新宿カウボーイこれペンじゃなくて...小ネタを手品で使う

 

• マジックの合間に取り入れられるギャグを探している...
• 手品で使える笑える小ネタはないものかな？

 

こういったリクエストにお応えします。

 

こんにちは、週末マジシャン・バッザです。

マジック歴25年、会社員のかたわら週末に、施設、イベント、飲み会でマジックを披露するほか、手品講座を依頼される週末マジシャンです。

 

このような私が、解説していきます。

 

今回は、新春!お笑い名人寄席というテレビ番組に出演していた、漫才師の新宿カウボーイのかねきよさんの持ちネタである、「これペンじゃないですよ」で使っているギャグを、カードマジックの合間の小ネタとして、使う方法について紹介します。

 

新春!お笑い名人寄席とは

「新春!お笑い名人寄席」は、テレビ東京系列にて2011年より毎年1月2日の昼から夕にかけて生放送される演芸番組。

 

新宿カウボーイ　プロフィール

名前　石沢 勤（いしざわ つとむ ）

生年月日　1980年6月9日

出身地　新潟県西蒲原郡巻町（現新潟市西蒲区）出身

身長　　169cm

血液型　A型

立ち位置は左でツッコミ担当。

 

名前　かねきよ 勝則（かねきよ かつのり）

生年月日　1978年3月18日

出身地　北海道旭川市出身

身長　　187cm

血液型　B型

立ち位置は右でボケ担当。

 

新宿カウボーイ「これペンじゃないですよ」の小ネタ

2014年1月2日放送の「新春お笑い名人寄席」に新宿カウボーイという２人コンビの漫才師が登場しました。

メガネをかけた小さいほうが石沢勤さん

体の大きいほうがかねきよ勝則さんです。

彼らのネタで、手品で使えそうなギャグがありましたので、紹介します。

 

石沢「僕らの名前を知らない人がいましたら、メモをしていってください」、

石沢「もしもペンを持っていない人がいましたら、 彼がペンを持っていますから」、

かねきよ「え？僕ペンなんか持ってないですよ」

石沢　「そこにあるじゃないか」

かねきよ「これ、ペンじゃなくて、しゃもじです」

と、言って胸ポケットから取り出したのが、「しゃもじ」でした。

 

しゃもじの取っ手の部分だけ、ペンのよう見せておいて、上着の左上の胸ポケットに入れておいたのです。

そして、取りだしたら、しゃもじだった！というギャグです。

このネタは、マジックでも使えます。

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トランプマジックで使える小ネタ

トランプマジックで、カードに名前を書いてもらう場面がありますね。

トランプの束の真ん中にカードを入れて、指を鳴らすとカードが一番上にあがってくる、というマジックです。

クロースアップマジシャンの前田知洋さんが、よくテレビで披露していたカードマジックで、「アンビシャスカード」と言います。

そのときに、カードに１枚、サインをしてもらう場面があります。

「こちらにペンがありますので、これでカードにサインを書いてもらえますか？」

と言って、ペンを渡し、カードにサインを書いてもらいます。

このときに、ペンを取り出したら、「しゃもじだった！」というネタで使えます。

 

今回、新宿カウボーイさんは、ペンの下部分を「しゃもじ」にしていましたが、別のものでも応用することができます。

今、自分の部屋の周りを見渡してみましょう。

例えば、「スプーン」や「フォーク」にするのもいいですね。

ペンの半分を切って、その先に、取りつけます。

そして、マジックでペンを使う場面がきたら、それを使います。

 

マジシャン「それでは、好きなカードを選んだら、そのカードにサインしてもらえますか？」

マジシャン「ペンを持っていますか？」

相手「ないです」

マジシャン「あれ？私はどこかにあったはずなんですが」と言いながら、

わざと相手に、「胸ポケットにありますよ」と言ってもらいます。

マジシャン「あ、これペンじゃなくて、スプーンです」といった感じです。

ペンを探すふりをして、相手に「あなたの胸ポケットにあるわよ」とわざと相手に言わせてから、

「いや、これスプーンだから」と言って、ペンの半分から、スプーンになっているものを見せるなどです。

このように、マジックでは一つ一つの動作において、普通に行うのか、そのプロセスにおいて、小ネタを入れるかで、マジックの面白さが、グっと変わってきます。

もちろん、それは演じるマジシャンのキャラクターにもよりますが・・・

前田知洋さんが、このような小ネタを入れても、あまり似合わないかもしれません。

ただ、アマチュアマジシャンで、飲み屋とかでマジックを見せる程度であれば、ほとんどがお笑いの要素を求められる場面なのかと思います。

 

そこで、「しゃもじ」や「スプーン」のような意表をついた、小ネタを入れるとウケることと思います。

ちなみに、新宿カウボーイのかねきよさんが、ハンドメイドで出品してるサイトがありますので、ご参考ください。

新宿カウボーイかねきよ　ペンネタ工房

自分のマジックを振り返ってみて、マジックの合間合間で使っているものや、見せているものに取り入れることができないものか？

そして、それを日常の使っているもの、意外なものなど、普段の生活の中で見つけようとすると、あなたのマジッククライフが一層楽しいものになることと思います。

最後に

今回は、新宿カウボーイこれペンじゃないですよ小ネタを手品で使うやり方について、紹介しました。

手品で、相手から笑いを引き出すためには、マジックの現象そのものだけでなく、マジックに至るまでのプロセスで、小ネタを使うことがかなり有効です。

私の別のページでは、ペンケースを使った小ネタギャグも紹介していますので、合わせてお読みください。

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