ユリ・ゲラーは超能力者?
スプーン曲げはウソ?
ユリ・ゲラーのネタバレ情報は?
こういった疑問にお応えいたします。
こんにちは、週末マジシャン・バッザです。
マジック歴25年、会社員のかたわら週末に、施設、イベント、飲み会でマジックを披露するほか、手品講座を依頼される週末マジシャンです。
こういった私が、解説していきます。
ユリ・ゲラーの正体ってほんと謎ですよね。
今回は、ユリ・ゲラー氏のスプーン曲げが本当の超能力なのか、ニセモノなのか、ここではマリック氏が過去、テレビ番組などでの発言をもとに、ネタバレについて探っていきたいと思います。
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ユリ・ゲラーとは?
名 前 ユリ・ゲラー
本 名 ウリ・ゲレル・フロイド
出身地 テルアビブ生まれ 現在はイギリス在住
生年月日 1946年12月20日生生まれ
ユリゲラーはイスラエルの超能力者を名乗る人物である。
ユリ・ゲラーのイスラエルでの活動は?
1964年にイスラエル軍に入隊
1967年に除隊
その後、知人と奇術の共同研究を行い、ナイトクラブで超能力ショーを始めた。しかし、その奇術があまりのお粗末だったため、ナイトクラブは出禁。さらに今後イスラエル国内では超能力を冠にしたショーを演じてはならないと、裁判がくだされた。
1970年代前半からは、アメリカで活動。
日本の超能力ブームの火付け役
1974年にユリ・ゲラーは日本に来日。
深夜番組や「木曜スペシャル」に出演。
そこで、スプーン曲げを披露したほか、動かなくなった時計を念力で動かすというパフォーマンス行ったところ、テレビを見ていた人の中で、時計が動き出したなどと言う人がでてきた。これによって日本国内で超能力ブームがわきおこった。
スプーン曲げとは
スプーンの首を曲げてしまう現象です。
「スプーンは曲がらないもの」、という思い込みから入り、それを力を入れずに曲げるもの。
しかし、テコの原理を使えば普通にスプーンは曲がる。
力を入れていないように見せるのがマジックの技術である。
また、スプーン自体仕掛けのあるものを使う場合がある。
例えば形状記憶合金で作ったスプーンであれば、もともと曲げて作ったものまっすぐにしておいて、熱を加えれば曲がる、といったものを使うことも考えられる。
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ユリ・ゲラーが曲げられなかったスプーンもある
2012年4月29日放送の「ほこ×たて」というテレビ番組あった。
「絶対に曲がらないスプーンvs絶対曲げる男ユリ・ゲラー」の対。
この絶対に曲がらないスプーンとは、「コブラ」と名付けらた山崎金属工業のスプーンでした。
この対決の結果は、曲がらないスプーンが勝利となり、「コブラ」は、ユリ・ゲラーが唯一曲げることができなかったスプーンとなった。
Mr.マリック氏のユリ・ゲラーへの証言
超魔術師のMr.マリック氏は、たびたびユリ・ゲラーに対してコメントを求められて、テレビ番組で発言している。印象に残っているものを紹介します。
世界まる見えテレビ特捜部でのネタバレ発言
2014年2月17日放送の「世界まる見えテレビ特捜部」は「ウソかまことかスペシャル」ということで、マジック特集した。
番組の後半ではユリ・ゲラーが紹介。
スプーン曲げで超能力ブームを作ったユリ・ゲラーの驚くべき事実が紹介。
実はスパイ活動を行っていたという内容でした。
まずはユリ・ゲラー宅が映し出されたとき、今までスプーン曲げを行ってきたスプーンを貼り付けた キャデラックが紹介。
そして、ユリ・ゲラー氏が過去にスパイ活動をしていたことを告白。
イスラエル最強のスパイ組織であるモサドで働いていたことやアメリカのCIAから仕事を依頼されたことなどが、ユリ・ゲラーの口から語られました。
ユリ・ゲラーからは、いろいろなことが語られましたが結局は確信となるようなことは何一つ言わなかったという感じでした。
そして、スタジオゲストのももちさんがマリックさんに質問。
「透視って本当にできる人はいるんですか?」と。
マリック氏は、「1回だけ本物って感じた」人に出会っているとのことだった。
だから透視ができる人はいないとは言い切れないという。
以前、マリックさんがユリ・ゲラーにスプーン曲げを見せたことあり、そのときに、ユリ・ゲラーは「いったいどうやってやったんだ?教えてほしい」とマリックさんに言ったことがあるそうです。
この発言からは、ユリ・ゲラーが本物だということではないと読み取れます。
マリック氏が本物だと認めた人物とは、いったい誰かは謎ですが、マリック氏はユリ・ゲラーを超能力者とは認めてはいないですね。
「笑っていいとも」に出演した際にネタバレ発言。
いつ頃の出演だかは不明だが、「笑っていいとも」でのネタバレ発言である。
マリック氏が、ユリ・ゲラーに透視手品を披露したとき、タネが分からず驚いた。
そのタネをマリック氏から聞き出し、 数年後、ユリ・ゲラーの超能力のリストに、マリック氏が実演した透視パフォーマンスが演目に入るようになったという。
マリック氏いわく、「超能力というよりビジネスマン」と評している。
しくじり先生でのネタバレ発言
2015年6月29日放送のしくじり先生での逸話。
1974年ユリ・ゲラーが日本で超能力ブームを作った。
ユリ・ゲラーが日本を去ると、超能力という亡霊だけが残った。
超能力は本物で、手品はインチキ。
「ユリ・ゲラーを超えない限り、お金を払って手品を見てくれる人はいいなくなる」と思い、10年の歳月をかけて、高度なスプーン曲げ、予知、透視、貫通など技術を習得。
1991年秋にマリック氏は、来日していたユリ・ゲラー氏に宿泊していたホテルに呼ばれた。
そこで、マリック氏は、箱の中にあるものを入れてもらい、その箱の中身を当てるという、「透視マジック」を披露。
それを見たユリ・ゲラー氏は目を丸して、驚いた。
「どうやった?タネを教えてくれ」とマリック氏にすがった。
その場では、マリック氏はユリ・ゲラーにタネを明かさなかったという。
この一件によって、「超能力という亡霊が消えた」とマリック氏は言う。
自称超能力者が、ホテルの一室で、マリック氏にタネを教えてくれとすがる。
そんな証言を聞くとやはり、ユリ・ゲラー氏のパフォーマンスは超能力ではないネタバレがどこかにあるマジックの一つであると考えられますね。
NHKアナザーストーリーズ
2016年12月14日放送のNHKアナザーストーリーズでは、「衝撃の超能力ブーム スプーン1本、人生が変わった」でのこと。
1974年、ユリ・ゲラーが日本のテレビでスプーン曲げが放送されてから、世間の手品に対する目が変わった。
ユリ・ゲラーは超能力で本物。
手品は、タネや仕掛けがあってニセモノと世間で思われるようになった。
その頃、20代で手品用品の実演販売をやっていた松尾昭という青年。
現在の超魔術師Mr.マリック氏である。
当時のマリック氏は、危機感を募った。
マリック氏は、ユリ・ゲラー氏に会いに行くためアメリカに渡ったが、会えなかった。
しかし、ホテルでは、超能力バスターと呼ばれる、アメージング・ランディ(ジェームズ・ランディ)氏と偶然会ったという。
ランディ氏は、ユリ・ゲラーの超能力はインチキであると言っていた手品師である。
当時の松尾昭氏は、ランディ氏から簡単にスプーンを曲げるトリックを教わった。
それから、マリック氏はこれまでのう自分の手品の常識を捨てて、超魔術を編み出した。
10年後の1989年、高度な超能力現象を思われる「技」を身につけたマリック氏は。テレビでその技を披露し、超魔術ブームを沸き起こすこととなった。
最後に
いかかでしたでしょうか?
ユリ・ゲラーのネタバレを探るため、マリック氏のコメントを追ってきました。
しかし、ユリ・ゲラー氏については、スプーン曲げだけにとどまらず、謎だらけである。
「FBI捜査やCIAの秘密ミッションに携わっていた」
「アメリカでは、自身の超能力で油田を探り当てた」など言っている。
真相はいかに?
ただ、一つ言えることユリ・ゲラー氏、マリック氏の両者とも、時代を超えて、超能力ブーム、スプーン曲げブームを巻き起こした立役者であることが言えよう。
スプーン1本を曲げただけで、これほど世間の注目を集めたことは驚くべきことであり、当時のテレビの影響力は本当に大きいものだと振り返る。