サッカーダイスボックスはマギー司郎も使う手品用品

 

• サッカーダイスボックスってどんなマジック？
• 大きなサイコロと箱の手品って何？
• マギー司郎が使っている手品用品を知りたい...

 

こういったリクエストにお応えします。

 

こんにちは、週末マジシャン・バッザです。

マジック歴25年、会社員のかたわら週末に、施設、イベント、飲み会でマジックを披露するほか、手品講座を依頼される週末マジシャンです。

 

このような私が、解説していきます。

今回は、サッカーダイスボックスというマギー司郎さんも、テレビで演じた手品用品を紹介します。練習いらずで、子供の前でマジックを披露して、喜ばれる手品です。

 

練習いらずですぐできる手品

子供の前でマジックを披露することになった。

何か喜ばれるようなマジックはないかな？

少し時間をかけて、おしゃべりをしながら、ゲームみたいに遊べる手品ってないかな？

ちょっとお客さんをひっかけるような手品を披露して、盛り上がりたい…

でも、練習する時間がないので、道具を使ってパッとできるようなものがあるといいなと、お考えなら、今回紹介する手品用品がお役に立つかもしれません。

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サッカートリックがあるマジック

相手が思っていた予想とは、まったく違う結果になる演じ方のことを、サッカートリックといいます。

この手品用品は、最後には、思っていたこととは違う、結果となり、思わぬところから出てきます。

ちょっと相手をひっかけて、どんでん返しのあるマジックとなり、最後は、「やられた―」といったオチになるので、盛り上がります。

 

サッカーダイスボックスとは

手品用品の名称は、「サッカーダイスボックス」と言います。

箱に入れたサイコロが、どちら側にあるかを当てる手品です。

正面と上側に２つずつ、扉がついた木箱。

木箱のサイズ　縦12cm×横22cm×高さ11cm

ダイスのサイズ　8cm×8cm×8cm

 

サッカーダイスボックスの演じ方

現象はこうです。

大きな木箱があります。

 

木箱の上側と正面には、左右に分かれた扉がついています。

扉を全て開けて、中には何も入っていないことを示します。

 

木箱の扉を閉めます。

 

テーブルには、帽子が置いてあり、中には大きなサイコロが入っています。

帽子の中にあるサイコロを取り出し、木箱の中に入れます。

木箱の正面の左側の扉を開けて、左側にサイコロが入っていることを見せます。

サイコロが、木箱の中で、右側か左側か、どちらにあるのかを、観客に当ててもらいます。

箱を左右に傾けて、どちらでしょうか？と聞きます。

相手が「右側」と答えます。

その場合、箱を左側に傾けて、右側の正面フタを開いて、サイコロは右側にはありません、となります。

木箱を傾けて、サイコロをスライドさせて、相手の言った反対側に、サイコロを移動させるのです。

 

もう一度同じことをします。

箱を左右に傾けて、お客さんに、どちら側にサイコロが入っているか、聞きます。

お客さんが「右側」と答えると、木箱を左側に傾けて、右側のフタを開けて、サイコロは右側にはありません、となります。

 

もう一度、同じことをします。

今度は、お客さんは左側と答えます。

その場合は、箱を右側に傾けて、左側のフタを開けて、サイコロは左側にはありません、となります。

 

お客さんが言った反対側に、箱を傾けるので、どっちに言ってもサイコロのある場所は、当たりません。

お客さんも、いい加減に言い出します。

「箱を傾けてますよね」と。

 

何回か、こういったやり取りを繰り返して、最後は、左右両方のフタを同時に開けます。

そうすると、サイコロは消えてしまいました。

 

箱の上側のフタを開けても、サイコロはありません。

そこで、最初から置いてあった、帽子の中を見せると、サイコロが入っていました。

https://youtu.be/gazNDhAuKyU

 

従来と異なる点

従来と異なる点は、これまでは木箱の中にダイスを入れると、扉をあけて、ダイスを見せることができなかったのですが、演技の途中でも、扉をあけてダイスを見せることができるようになったことです。

 

マギー司郎もテレビで演じた手品

サッカーダイスボックスは、マギー司郎さんも、テレビで披露しているマジックです。

テレビで披露しているくらいですので、ウケることが約束されているマジックです。

 

新春お笑い名人寄席で披露

2014年1月2日放送の、「新春お笑い名人寄席」に、マジシャンのマギー司郎さんが出演。

今回はデヴィ夫人とのコラボでした。

マギー司郎さんが、サイコロの木箱のマジックを披露することになりました。

 

マギー司郎さんが取り出したのは、サッカーダイスボックスというネタ。

サイコロと木箱。

 

その木箱は、左右２つの部屋に分かれ、箱の扉には○と✖が書かれています。

どちらかにサイコロを入れて、お客さんに、○の部屋か✖の部屋かを、当ててもらうマジックです。

どちらの部屋かを当てた人には、デヴィ夫人が指につけている、ダイヤの指輪をプレゼントすると言います。

 

そして、お客さんがどちらかの部屋を言ったところ、マギー司郎さんは、木箱を傾けて、サイコロをずらして当てることができない、というマジックでした。

 

「こんなのマジックじゃないよ、インチキよ」

と、デヴィ夫人から言われてしまいました。

 

このマジック、何度か、箱をずらすため、サイコロを当てることをできないことを繰り返して、最後にサイコロが消えてしまった！

というオチに持っていきたいとところ、デビ夫人に「私もマジックをやりたいのよ」と言われて邪魔されてしまい、マギー司郎さんは、最後のオチに持っていくことができなかったのです。

 

でも、さすがプロですね。

「捨てるところは捨てる！」

無理にオチも持っていかずに、途中で流れが変わっても、そもまま自然に次のネタに移っていました。

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購入先

このサッカーダイスボックスは、全くの初心者でもできるマジックです。

amazonでも、取り扱っていますので、リンクを紹介しておきます。

 

最後に

今回は、サッカーダイスボックスを紹介しました。

このサッカーダイスボックスは、おしゃべりしならがマジックをするのにとても使えるネタです。

同じことを繰り返して、途中ズルさを演出しながら、子どもの興味を引っ張っていって、最後に、サイコロが消えて、元のところから出現する。

子ども相手にするマジックには、最適な手品グッズだと思います。

練習入らずで、子供にウケるマジックを演じてみたいと思う方は、手品道具の力を使うことも、一つの選択肢として、お考えになることも良いかと思います。

手品用品の力を使って、緊張する手品ショーを乗り切りましょう。

また、子供が爆笑する、トプシーポプシーウォンドという手品用品について、別のページで紹介していますので、合わせてお読みください。

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