- マジシャンのアルス(Ars)ってどんな人?
- 経歴は?
- 得意のマジックは?
- テレビ出演は?
- 動画は?
こういったリクエストにお応えします。
アルス(Ars)さんというマジシャンがいます。
トランプマジックを得意とする方です。
どんなマジックをしているのでしょうか?
経歴や動画なども調べてみました。
今回は、マジシャンのアルスさんについての情報です。
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プロフィール
- 芸名:アルス(Ars)
- 本名:谷口 武
- 生年月日:1982年9月9日生
- 出身:大阪府
- 職業:マジシャン
アルスとはラテン語で、技術、芸術といった意味
アルスさんは、15歳から本格的にマジックを始め、サラリーマンを経験後、マジックバーで腕を磨き、その後プロマジシャンとして活動します。
自らマジシャンとしてのパフォーマーとしての活動のほかに、マジッククリエーターとして、マジックグッズの商品開発やマジック道具の製作においても高い評価を得ています。
2013年と2016年には 日本クロースアップマジシャンズ協会から「Best Close up Magician 賞」を受賞されています。
得意とするマジックは?
トランプマジックを得意とし、その中でも仕掛けを使わない、指先だけの技術である、スライハンドテクニックを駆使したマジックを得意としています。
また、日本におけるフラリッシュの第一人者と言われています。
フラリッシュとは、ファンカードをめちゃめちゃ綺麗にみせたり、芸術的なカードさばきを見せながら、手先の器用さなども同時にアピールできる。
所属は?
アルスさんは、インポッシブルカンパニーに所属。
インポッシブルカンパニーは、マジックの動画配信サービスを行う会社です。良質なマジック動画を快適に視聴できるプラットフォームを整備している会社で、言葉の壁を越えて日本のマジックと海外のマジックとの交流を円滑にできることを目的としています。
インポッシブルカンパニーには、アルスさんのほかに、ポン太theスミス、ベン・ダガスが所属している。
テレビで見せたマジックは?
2019年3月29日放送の「スッキリ」にマジシャンのアルスさんが登場。
日本No1カードマジシャンの「アルス」さんでした。
「アルス」とは、ラテン語で「技術」という意味だそうです。
「アルス」さんは、カードマジックでも、テクニックにこだわったマジシャンです。
テレビで数回、アルスさんを拝見したことがありましたが、生放送での出演は、今回が初めてだったそうです。
3月29日に、スッキリに登場したアルスさんは、今回、100円ショップで販売されているトランプを使ってカードマジックを披露。
仕掛けが一切ないトランプだということを強調するためのこだわりだったのです。
100円ショップのトランプはプラスチック製ですので、基本的に扱いにくいです。
その扱いにくい100円ショップのトランプを使って、さりげない手の動きの中に、誰にも気づかれない仕込みを一瞬でしてしまう、カードがさばきは、やはり、日本No1のカードマジシャンと言われるだけあります。
覚えた2枚のカードが、アルスさんの手元のあると思ったら、テーブルのカードに挟まれていたという現象のカードマジックを披露していました。
マジックが終わってから、アルスさんには、いくつか質問され、答えていました。
どんなきっかけでマジックをはじめたのか?という質問対して、「子どもの頃に、テレビでみたカードマジックに心を奪われた」と言い、本格的にはじめたのが、15歳からだったそうです。
この技術を手に入れるためにしたことは?という質問に対して、「基礎練習の積み重ね」だということでした。
イチロー選手といい、アルスさんといい、一流の方が言うと、ホント説得力がありますね。
カードマジックを始めるとしたら、どんなことからはじめれば良いのか?という質問に対して、こんな感じですと、テーブルにカードをきれいに並べて、リボンスプレッドをしていました。
アルスさんのリボンスプレッドは、当然もっときれいでしたよ^^;
さらに、カードを立てて、カードのウェイブを作っていました。それがまた、とてつもなく、カードが均等になっていて、きれいだったのです。
それを見て、スタジオの犬山紙子さんも感動していました。
そこで思ったのは、「あれ?さっき見せていたカードマジックよりもスタジオの方々のリアクションがいいじゃん」ということでした。
一般のお客さんは、単純な現象にこそ、素直なリアクションを出しやすいのだなと思いました。
THE MAGIC オールジャンル日本一決定戦で優勝
Ars(アルス)さんは、2022年7月30日(土)24時~
フジテレビで放映予定の「THE MAGIC オールジャンル日本一決定戦」に出演。
見事、優勝を果たしました。
THE MAGIC オールジャンル日本一決定戦
第1回 優勝しました!見ていただいたみなさまありがとうございます!
コンテストには出たことがなかったので、今回の優勝は本当に嬉しいんです。
受賞の瞬間、マジで泣きそうになっていましたw気合いを入れ直してこれからもがんばります!#THEMAGIC pic.twitter.com/jnmDxhJVIH
— 谷口武/マジシャン アルス (@arsproducts) July 30, 2022
Ars(アルス)さんは、仕掛けなしのカードマジックを披露。
夏菜さんに、トランプ一組を渡し、カードを表向きにした状態でぐちゃぐちゃにまぜてもらいました。
アルスさんは、トランプを集めて言います。
トランプの色を水と油に見立てた、カードマジック「水と油」を披露。
黒のカード3枚と赤のカード3枚を使います。
赤のカードと黒のカードをそれぞれ、交互に挟むように重ねます。
しかし、表向きにすると、黒のカード3枚と赤のカード3枚がそれぞれ分かれて集まってしまいます。
さらにもう一度、赤のカードと黒のカードを交互に重ねます。
このとき、ちらちらと、カードを見せてたしかに、黒のカードと赤のカードが交互に重なっているところを見せながら、重ねていきます。
しかし、再び赤と黒のカードがそれぞれ集まってしまいます。
ゲストの方々は、「なんで?」「瞬きしていなかったのに」、「カードが見えていたのに」と言った声が次々と上がります。
3回目は、赤黒のカードを交互に重ねた状態で表向きにします。
アルスさんの手の上に6枚のカードがあり、明らかに、赤とカードと黒のカードが交互の重なっています。
そのカードをゆっくりと、重ねていきます。
そうすると、再び、黒のカードと赤のカードが分離してしまいす。
ここでアルスさんは言います。
「6枚のカードを使っただけだと、数秒で分けることができますが、50枚くらい使うともう少し時間がかかる」
と言って、さきほど、夏菜さんが、バラバラに混ぜたはずのカードを表向きにすると、トランプ一組が赤と黒に分かれてしまっていました。
これにより、総合得点で、高重翔さんと、1点差で優勝することができました。
このアルスさんのカードマジック「水と油」の作品は、YouTube動画でも楽しむできます。
アルスのマジック動画(探偵カード)
探偵カードがすごい!
4枚のジャックを使った、カード当てマジックです。
二人の方に1枚ずつカードを選んでもらい、それぞれ覚えてもらいます。
一人目のカードは、ダイヤの6、二人目のカードは、クラブの9です。
それらのカードをトランプの束の中に戻します。
先ほど、取り出した4枚のジャックを使って、2枚のカードを探していくという、いわゆる「探偵カード」です。
4枚のジャックもトランプの束の中に入れてしまいます。
次からが凄いです。
変わった混ぜ方をします、と言って、トランプを4分割にします。さらに、5分割にします。さらに6分割、7分割と次々とトランプを、テーブルに置くことなく、両手でそれぞれのカードを押さえてバランスを取りながら分割させていきます。
これはもう神業です。
このようにカードをそれぞれ分割しているあいだに、選ばれた2枚のカードを探していたと言います。
トランプの中から4枚のジャックを探し出してきたとたん、
それぞれ、2枚のジャックをあいだに、カードが1枚ずつ挟まれていました。
スペードとダイヤのジャックのあいだに、ダイヤの6
クラブとハートのジャックのあいだに、クラブの9が挟まれていました。
相手の選んだカードを華麗な手さばきで見事に当てていました。
最後に
今回は、マジシャンのアルスさんについて紹介しました。
アルス(Ars)さんは、日本におけるカードフラリッシュの第一人者であり、またマジッククリエーターとしても、評価が高いマジシャンです。
アルスという芸名の由来は、ラテン語で「技術」を意味するものです。
アルスさんのマジックスタイルを見ていると納得できます。
これから注目のマジシャンです。
アルスさんのような、超一流のスライハンドテクニックを身につけるには、ご本人曰く、「基礎練習の積み重ね」とのことです。
あなたもアルスさんのような、フラリッシュの達人を目指してみてはいかがでしょうか?