- コップを消すマジックはどうやるの?
- 身近なものを使った簡単な手品を覚えたい…
- 子供と楽しい時間を過ごしたい…
こういったリクエストにお応えします。
こんにちは、週末マジシャン・バッザです。
マジック歴25年、会社員のかたわら週末に、施設、イベント、飲み会でマジックを披露するほか、手品講座を依頼される週末マジシャンです。
このような私が、解説していきます。
今回は、身近なものを使った簡単手品で、コップを消すマジックを紹介します。相手の注意を、どこに向けるかによって、マジックが成功するという、体験をすることができる、面白いマジックですよ。
休日に、子供と一緒にいるときは、このマジックを一緒にやると、楽しい時間を過ごせると思います。
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休日に子供と一緒に過ごすなら、マジックが最適
子供でもできるような、簡単な手品を覚えたい...
休日に、おうちで子供と一緒に遊んだり、コミュニケーションをとるために、簡単なマジックを覚えたい...
手品グッズを買うよりは、身近にあるものを使ってできるのがいい…
このように思っているのなら、今回紹介するマジックがお役に立つかもしれません。
子供と一緒におうちで遊ぶときに、何をしたらよいか迷ったときは、手品を見せてあげるのが良いでしょう。
子供は手品が大好きです。
簡単なマジックでも大人のあなたができると、とても興味を抱きます。
やり方を一緒に教えてあげると、もっと喜びます。
大人がマジックを見せると、子供は尊敬します。
子供は、一度、興味をもったときの集中力は、おとな以上にあります。
子供と一緒に、有意義な時間を、楽しく過ごすことができるようになります。
テレビでやってたマジック
今回紹介する、「コップを消すマジック」は、2013年12月6日放送「みいつけた!」というNHKの子供向けテレビ番組で、マギー審司さんが、教えていたものです。
「みいつけた!」の登場人物の一人である、スイちゃんがこのマジックを実演していました。とても上手でした。
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マギー審司の手品は種明かしもあり、笑いを誘うネタ満載
マギー審司さんの手品で面白くて参考になるネタはあるかな? こんな疑問をお持ちなら、このページがお役に立つかもしれません。 こんにちは週末マジシャン・バッザです ...
「みいつけた!」とは
「みいつけた!」とは、NHK教育テレビ(Eテレ)で2009年3月30日より放送開始された、4歳~6歳児を対象にした教育エンターテイメント番組でです。
どんなマジック?
コップとコインと新聞紙を用意します。
テーブルの上にコインを置き、コップを使って、コインを消すと言います。
コップをコインの上に置き、その上に新聞紙をかぶせます。
一度、コインを見てみると、コインは消えていません。
もう一度、新聞紙をかぶせたコップをコインの上に置きます。
新聞紙の上から、手でコップを叩くと潰れてしまいました。
新聞紙をよけると、コインはそのままで、コップはつぶれたのではなく消えてしまった、という現象です。
このマジックはとても有名で、デアゴスティーニの「ザ・マジック」でも紹介されているマジックですので、基本中の基本となるマジックです。
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デアゴスティーニザ・マジック創刊号コップがテーブルを貫通
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コップを消すマジック
用意するのは、コップ、コイン、新聞紙です。
コップは、ガラスのコップでも良いですが、練習のときはプラコップのほうが、安全ですよ。
やり方
コップを消すマジックのやり方を紹介します。
用意するのは、コップ、コイン、新聞紙です。
最初にコップを使って、「テーブルの上のコインを消す」と言います。
コインの上にコップを置きます。
新聞紙を用意して、
コップの上に新聞紙をかぶせます。
新聞紙を両手でしっかりとおさえ、コップの型に合わせます。
そして、おまじないをかけると、「コインは消えました!」と言いながら、コップをはずして見てみると、コインはあります。
「おかしいですね、じゃあもう一度やってみます」、と言いながら、新聞紙ごとコインの上に再び置きます。
ここで、「じゃ、コインを消すのは難しいので」といいながら、新聞紙を強くつぶして、コップを消しました!
といって、新聞紙の中のコップがなくなっていることを見せて、この手品は終わります。
種明かし
コップが消えるマジックの種明かしを解説します。
テーブルの上のコインの上に、コップを置きます。
これから、このコップを使って、テーブルの上のコインを消すと言います。
コップの上に新聞紙をかぶせて、コップとコインを見えないようにしています。
「コインを消しました」と言いながら、コップをよけてコインを見せています。このときです!
コップをコインの上からよけて、自分の体の手前にもってきたときに、新聞と一緒に持っているコップを持つ手を少し緩めて、落とします。このとき…
新聞紙の中のコップを落として、右手で受け取ります。
そして、そのままコップをヒザにはさんでおきます。
次に、コップは入っていないまま、コップの型が作られた新聞紙をコイン上に置きます。
ここで大切なことは、コインの上にコップが入っていない新聞紙を置くときに、新聞の中が見えないようにそっと置きます。
また、このとき新聞紙の中には何も入っていないので、力を入れすぎてコップの形を崩してしまわないように気をつけます。
あとは、新聞紙の上から手でたたき、コップが消えてしまったことを見せます。
簡単に、そして手軽にできる手品ですので、試してみてください。
画像ではプラコップを使っていますが、場合によってはガラスのコップを使う場合が多いです。
そのときは、グラスをひざの上に落とすときに、誤って床に落として割ってしまわないように細心の注意が必要です。
右手で受け取らずに、直接ヒザの上に落とす方法もあります。
その場合は、ヒザとヒザの間からコップが落ちてしまわないように、大き目のハンカチをヒザの上に置いておくことをオススメします。
私は、一度、しっかりと右手でグラスを受け取ってからヒザの上に渡すようにしています。
また、コップが消えてしまう、消失現象だけでなく、貫通現象といった見せ方もできます。
それは、右手で受け取ったコップを、テーブルの下に持っていき、テーブルの下から、コップを出してくると、テーブルを貫通してしまった、という見せ方ができます。
そうすると、消失と違って、コップをどこかに処理する必要がなくなります。
マジックができるパパは、子供にとってあこがれ
想像してみてください...
「あなたが思う、休日に理想とする子供との過ごし方は?」
普段は、なかなか仕事が忙しいので、子どもにかまってあげる時間がとれない。
やっととれた休日は、仕事で疲れて、休日は寝ていたいですか?
それとも、子供と有意義に過ごしたいと思っていますか?
マジックには不思議な魅力があります。
マジックを覚えると、たとえあなたが疲れていても、人が驚いたり喜んだりする姿が見られると思うと、仕事の疲れも忘れて、見せたくなります。
マジックを見せていると時間を忘れてしまいます。
マジックができるパパは、子供にとって特別な存在になれます。
なぜなら、普通の父親はマジックができないからです。
あなたは、子供を喜ばせるために、わざわざ時間を作って覚えようとしてるのです。
普通の人だったらできないですよ。
たしかに、マジックは、覚えるまでに時間がかかるかもしれません。
しかし、一度覚えてしまえば、自分の子供に見せるだけでなく、あらゆる場面で使うことができるようになります。
会社の宴会の余興でも使えますし、飲み会、親戚の子供が集まるときなどにも、あなたが活躍できる場は、たくさんでてきます。
子供にこんなこと言われたら嬉しいと思いませんか?
「うちのパパ、マジックできるんだよ」って、
他の子供たちや親たちに、キラキラした目で、自分のお父さんを自慢しながら言っているのを....
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最後に
今回は、コップが消えるマジックを紹介しました。
コインに意識や注意をうまく向けることができれば、このマジックは成功します。
この、コインに意識を向けることができて、上手くコップを消すことができたとき、とてもうれしく感じます。
なぜなら、人の意識を誘導することこそが、マジックの面白さなのですから。
私の別のページでは、他にも子供が楽しめるマジックを紹介しています。5円玉にボールペンが貫通するマジックも面白いですので、合わせてお読みください。
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