マジシャンKiLaはどんな人
どんなマジックをするの?
テレビでミス(失敗)したことあるの?
こういった疑問にお応えします。
今回は、マジシャンKiLaさんが、過去のテレビ出演でマジックを披露した際にミス(失敗)をしたことがある件について、紹介いたします。
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プロフィール
本名 吉良蓮甫(きられんすけ)
生年月日1975年9月5日
身長190cm
出身 熊本県人吉市
出身校 国立有明工業高等専門学校
所属 ベルキッスコーポレーション
20歳~26歳になる年の2月までサラリーマンとして働いています。
それまでは趣味としてマジックをやっていた程度だったと言います。
仕事を辞めてプロマジシャンとして活動を始めます。
プロマジシャンとして活動開始したのは、他のマジシャンと比べて比較的遅いほうでした。
2005年伊東美咲が出演した、資生堂「ピエヌリップネオ」のテレビCM・店頭PVの振り付け・演技指導を行う。
2011年に放送されたドラマ「バーテンダー」で相葉雅紀さんにダイススタッキングを指導。
同じク2011年ラスベガスプラネットハリウッドホテルにて日本人としては初の単独クロースアップショーを成功させている。
2012年3月31日放送の第1回「もう一度見たいのは誰だ!世界の魔術!幻術!奇術!超マジシャンズリーグ」では優勝。
2014年にはフジテレビ「全力教室」に出演した際、独自のマジックスタイルに注目が集まる。
テレビ出演をする一方で、演出やマジック商品のプロデュースを手掛ける。
KiLaの父親の影響
マジシャンKiLaさんの父親は飲食店を経営していたと言います。
そのときにマジックを披露していたようですね。
父親が経営していたお店はミュージシャンが集まり、そこでマジックを見せていたと言います。
そのような父親の姿に影響されて、プロマジシャンの道に入られたのかもしれません。
KiLaの得意とするマジックは?
超絶技巧派マジシャンと言われるKiLaさんは、至近距離で披露するクロースアップマジックを得意とします。
カードマジックでは、バーテンダーの136といったストーリー仕立ての作品や、コインの瞬間移動のマジックではお客さんにも体験できる体感型マジックを得意としています。
KiLa超マジシャンズリーグでミス(失敗)
ここでは、マジシャンのKiLaがテレビでミス(失敗)をしたときのマジックについて紹介します。
2012年8月18日に放映された「マジシャン世界一を決めるもう一度見たいのは誰だ超マジシャンリーグ」です。
KiLaさんが決勝リーグで見せたマジックの様子を紹介します。
選ばれたカードを当てるマジックを披露
ハートのジャックのカードが選ばれ、トランプの束に戻します。
トランプの束を千葉雄大さんに渡し、シャッフルをお願いします。
これによって、選ばれた「ハートのジャック」のカードがどこにあるのか分からない状態になりました。
ここで、KiLaさんは、「手の影」を使ってカードを取り出すと言います。
スタジオゲストの方々は、どいうことか理解できていません。
さっそくKiLaさんは見せます。
トランプの束をテーブルに置き、その上に両手をかざします。
テーブルには、手の形の影が映ります。
両手を動かしながら、テーブルに映る「手の影」がちょうどトランプ一組を両手で持っているように映っています。
そうすると、トランプの束の真ん中あたりが分かれて、1枚のカードが飛び出してきました。
その飛び出したカードが「ハートのジャック」でした。
クライマックスで痛恨のミス(失敗)
亡くなったおばさんに手紙を送るといったストーリーです。
「どんなに離れていても、想いは届けることができる」、ということをお見せすると言います。
テーブルの上には、広げられたおばさんへの手紙があります。
KiLaさんが手をかざすと、何も触れずにその手紙が動き始めます。
右手の人差し指から小指へと握っていく動きに合わせて、手紙に片方が折りたたまれます。
さらに、左手の人差し指から小指に向かって握っていく動きに合わせて、もう片方も折りたたまれていきます。
両手をかざすと、さらに手紙が折りたたまれていきます。
スタジオからは驚きの声が上がってきます。
手紙は紙飛行機の形になり、最後はそれを空中に飛ばすというジェスチャーをします。
紙飛行機の先端をしっかりと折り、テーブルに置きます。
再び、紙飛行機がひとりでに動き始めます。
フィニッシュを迎えます。
KiLaさんが、天を見上げるように斜め前方を見つめながら、紙ヒコーキが飛んでいくことに願いを込めた瞬間に、紙飛行機が飛び始めました。
その瞬間、紙飛行機がKiLaさんの手に当たってしまいました。
手に当たった紙飛行機は、空中に飛ぶことができず、床に落ちてしまいました。
まわりも「え?」と騒然となったその瞬間に、今後は、静まり返ってしまいました。
このとき、明らかにミス(失敗)した表情を見せてしまったKiLaさん。
とてもくやしそうな表情でした。
KiLaさんの演技が終了し、スタジオゲストも、どのように声をかけてよいか分からない状況の中で、気を遣うように口火を切ったのが、加藤茶さん。
加藤茶「なんで、なんで」という問いかけに、
KiLa「手に当たっちゃった」と返します。
本来であれば、感動的に紙飛行機が飛んでフィニッシュを迎えるハズだったようです。
マジシャンとしては、ミス(失敗)した場合は、リカバリーといって、何事もなかったように見せることもありますが、ときと場合、マジックの種類にもよります。
今回は、コンテストでもあることから、全ての演技が放送されたのでしょう。しかし、ここに至るまでのKiLaさんは神業としか考えられないようなマジックを連発してこられました。
逆に、この場面は人間としてのKiLaさんを垣間見ることができ非常に好感を持つことができました。
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全力教室ではミス(失敗)をリカバリー
生放送で披露したマジックを失敗して、リカバリーしていることがありました。
2013年12月15日放送の全力教室は再びKiLa(キラ)さんが登場。
このときは、生放送。
テレビで生でマジックを見せるとなると、失敗した場合もそのまま放送されることになります。
手を触れずにメガネを動かすマジック
さっそく見せてくれたのは、ハマカーンのメガネを借りることから始まりました。
ハマカーンの2人が至近距離から見ることになりました。
ハマカーンの神田伸一郎さんが両手を前にだし、その上にメガネを置きました。
そして、その上に手をかざした状態で、メガネを動かすマジックを披露。
ハマカーンの神田伸一郎さんは、驚きのあまり、「なんで?」って聞いてしまいました。
これには、KiLaさんも苦笑いしながら「練習したから」としか、答えようがなかったようです。
司会の加藤浩次さんからは、「これはテクニックですか?」という質問に対しては、
「いろいろなテクニックとアイデアを組み合わせて、このような不可能なことを見せている」とKiLaさんは言ってました。
フォークとグラスのマジック
KiLaさんが用意したのは、グラスとフォークです。
グラスの上のフォークを置き、この状態で、フォークに手を触れることなく、グラスの上のフォークをくるくると回転させました。
息で吹いているのだろうか?
そのため、ハマカーンの浜谷健司さんがkilaさんの口を押えた状態で、もう1回。
kilaさんは、グラスの上のフォークを回したけれども、落としてしまいました。
生ですからこれくらいは仕方ないですね。
次に、加藤浩次さんの腕を借りて、同じようにグラスの上のフォークを回すことをしました。
KiLaさんの腕が、加藤さんの腕に近づくと、加藤さんが、自分の腕に何かを触れた感触があったと言った。
その瞬間、グラスの上のフォークがくるくると回転しました。
押切もえちゃんも 、同じようにKiLaさんの腕が近づくと、何かを触れた感触があった瞬間に、グラスの上のフォークがクルクルと回転しました。
さらに、最後にIMARUちゃんも、同様にグラスの上のフォークが回転させることに成功しました。
KiLaさんが言うには、もともとフォークを回転させるマジックは存在したが、これまでは、マジシャン自身が回していたという。
そこで、kilaさんは、お客さんが回せるように工夫したとのことです。
カードマジックでミスからのリカバリー
KiLaさんは、カードマジックを披露してくれました。
KiLaさんが得意とするのは、指先で何枚のカードがあるかを当てる技術を身につけているのです。
その技術が、「エスティメーション」というテクニックです。
相当の熟練がないと身につかない難しい技術です。
このエスティメーションというテクニックを使って、押切もえちゃんがサインしたカードを、トランプの中から何度も華麗に出現させていました。
しかし、1回、違うカードを取り出してしまったのです。
完全に失敗したのです。
これは、KiLaさんも失敗したといってましたが、KiLaさんは、すかさず押切もえちゃんのサインが書かれたカードに変化させました。
これは、カードマジックの中でいう「リカバリー」というテクニックを使ったと言ってました。
KiLa失敗から学び完成させたコインマジック
2014年年2月2日放送の全力教室に出演。
KiLaさんは、自分が以前マジックの テレビ番組で失敗したことについて触れました。
その失敗をきっかけに、マジックに対する考え方が大きく変わったそうです。
そして、人間行動学や脳科学なども学び、それを自分のマジックに取り入れたと言います。
そこで見せてくれたのが、このコインマジックでした。
司会の加藤浩次さんの手の平に、500円玉と10円玉を乗せた状態で、10円玉だけを取り上げるというマジックです。
最初に、KiLaさんは10円玉を使って 加藤浩次さんの手からコインをとることを解説。
KiLaさんが素早く手を動かして10円玉を取ろうとすると、加藤さんはそれに反応して手を握り、取られないようにしました。
次に、素早くKiLaさんが手を動かしてコインを取ろうとすると、加藤さんはそれに反応して手を握ります。その直後にゆっくりと手を動かし加藤さんが持っている10円玉を取ることができました。
加藤さんは、感心しながら「ズルいけどね」と言いながらも、kilaさんは解説を続けました。
要するに、KiLaさんが用いてる理論は、リフラクトリー・ピリオドというものでした。
リフラクトリー・ピリオドとは、脳の空白時間のことで、格闘技のフェイントを想像していただれば理解しやすいと思います。
脳が2つの情報を処理できずに、一時的に行動を止めてしまうことです。
日本の空手などの武術的な動きにもこの理論は用いられています。
これらを解説した後で、加藤さんの手には、500円玉と10円玉が乗せられました。
KiLaさん、10円玉の上に500円玉を手に乗せた状態で、10円玉を抜き取るというコインマジックを披露するというのです。
KiLaさんは、コインを抜き取る動作をしました。
それと同時に、加藤さんは手を握ります。
するとKiLaさん指先で10円玉を挟んで持っていたのです。
加藤さんは手をあけると、確かに10円玉は消えて500円玉しか残っていませんでした。
いったいどのように抜いたのかは、全く見えなかったです。
最初に、「フェイント」についての説明から、リフラクトリー・ピリオドなどの専門用語を持ちいて、人間行動や心理学に興味を引きつけてから、このコインマジックといった流れが、非常に不思議さを増す演出となっていました。
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最後に
今回は、マジシャンのKiLaさんのミス(失敗)について触れました。
超マジシャンズリーグでの、ミスというのは、最後の紙飛行機が手に当たっただけですので、マジックそのものに大きな影響を及ぼしたわけでないと考えます。
たまたまラストが決まらなかっただけです。
むしろKiLaさんの努力の人であるという人間性が垣間見ることができ、好感度が上がったのではないかと思います。
その後のテレビでも、リカバリーを披露したり、失敗から人間行動学や脳科学を学び、ご自身のマジックに問い入れるなど、一層進化し続けています。
すでにテレビの世界でも有名マジシャンにになられました。
今後のKiLaさんの活躍にますます期待しています。