ロープマジックでおすすめのDVDはないかな?
大勢の前でできるマジックはないかな?
面白くてウケるロープマジックのレクチャーDVDを探している・・・
このような疑問にお答えいたします。
こんにちは、週末マジシャン・バッザです。
手品歴25年、会社員のかたわら週末に、施設、イベント、飲み会で手品を披露するほか、手品講座を依頼される週末マジシャンです。
こういった私が解説します。
今回は、マイケル・フィニーというアメリカ人コメディマジシャンのロープマジックDVDを紹介します。
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ロープマジックは大勢の前で披露できる
あなたは、比較的大勢の前で、マジックを依頼されることはありますか?
パーティや余興、宴会などで、どんなネタを披露したらよいか困ったことはありませんか?
私は、ときどき、40人~60人くらいの前でマジックを依頼されることがあります。
そんなことがあるため、
1.大勢の前できるもの
2.時間をとることできるもの
3.笑いをとれるもの
4.ウケるもの
5.持ち運びにも邪魔にならないもの
このような条件を満たす最適なマジックが、ロープマジックなのです。
マイケル・フィニーとは
MICHAEL FINNEY (マイケル・フィニー)は、1954年にカルフォルニア州ウッドランド生まれ、数多くのテレビ番組に出演出演しているコメディマジシャン。
マイケル・フィニーのロープマジックの演技
マイケル・フィニーのロープマジックの演技です。
下に、YouTube動画のリンクを貼っておきます。
1人の女性に、ステージに上がってもらいます。
マイケル・フィニーは、通常より大きいサイズのトランプの箱を持ちながら、お女性に質問します。
「カードマジックは好きですか?」
すると、女性は答えます「はい」と。
マイケル「それはすばらしい、そう思って、ロープマジックをしようと思う」と言いながら、
トランプの箱から取り出したのが、1本の長いロープでした。
ここで、笑いをとっています。
もう一度、マイケル・フィニーは、女性に質問します。
マイケル「ロープマジックは好きですか?」
女性「そう望んでるわ」
マイケル「そう望んでいる?過去に嫌かことでもあったのかい?」」
そんなやりとりをしながら、マジックに入ります。
ここで1本のロープを女性に渡し、確認してもらいます。
マイケル・フィニーは、女性からロープを受け取り、次に、ハサミを渡します。
ロープの両端を、女性に切ってもらいます。
これでロープの両端は綺麗にそろいました。
ロープの両端をもって、ロープの真ん中を持ち上げます。
女性が持っているハサミで、ロープの真ん中を切ってもらいます。
ロープの真ん中を切ってもらいましたが、ロープの両端をそろえてみると、片方が長くて、そろっていません。
真ん中に切ったはずなのに、同じ長さにそろっていないのです。
女性には、同じ長さに切ってもらうため、そろっていない両端を切ってもらい、長さを揃えてもらいます。
次に、マイケル・フィニーは、2本になったロープの、両端4か所を、左手に持ってそろえます。
両端を持つことによってできた、ロープの輪を左手にかけます。
そこから、ロープ全体を、右手に持ち替えます。
こうなると、どちらのロープの端が、同じロープの端なのか、わからなくなります。
そこで、マイケルは、
「ちょっと混乱してきたようなので、最初からやるよ」
と言いながら、2本に切ったはずのロープを、1本に戻しました。
(ここで大きな拍手をもらっています)
マイケル・フィニーは、1本になったロープをもう一度、真ん中から持ち上げます。
ロープの真ん中から再び、女性にロープを切ってもらいます。
切ったロープは2本になります。
次に、2本のロープの上部の端をそろえてもらうため、再度、2本まとめて端の部分を、切ってもらいます。
そのとき、女性には、2本のロープの両端を左手で持ってもらい、右手に持っているハサミで、切ってもらおうとします。
そのとき、マイケルは、ロープの上部の端を女性に渡します。
女性が持っていたのは、短くなったロープの両端を揃えたものでした。
女性は、2本の長いロープを持っていたのではなく、わずか短いロープの両端を揃えて、渡されていただけでした。
それに気づかずに、女性はロープの両端を切ろうと集中していました。
(個人的には、ここが最大のウケるところだと思っています)
マイケルは、そのとなりで、長い1本のつながったロープを持っています。
さらに、ロープ切りが続きます。
動画のurlを貼っておきますので、つづきをご覧いただければと思います。
いかかでしょうか、面白いと思いませんか?
これができたら、結構ウケるだろうと、演じてみたいと思いました。
マイケル・フィニーのレクチャーDVD
そこで、マイケル・フィニーのレクチャービデオがないものか探したところ、ありました!
「PROFESSIONAL・ROPE・ROUTINES(プロフェッショナル・ロープ・ルーティン)」というタイトルのDVDです。
マイケル・フィニーやダン・ハーランなど6人のマジシャンが出演しているロープマジックのレクチャーDVDです。
6人のマジシャンによって、6種類のロープマジックが紹介されていますが、
正直言って、このマイケルフィーニのマジックを覚えることさえできれば、このDVDの価値は十分にあると思いました。
ただ、このDVDは、日本語字幕も英語字幕もないです。
でも、英語が理解できなくても、映像からなんとか学ぶことができます。
なんとなく、英語の単語だけを聞き取っているだけでも、面白いこと言っているだろうな、というのが雰囲気でわかります。
演技だけを見ているだけでも、笑ってしまいます。
この笑いを取れることを期待すると、モチベーションが上がってきて、身に付けようという意欲が湧いてきます。
ただし、解説は、それほど丁寧ではないです。
マイケル・フィニーは、もともと早口でありますし、けっこう早いペースで説明が進んでいきますので、何度も映像を繰り返してみる必要があるかと思います。
私にとっては、何度も映像を繰り返してみるほうが、一種の「謎解き」のような感覚があるので、集中して見ることができます。
そして、やり方を理解したときの、満足感がたまらないです。
やり方を理解したら、あとは練習を反復するだけです。
いつか披露できる日がくることを期待して練習を繰り返しています。
マイケル・フィニーのロープ・ルーティンには、随所に笑いを取る箇所があります。
例えば、お客さんに手伝ってもらうために、前にでてきてもらいます。
「カードマジックは好きですか?」とマイケルが聞くとお客さんは「はい」と答えます。
すると「OK!じゃロープマジックをやりましょう」というセリフからスタートします。
次に、ロープを一か所、お客さん切ってもらいます。
両方同じ長さのところで、切ってもらうのですが、長さがずれて、切ってしまっている、など、随所にコメディの要素がちりばめられています。
ロープマジックで笑いをとりたいと思っている人にとっては、身に付けておきたいマジックかと思います。
演技の上での注意点
ただし、注意点もあります。
この演技が、日本人にウケるかどうかは、その場によります。
なぜなら、見方によっては、相手をちょっとからかっている風にも見えるからです。
外国ではジョークとしてとらえることができますが、日本人がこの演技を見たときにどう思うかです。
お手伝いしてくれている人を、からかっている姿を見て、笑ってくれるかどうか?
私は、やっとこの演技を身に付けたので、何度か披露してきました。
その場では盛りあがったのは事実です。
ただ、後から自分で振り返ったとき、お手伝いしてくれた人はどう思ったのだろうか?
嫌な気分になっていなければいいな・・・なんて思うこともありました。
ただ、お酒が入っていて、全員がテンションが高い席で披露したときは、ものすごい破壊力があるくらいウケました^^
マイケル・フィニーのロープマジックの購入先
マイケル・フィニーのロープマジックのレクチャーが収録されている、「PROFESSIONAL・ROPE・ROUTINES(プロフェッショナル・ロープ・ルーティン)」の購入先について紹介します。
マジックファンタジア
DVD販売では、マジックファンタジアでは、まだ在庫が残っているようです。
マジックファンタジアのProfessional Rope Routines (World's Greatest Magic)
ストリートマジシャン(STREET MAGICIAN)
マジックショップのストリートマジシャンでは、DVD版はなく、ダウンロード販売をしていますので、DVDよりも値段が安くなっています。
ストリートマジシャンのProfessional Rope Routines (World's Greatest Magic)
最後に
今回は、ロープマジックのおすすめとして、マイケル・フィニーの演技や、彼のレクチャーが収録されている、
「PROFESSIONAL・ROPE・ROUTINES(プロフェッショナル・ロープ・ルーティン)」を紹介しました。
大勢の前で披露できて、ウケるロープマジックを身につけたいと思っている方にとっては、おすすめのDVDですので、ご参考になれば幸いです。
ところで、ロープマジックのオープニングで、ちょっとした笑いを取りたいと思いませんか?
マイケル・フィニーは、トランプの箱にロープを入れてから、始めていましたね。
ロープマジックを披露するときに、オープニングで使える小ネタを紹介しているページがありますので、合わせてお読みください。
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