大切なのは、トリックと勇気と、大胆さですね
2014年10月29日放送のトリックハンターでは、インドの超能力者ジョシーが登場。
超能力ハンターのDrレオンが、ジョシーの行うトリックを暴くこととなった。
ジョシーが見せるのは、首にタオルを巻き、その上から鎖で首を絞めるというパフォーマンス。
つまり両端からおもいっきり引っ張ると、首が絞まり窒息する可能性があるということです。
まずは、Drレオンは、あらかじめ用意された鎖をチェックした。
鎖には特に怪しいところはなかった。
そして、20名ほどの力自慢が集まり、両端からお互いに引っ張りあった。
ジョシーの表情はかなり苦しそうだが、無傷だった。
ここで、トリックの検証。
首がしっかりしまっているかが疑問であったため、Drレオンが同じように実験をした。
ところが、Drレオンが絶句。
なぜなら、鎖はしっかりとレオンの首に絞まっていったからです。
ジョシーのもう一つのパフォーマンス!
次にジョシーが見せたのは、人ではなくタクシーで、鎖をひっぱって首をしめる、というパフォーマンス。
登場したのは、2台の三輪タクシー。
オートリクシャ-という。
人間のかわりに2台のオートリクシャーで引っ張ることとした。
オートリクシャ-でジョシーの首に巻いている鎖を引っ張りはじめたのです。
ジョシーの顔は苦しそうだ。
だが、必至に耐えて、見事に成功させた。
それを見た、Drレオンは
「大胆なことをしてくれた!」という。
一体なんなのか?
それは、2種類の巻き方をを使い分けていた、というのだ。
Drレオンが試したときには、鎖を通常の縛り方をしていたため、しっかりと首が絞まるようになっていた。
ところが、ジョシーが首に鎖を巻くときには、鎖の首が入る箇所の隅をねじっていたのです。
このようにすることによって、一定以上は絞まらないようになっていたのです。
そして、その隙間を見せないようにするために、厚手のタオルを首に巻いていたのです。
鎖の巻き方に違いが当たったのですね。
それでも、鎖の巻き方を間違えてしまうと、間違いなく首が絞まってしまうわけなので、とても危険です。
Drレオンが言うには、
「危険の伴うパフォーマンス、という意味では超人であったが、超能力ではない、トリックです」ということです。
確かに、トリックと少しの勇気がなせる技、ということです。
鎖の縛り方が、テレビでは詳しく解説されなかたったので、実際どのように縛っているのかよくわからなかったです。
手元にネックレスの鎖があったので、ちょっと試してみたのですが、うまく引っかからないですね。完全に絞まってしまうようになります。
やはりどこかコツがあるのでしょう。
ちょっとしたひっかかりが外れれば、やはり絞まってしまうので危険なパフォーマンスであることは確かです。
今回のジョシーさんのパフォーマンスから何を学ぶかということだが、やはり大胆な演技が大切ということでしょう。
マジックを演じる場合も、とくにメンタルマジックなどを演じる場合には、大胆さと演技、そしてそれをしっかりと演じ切る勇気が必要ということでしょうね。