デアゴスティーニザ・マジック第33号の内容は?
サイズ・サプライズとは?
ファンカードの扱い方は?
など疑問に思っている方へ、
こんにちは、週末マジシャン・バッザと申します。
デアゴマジック第33号のレビューをしていきます。
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デアゴマジック第33号の価格は?
値段は、税込み価格で1,823円
デアゴマジック第33号マガジン雑誌の紹介
ページ数 12P
マガジン表紙の写真です。
マガジン裏表紙の写真です。
デアゴスティーニ ザ・マジック第33号のコンテンツはこのような内容になっています。
・コンテンツの写真
・基本テクニック
ファンカードの扱い方②
・今号のマジック
サイズ・サプライズ
ファンカード(後半)
・History of Magic(ヒストリーオブマジック)
近代奇術の父 ジャン・ウジェーヌ・ロベール=ウーダン①
・Welcome to Magic World(ウエルカムトゥマジックワールド)
Master Magician 中島弘幸(Hiroyuki Nakjima)
・今号のマジックアイテム
マジックアアイテムということでサイズ・サプライズの写真です。
・今号のマジックの概要です。
今号のマジック
- サイズ・サプライズ
5枚のカードの大きさが、瞬時に変わる
- ファンカード(後半)
カードが消えたり現れたり驚きのパフォーマンス
- ファンカードの扱い方②
デアゴマジック第33号DVDの収録内容
DVDの収録時間 17分
- サイズ・サプライズ
- ファンカード(後半)
- ファンカードの扱い方②
アーム・スプレッド
解説時間 1分40秒
ファンカードの扱い方②の中の一つ目がアーム・スプレッドの解説です。
手のひらから腕にかけて、腕の上にカードを広げることをアームスプレッドと言います。
アームスプレッドから、キャッチするところまで解説されています。
カードの広げる際にありがちな失敗する点、注意点について紹介しています。
分裂ファン
解説時間 3分44秒
ファンカードの扱い方②の中の二つ目が分裂ファンの解説です。
正ファンから逆ファンで分裂させて、分裂したファンを両手で持ちます。
小さくなるカード
解説時間 3分28秒
ファンカードの扱い方②の中の三つ目が小さくなるカードの解説です。
この小さくなるカードは、 ファンカードを使って行う方法が解説されています。
ファンの大きさを変えて、カードが徐々に小さくなっていくように見せる技法です。
ここでは、新しいカードの保持の仕方、テンカイパームについても触れています。
サイズ・サプライズ
実演時間 35秒
解説時間 1分54秒
初心者の方でも簡単にできるマジックですので、おすすめです。
クイックマジックで、ちょっとギャグっぽいオチになっています。
ネタそのものは、一瞬で終わります。
マジックのオープニングでお客様の期待感や興味をひくために使うのに適しているマジックです。
アイテムを手に取ってみると、「これは面白い」と思いますよ。
ファンカード(後半)
実演時間 2分04秒
解説時間 2分58秒
トランプの配色の秘密や付属のカードについても説明しています。
デアゴマジック第33号 付属マジックアイテムの紹介
今号のアイテムの紹介です。
デアゴマジック第33号のマジックアイテムは「サイズ・サプライズ」です。
サイズ・サプライズは、マジックランドが監修のアイテムです。
各カードのサイズについて
クラブの2は、通常のバイスクルのカードと同じサイズです。
クラブのAは、クラブの2の2倍のサイズです。
クラブの3は、クラブの2の2分の1のサイズです。
クラブの4は、クラブの2の4分の1のサイズです。
クラブの5は、クラブの2の8分の1のサイズです。
サイズ・サプライズの使い方
サイズ・サプライズは非常に有名なマジックで、ウケがよいです。
まず、現象を紹介しますね。
5枚のカードがあります。
「この5枚のカードの中で、一番大きいカードはどれですか?」と聞きます。
通常は、クラブの5と答えます。
そこで、一瞬にしてカードが変化します。
正解はクラブのエースです、というオチになります。
私は、マジックバーでこのサイズ・サプライズを演じているマジシャンを見かけたことがあります。
マジックバーでも使われているということは、ウケがよくて、使えるマジックと言えますね。
私はこのサイズ・サプライズを持っていなかったので、演じたことがありませんでした。
デメリットの印象が強くて演じたいという気持ちにはならなかったのです。
このデメリットに対応できるなら、演じてみたくなると思います。
今回は、あくまで主観ですが、デメリットとメリットについて触れていきたいと思います。
サイズ・サプライズのデメリット
サイズ・サプライズのデメリットは、
1.セットをするとき、テーブルの下で行う必要がある
2.小さなカードもあるため、持ち運びに神経を使う
3.「もう一回やって」と言われる可能性が非常に高い
1のセットについてです。
このマジックを始めるときには、ちょとしたセットが必要です。
マジックバーであれば、カウンターの下でセットしやすい環境かと思いますが、
我々アマチュア・マジシャンが居酒屋や飲み屋、スナックで演じるのには、カバンに入れておくときから念入りな事前準備が必要です。
サッとカバンから取り出して、セットできるようにしなればなりません。
なぜなら、飲み屋であれば必ずと言っていいほど、横にも相手がいます。
セットのとき、横からのぞかれる可能性が非常に高いです。
また、対面だけにお客さがいたとしても、カバンからこのネタを取り出して、さらに、テーブルの下でごそごそとセットするのには、ちょっと抵抗感を感じてしまいます。
次に、2の持ち運びに神経を使うについては、小さなカードも取り扱うので、折り曲げてしまう心配などもあります。
持ち運びや取り扱いにストレスを感じるかもしれない、ということです。
披露したあと、カードを調べられる可能性が高いので、すぐにテーブルから片づけなければなりません。
演じ終わった後も、専用のパケットケースか何かを用意しておく必要があると思います。
無造作に片づけてしまうと、カードが折れ曲がり、心もへこんでしまいます。
3の「もう一回やって」の対処法を考えることについてですが、このマジックは一瞬で終わってしまうため、
「もう一回やって」とリクエストされる可能性が非常に高いです。
そのための対応策を考えておかなければなりません。
サイズ・サプライズのメリット
次にサイズサプライズのメリットについてです。
メリットは、
1.比較的簡単である。
2.オープニングに使いやすい
3.オチが分かりやすくて、ウケる
1の「比較的簡単である」ことについては、このマジックは特別な技法は使いません。
うまくカードを保持することぐらいです。
もちろんスムーズにカードを見せるようになるためには、練習が必要です。
ただ、カードの扱いに慣れると、それほど練習に多くの時間を費やさなくても演じることができると思います。
2のオープニングについては、マジックバーでは、マジックの導入のときに使っている光景を見たことがあります。
「マジックを始める前に、目のテストをします」
みたいな感じで、オープニングに演じるのが良いかと思います。
3の「オチが分かりやすくて、ウケる」については、
サイズ・サプライズはネタそのものにオチがありますので、ウケるマジックです。
そして、セリフの工夫によっては、飲み屋でも使えるマジックです。
たとえば、最初のセリフで、「数学は得意でしたか?」という質問から初めます。
最後のオチのセリフとしては、お客さんが「得意だった」と答えた場合は、「本当に得意だったのかなぁ~」で終わる。
お客がんが「苦手だった」と答えた場合は、「本当に苦手だったんだね」と言って締めるのもありだと思います。
または、金融系のお仕事、経理担当者に見せる場合なら、話題に入れやすいネタになりますね。
「仕事柄、普段からお金の計算しているので、数字には強いですよね」
「じゃ、これなんかは全然、簡単ですね」
と言って、サイズサプライズを披露します。
「お仕事大丈夫ですか?計算間違ったりしていませんか?」
と言って締めるなどが考えられます。
いかかですか?
あなたのレパトリーに入るかどうかは、実際に検証してみる必要がありますが、サイズ・サプライズはネタそのものにオチがありますので、ウケるマジックです。
また、子どもにはウケるマジックだと思います。
セットさえ上手くできて、セリフの工夫すれば、使えることと思います。
まずは、このサイズサプライスを手にとってみてください。
ファンカードの後半の解説
デアゴスティーニ ザ・マジック第33号では、第29号に続き、ファンカードの解説があります。
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デアゴスティーニザ・マジック第29号はファンカードとコイン手順
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今回、メイガスさんが解説しているのは、
1.アームスプレッド
2.分裂ファン
3.小さくなるカード
そして、ファンカードルーティンが解説されています。
アームスプレッドは、腕の上でスプレッドしたカードを
まとめて
キャッチする演技です。
これ、写真撮影では受け取ったように見せていますが、
私は、まだ上手くできません。
いずれ、自分のファンカードのレパートリーに入れたいと思っているのですが、なかなかうまくできないです。
そして、もしも本番で落としてしまったら・・・
という心配もあります。
ただ、一般のお客さんは、このアームスプレッドはとても記憶に残りやすい演技です。
ですので、いつかはできるように地道に練習していきたいと思います。
分裂ファンも見栄えがよいですね。
小さくなるカードも、時間を稼ぐに使えます。
ファンカードは比較的大人数の前で披露するときに使うカードマジックです。
マジックショーのレパートリーとして取り入れることをおすすめしします。
ただ、ファンカードをルーティンの中に入れて完成させるまでには時間がかかりますが、
はじめから諦めるよりは、時間をかけてでも、練習を積み重ねていくしかいないです。
ファンカードは小さな道具で、大きな演技ができます。
大人数の前で行うには最適なマジックです。
私も現在、ファンカードはマジックショーの中で取り入れてます。
ただ、アームスプレッド、分裂ファン、小さくなるカードは、ルーティンの中には組み込んでいなかったので、できるようになったら取り入れていこうと思います。
あなたもファンカードを取り入れてみませんか?
まとめとデアゴマジック第33号をおすすめする理由
今号のマジックをまとめます。
- アーム・スプレッド
- 分裂ファン
- 小さくなるカード
- サイズ・サプライズ
- ファンカード(後半)
サイズ・サプライズは、解説書付きで単品だけで1,000円以上します。それが、デアゴマジック第33号では、講師のメイガスさんの実演と解説が動画がつきますので、お得感があります。また、ファンカードはきっちり身につくまでに時間がかかりますが、将来的に、ステージマジックを行う際には、ぜひ取りいれたい演目です。
なぜなら、カード一組で大勢の前で見せることができるマジックは、持ち運びや手軽さを考えると非常に役立つマジックだからです。
デアゴマジック第29号と、第33号でファンカードの前半と後半が解説されていますので、ステージマジックを目指す人にとっては、しっかり学ぶことができますので、ぜひこの機会に身につけることをおすすめします。
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デアゴスティーニザ・マジックの感想
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