余興の出し物として使える手品を紹介します。
このマジックは、宴会の余興などの出し物として比較的大人数でもできる手品です。
忘年会、新年会、お別れ会、歓迎会などの宴会や余興で使ってみてください。
2014年12月15日放送のL4YOU!プラスで簡単手品のやり方が紹介されていました。
教えてくれたのは、プロマジシャンのハマック柳田さん。
おぼんやトレーの上のコップが消えるという手品です。
この手品は、一人でもいいですし、二人ペアになって見せることも可能です。
2人で何かを見せるときにも使えます。
今回は一人で行うバージョンで紹介します。
まずは、どんな現象か紹介します。
画像のように、お盆の上にコップがあります。
このコップの上にハンカチをかぶせます。
お盆から、コップを取り上げます。コップの口元を持っているところが見えるでしょうか?
ハンカチを広げると、コップが消えてしまいました。
次は、テーブルに座った状態からお見せします。お盆の上にコップがあります。
コップの上にハンカチをかぶせます。
右手でコップを手に持ち、左手で、お盆をよけてしまいます。
ハンカチを両手で広げると、コップは消えてしまいました。
ハンカチをテーブルに置いて、両手を見せても、コップはなくなっています。
本来、この手品は2人で行うほうがスムーズにタネを処理することができます。
2人で行う場合は、お盆を持ってくる役を演じてもらいます。
2人のタイミングを合わせる練習が必要ですが、数回やればタイミングが合ってと思います。
簡単にできる手品です。
コップが消える手品のやり方と種明かしを紹介します。
この手品は、手作りで準備することができます。
さっそく自分でも作って試してみました。
用意するのは、
コップ、厚紙、両面テープ、お盆、ハンカチです。コップはプラスチックのものでいいです。より、リアル感を出すには、グラスがいいのですが、宴会とかであれば、プラコップでよいと思います。
厚紙の上にコップの口元を置き、ペンで線を描きます。
コップの口元を同じ大きさに厚紙を切り取ります。
切り取った円形の厚紙に、両目テープを貼ります。厚紙で作らなくても、コップの口と同じサイズのコースターがあれば対応できます。
両目テープを張った円形の厚紙を、しっかりとハンカチの真ん中あたりに貼り付けます。
ハンカチを広げても、裏側に付いている円形の厚紙は見えません。
次にコップの底にも、両面テープを貼ります。
念のため、お盆のほうにも、両面テープを張っておくとよいでしょう。これは、コップがお盆から落ちないように固定するために、貼っています。
しっかりと、お盆のコップを貼り付けます。お盆を横にしても、コップがお盆から落ちてしまわないように、チェックしてください。
これで準備完了です。
お盆にコップがあります。コップの底は両面テープでしっかりとお盆に貼りついている状態です。
ハンカチをコップにかぶせます。このとき、ハンカチの裏側についている、円形の厚紙をコップの口と合わせます。
ゆっくりお見せすると、お盆にコップが両面テープでくっついているので、本番のときは、素早くお盆の裏側をせて、コップが見えなようにします。
ハンカチをとるのと、コップが見えないようにお盆をひっくり返すタイミングをしっかりとマスターしてください。
お盆の裏側をみせた状態で、ハンカチを、ぱっと広げてコップが消えたことをアピールして終わります。
子どもに見せる場合は、完全に消えたことをアピールして終わるのもいいでしょう。宴会の場合は、最後にネタバラシをして笑いをとるのも、盛り上がるかもしれません。
わざと、お客さんに突っ込まれるように、お盆をチラチラ見ながら演技をして、最後に退場するときに、お盆のコップがくっついている側を見せながら、ステージを去るのも、一つの演じ方です。
あなたのキャラクターや、宴会などの雰囲気に合わせて演じてみてください。