- コロナ禍でリモートで使えるマジックはないかな?
- イリュージョニストHARAが以前、テレビでリモートでトランプマジックを披露していたのは、どんな内容?
こういった疑問にお応えします。
今回は、コロナ禍で、至近距離でマジックを見せることが困難となりリモートでも、披露できるマジックを紹介します。
以前、イリュージョニストのHARAさんが、テレビでやってたのが、リモートでの環境下で見せていたマジックでしたので、ここで紹介します。
こんにちは、週末マジシャン・バッザです。
マジック歴25年、会社員のかたわら週末に、施設、イベント、飲み会でマジックを披露するほか、手品講座を依頼される週末マジシャンです。
このような私が、解説していきます。
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コロナ禍で対面マジックが難しくなった
コロナ禍となり、至近距離でマジックを見せるのが難しくなりましたね。
新しい生活様式と言われ、リアルなマジックがなかなかやりにくい昨今となりました。
モニター越しなど、リモートでマジックを披露するときに、使えそうなマジックはないものかな、と考えることはありませんか?
現象が分かりやすくて、それでいリモートで考えられる怪しさなどもなく、クリーンな状態で見せられるマジックは?
パッと終るのでなく、ある程度、時間をかけて、相手の興味を持続させられるような参加型のマジックがあればいい。
そんなマジックがないものかと、考えていたところ、テレビで、リモートを使ってトランプマジックが披露されていました。
このトランプマジックは、画面越しでも、怪しいところを見せることなく、その場で不思議な現象を見せることができます。
しかも、相手にも参加させられるので、興味性や集中力が持続します。
ある程度、おしゃべりをしながらマジックを展開するので、時間も稼ぐとこができます。
テレビでやってたマジック
2020年6月4日放送の「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」と言うテレビ番組で、イリュージョニストHARAさんが、リモートを使って、ゲスト出演者たちにトランプマジックを披露していました。
相手が思ったカードだけが、裏向きになっている、という現象です。
モニタリングとは
「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」は、2012年10月24日からTBS系列で放送されている、バラエティ番組。
日常生活ではありえない状況を設定して、人々がどんな行動やリアクションをとるのかを観察する。
一般の人をターゲットにしたドッキリ番組である。
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イリュージョニストHARA
名 前 原 大樹(はら ひろき)
生年月日 1990年4月16日
出身地 奈良県十津川村
18歳でマジック世界大会で日本人初のグランプリを受賞
プロジェクションマッピングを利用した、イリュージョンマジックを主とした公演を行っており、世界中から評価されています。
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どんなマジック?
このマジックの現象は、相手の選んだカードだけが裏返しになっている、という現象です。
現象だけ言ってしまえばすぐに終わりそうな感じですが、
ラストの現象にいきつくまでに、いくつものやりとりを挟むことができます。
つまり、時間を稼げるわけです。
あなたがマジックをするとき、「一つのマジックでもう少し時間をひっぱれないかな?」
と。それを実現させるマジックが、このトランプマジックです。
相手の思ったカードだけが裏返っているマジック
マジシャンのHARAさんがモニタリングで見せていた流れを紹介します。
冒頭から、「ここに一組のトランプがあります」
「心の綺麗な人だけが見えます」(ここで軽いジョーク)
「では、そのトランプを箱の中から取り出してください」
「きり混ぜてください」
「あ、20枚くらい落としましたよ」(ここで笑いを誘えます)
「1枚好きなカードとマークを想像してください」
「そのカードだけを取り出して、裏返しに戻してください」
「では、そのカードを声に出して言ってください」
「ハートの9」(ここでは仮に想定します)と言いました。
そこで、マジシャンはトランプの一組を取り出します。
ここで箱から本物のトランプが出てきました。
カードを広げていくと、
1枚だけ裏返ったカードがあります。
そのカードを見せると、
見事「ハートの9」でした!というわけです。
このマジックの名称は?
このトランプマジックの名称は、「インビジブルデック」と言います。
このマジックはシンプルながら強烈な印象を与えるマジックです。
テレビでは、プロマジシャンが演じているのを、何度も見たことがあります。
それだけ優れたマジックです。
やり方はそれほど難しくはありません。
この原理を知ったら、あなた自身がまず驚きますよ。
もちろん演じるには、ある程度の慣れが必要です。
失敗と言いますか、間違える可能性もあります。
私も過去、人前で演じたことがあるのですが、シンプルながら不思議なため、強烈な驚きと印象を与えることができました。
単発でマジックを終わらせるだけでも使えます。
「何か1つだけ見せて」と言われた時に、役立つマジックです。
場合によっては、2回演じることも可能です。
例えば、1度目の演技が終わって、カードを片付けます。
「では、もう1回やってみます」
「1枚だけ裏返しにしておきます」と言って、テーブルの下で、わざと、ごそごそとセットする演技をします。
そこから、同じような演技を繰り返していくことが、可能です。
最後に
今回は、イリュージョニストHARAさんが、モニタリングで見せた、リモートで使えるトランプマジックを紹介しました。
コロナ禍となり、マジシャンにとっては、対面でマジックを披露することが制限されるようになりました。
そのため、相手から離れた画面越しによるリモート環境の中で、どれだけ不思議なマジックを披露することができるのか?
マジシャンにとってもいろいろな試みを、行っていかなければなりませんね。
イリュージョニストHARAさんは、ヒルナンデスというテレビ番組では、簡単なマジックの種明かしをしていましたので、合わせてお読みください。
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