず、ダイヤモンドタクさんは敗退となりました。

彼の将来の活躍が期待される中、この結果は彼の成長の一歩となるでしょう。

 

RYUHEI

番組のトリを務めるRYUHEI。超人技を披露するパフォーマー。

 

RYUHEIのプロフィール

RYUHEIさんは28歳。ジャンルを問わない多才なマジシャンです。

2018年には日本最大のマジックコンテストThe Japan Cupで金賞と観客投票第1位を獲得。

さらに、2022年のマジック界のオリンピックFISMではアジア代表選手に選ばれるなど、その才能は国際的にも認められています。

岐阜を拠点に活動する彼は、トランプマジック、イリュージョン、脱出術など、多岐にわたるマジックで観客を魅了しています。

RYUHEIさんのマジックは、「こんなことができたら驚いてもらえる」という発想から逆算して作られ、その多才さはマジシャン界随一です

彼は超能力、火喰い、空中浮遊、トランプ、目隠しなど、オリジナルを含む20種類以上のジャンルをこなします。

彼のバックボーンには、20歳の時にカナダに渡り、ストリートやレストランでマジックを披露した経験があります。

彼は、「誰も見たことがないマジックを見せる」というこだわりを持ち、その経験が彼の独自性を支えています。

RYUHEIさんは、コンテストではこれまで一度も演じたことがない、彼の集大成となる超人的なパフォーマンスで勝負すると意気込んでいます。

「僕が一番の驚きの声をいただいて、優勝したい」と、彼はその強い決意を語りました。

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RYUHEIのパフォーマンス

ステージに現れたRYUHEIさんは、自己紹介の後、手に持ってる3つの色がそろっていないルービックキューブをジャグリングしながら色を揃え始めます。

見事に1つ目、2つ目、そして3つ目のキューブも揃え、スタジオからは拍手が沸き起こります。

 

ゲスト観覧者たちは前に出て、RYUHEIさんの目の前でマジックを体験します。

彼は袋を用意し、桜田ひよりさんに袋の中を確認させた後、曲がらないクギを取り出し、呂布カルマさんに持ってもらいます。

その後、驚異的なパフォーマンスで、クギを鼻の奥に入れ、呂布さんも「怖い、怖い」と反応します

 

続いてRYUHEIさんは、2枚のコインを使ったマジックを披露。

峰岸みなみさんの手を使い、1枚のコインを彼女の手に置き、もう1枚をポケットに入れますが、不思議とそのコインは峰岸さんのもう片方の手の甲に現れます。

さらに、1枚のコインを消すと、それは峰岸さんの腕時計の下に瞬間移動しています

 

これには峰岸さんも「なんで?どうやって?」と驚きます。

せいやさんも「すごい、すごい」と感嘆します。

 

そして、RYUHEIさんは100円玉を使ったマジックを披露します。

RYUHEIさんが持っている100円玉を消します。

すると、呂布さんの袖をめくると、腕に100円玉がくっついていました

さらに、峰岸さんに100円玉を投げ渡すフリをします。

彼女の袖もめくると、ヒジのあたりに100円玉がくっついていました。

 

次にRYUHEIさんは、みなさんの物が自分に飛んでくる現象を見せる、と言います。

桜田ひよりさんに、左手を前に出し袖をめくってもらいます。

すると、桜田さんの左腕にしていたブレスレットがなくなっています

RYUHEIさんは、「ここです」と言いながら手に持ってたブレスレットを桜田さんに返します。

次は、呂布カルマさんの左手を前に出してもらいます。

腕時計がなくなっていることに気づきます。

RYUHEIさんは、手に持っていた呂布さんの腕時計を見せて返します。

さらに峰岸みなみさんが左手につけていた腕時計も、RYUHEIは密かに盗み取っていました

3連続のスリ技術を使ったマジックを成功させて、5分間のパフォーマンスが終了しました。

観客からは大きな拍手と驚きの声が上がり、RYUHEIさんの多彩な才能を証明するパフォーマンスとなりました。

 

ゲスト観覧者の感想

呂布カルマ

呂布カルマさんは、RYUHEIさんのパフォーマンス中にクギを落としてしまったことについて触れ、「ビビッてクギを落としてしまったけど、本当に鼻に入っている感触があった」と語りました。この驚きの体験について、彼は実感を込めて述べました。

 

峰岸みなみ

峰岸みなみさんは、マジックが自分の身体で起こっているにも関わらず、何も分からなかったと驚きを表しました。「くっついているとか、手の甲にのっているとか全部自分の体で起こっていることなのに、本当に何一つ分からなかった」と彼女は感想を述べました。

 

桜田ひより

桜田ひよりさんは、自分の腕に触れた感覚がなかったと述べました。これに対してRYUHEIさんは、「どこかのタイミングで触っていますが、気づかれないように別のところに意識をずらしている」と答え、彼の巧みな技術を明かしました。

 

せいや

せいやさんは、「みんなやられているのに隣で見ていても気づかなかった」と驚きを表しました。RYUHEIさんの技術に対する彼の感想は、他の観客と共通するものでした。

 

JONIO

JONIOさんは、RYUHEIさんについて「マジック業界でも異質の存在。我々がやらないことを積極的にチャレンジするマジシャン。同世代でいつも刺激を受けている」とコメントし、彼のユニークなアプローチと技術を賞賛しました。

 

粗品のツッコミ

せいやさんが「これもしかしたらですよ…優勝」と言いかけたところで、粗品さんは「もうええわ」とツッコミを入れ、「最後の人やからどっちかが優勝するねん」とジョークを交えました。この場面では、スタジオで笑いが起こりました。

 

暫定1位はJONIOの366点で、RYUHEIさんがこの得点を超えたら優勝することになります。RYUHEIさんのパフォーマンスがどのような結果につながるか、観覧者と共に注目が集まります。

 

審査結果&コメント

Dr.レオン(70点)

「ちょっととっ散らかったかなと思う。みなさんを巻き込みたいという考えは分かる。しかしそこがちょっと…」

観客を巻き込む意図は理解しつつも、その実行にはいくつか指摘があったようです。

 

KiLa(65点)

良かった点はテクニック。ルービックキューブを空中でジャグリングしながらそろえる。ものすごく難しい。ものすごい練習されたと思う。そこの当たりでテクニックの面を高く評価した。」

その難易度と練習量を称賛しました。

 

ボナ植木(60点)

テクニックは抜群でOK。ただし構成の部分です。私だったら、自分の時計がない、あなたのポケットに入っている、とすれば笑いが取れる。芸人だからオチを付けたいと思う」

テクニックには満足していましたが、構成の面で改善の余地があると指摘。特に、もっと笑いを取るためのオチを付けることを提案しました。

 

プリンセス天功(92点)

高得点を付けました。

特に詳細なコメントはなかったですが、総合的なコメントを番組の終わりに述べています。

 

結果

合計287点となり、RYUHEIさんはJONIOの366点を超えることができず、優勝はJONIOに決定しました。

 

公開予選会の概要

The Magic オールジャンル日本一決定戦では、予選会枠が設けられていました。

この予選会に勝ち上がったマジシャン1組が、本戦に出場できるというものです。

2023年10月に行われた公開予選会では、一般の投票により1位を獲得したマジシャンが本戦出場を決めました。マジック好きな審査員が33名がリモートで審査。持ち点3点を各演技に投じる形式で、99点満点で審査されました。

予選会を勝ち抜いたのは、ダイヤモンドタクさんでした。ここではテレビ放送された予選会に出場したマジシャンやマジック内容を紹介します。

 

公開予選会の出場マジシャンと演技内容

HATSUMI(変面)

 

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【パフォーマンス】: HATSUMIさんは中国の伝統芸能「変面」をステージマジックに取り入れたパフォーマンスを披露しました。この技術では、瞬時に顔のマスクが変わる驚異の演出が特徴です。変面師が付けているマスクが瞬時に変わっていく様子は、伝統と革新を融合した壮観なショーとなりました。

【得点】: 72点。

 

中野雄介&with L&S Dancers(イリュージョン)

【パフォーマンス】: 中野雄介さんとL&S Dancersは、アシスタントが串刺しになるイリュージョンを演じました。この演技では、見る者を驚かせる大胆なトリックと、緻密な計算に基づくステージングが見事に融合していました。

【得点】: 67点。

 

Hiromichi (アニマルマジック)

【パフォーマンス】: Hiromichiさんは、鳩の絵画が消えて本物の鳩が出現するマジックを披露しました。また、何も入っていないバスケットにロープを入れ、おまじないをかけることで、白いロープが大きな白い蛇に変わる驚きのマジックを見せました。

【得点】: 67点。

 

H&S(コメディイリュージョン)

H&S(ハンズ)は、ミスターファンタジー・マジシャンSHiN-Ta-Ro(しんたろう)とプリンセス破天荒・姫-Hime(ひめ)の2人から構成されているマジシャンコンビです。彼らは2018年11月17日にデビューし、以来、コメディイリュージョンで知られています。

【パフォーマンス】: 彼らは人体が真っ二つに分かれる人体切断マジックを披露しました。この演技はコメディタッチの演出で観客を笑わせる一方で、本格的なイリュージョンも見せつけました。SHiN-Ta-Roさんは大きな箱の中に入り、姫-Himeさんが箱をロックし、箱の上に乗ります。その後、大きなカーテンをかぶせたところで人体交換イリュージョンを見せ、観客を盛り上げました。

【得点】: 61点。

 

Diamond Taku(クロースアップマジック)

【パフォーマンス】: Diamond Takuさんは、ストーリー仕立てのカードマジックを披露しました。彼はステージ上にお客さんを招き、手の上に乗せたカードのマークと数字が消えて白いカードになるというマジックを見せました。さらに、透明なカードが登場し、最終的には両面にサインが印刷されたカードが出現するという、驚愕のトリックを展開しました。

【得点】: 90点。

本戦出場を決めました。

この予選会では、各マジシャンが個性豊かな演技で競い合い、観客を魅了しました。その結果、Diamond Takuさんは高得点を獲得し、本戦出場を果たすことに成功しました。

 

本戦の審査結果まとめ

ここでは審査結果として、各マジシャンの点数や優勝者、審査委員長であるプリンセス天功さんの総評、ゲスト観覧者のコメントなどを紹介します。

各マジシャンの得点と順位

  • 1位 JONIO:366点(コインマジック)
  • 2位 ダイヤモンドタク:316点(カードマジック)
  • 3位 峰龍&Ririco:299点(イリュージョン)
  • 4位 Cherry:297点(バードマジック)
  • 5位 RYUHEI:287点(多刀流の超人的マジック)
  • 6位 MASA MAGIC:281点(ストリートマジック)

優勝者の発表

優勝はJONIOさん。

優勝したJONIOさんには、プリンセス天功から優勝ボードが渡されました。

 

審査委員長のコメント

審査委員長のプリンセス天功さんは、「マジックは技術的なものなので、だれが1番だとか本当は決められない。

お客様が好きな人が一番になる」とコメントしました。

さらに、「今回このように点数を付けさせてもらったのは申し訳なかったかなと思う。皆さんこれからもどんどん頑張ってください」と締めくくりました。

 

優勝者JONIOのコメント

JONIOさんは「うれしいですね。メディアで他ジャンルの方と競うことがなかった。それで結果が出せて光栄です」と感謝の意を表し、「このような形で賞をいただいた。今後、日本のマジック業界を引っ張っていけるように精進したいと思います」とコメントしました。

 

RYUHEIのコメント

RYUHEIさんは「残念ですが、JONIOさんなら納得します」と述べ、敗退をスポーツマンシップで受け止めました。

 

せいやの感想

せいやさんは「すごかった、全員すごかった。やっぱり最初のプリンセス天功さんのホワイトライオンキングちゃんがすごかった」と大会を振り返りました。

 

総括

この大会では、多様なジャンルのマジシャンたちが熾烈な競争を繰り広げ、JONIOさんがその頂点に立ちました。審査員たちからのコメントや、各マジシャンの得点と順位は、彼らの技術とパフォーマンスの高さを証明しています。

 

THE MAGIC オールジャンル決定戦2023の結果は?マジシャン&演目も紹介の最後に

今回は、THE MAGIC オールジャンルマジック日本一決定戦の結果や各マジシャン、演目などを紹介しました。

2023年の「THE MAGIC オールジャンル日本一決定戦」が華々しく幕を閉じました。

優勝したのは、独創的なコインマジックで知られるJONIOさん。彼の技巧は審査員から高評価を受け、366点という圧倒的なスコアで頂点に輝きました。彼のコメント「メディアで他ジャンルの方と競うことがなかった。それで結果が出せて光栄です」という言葉が印象的でした。

各マジシャンが披露したパフォーマンスは、それぞれにユニークで驚きに満ちており、観客を魅了しました。RYUHEIさんの多才な技術、ダイヤモンドタクさんの洗練されたカードマジック、峰龍&Riricoの息をのむイリュージョン、MASA MAGICさんのストリートマジックなど、多彩な演目が展開されました。

審査委員長のプリンセス天功さんの「マジックは技術的なものなので、だれが1番だとか本当は決められない」という言葉が、この大会の精神を象徴していました。各マジシャンが心血を注いだパフォーマンスは、観客それぞれに異なる感動を与えました。この舞台は、日本のマジック界の多様性と高い技術レベルを見事に示してくれたのです。

 

本当に良い番組企画でした。2024年も開催されることを期待しています。

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