- 学校にあるものでできるマジックを覚えたい...
こういったリクエストにお応えします。
今回は、学校にあるものや、学校に持っていける持ち物などでできる簡単なマジックを紹介します。ハンカチや消しゴム、輪ゴム、トランプを使ったマジックを解説します。
こんにちは、週末マジシャン・バッザです。
マジック歴25年、会社員のかたわら週末に、施設、イベント、飲み会でマジックを披露するほか、手品講座を依頼される週末マジシャンです。
このような私が、解説していきます。
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ハンカチから消しゴムが出現するマジック
ハンカチの中から。突然、消しゴムが出現するマジックです。
消しゴムの他にも、小さい物であれば、出現させることができます。
友だちから、「消しゴム貸して」と言われたときに、突然、ハンカチの下から出現させたら、驚くかもしれませんんね。
参考までに、あめ玉を出現させるやり方も解説します。
やり方
両手に持ったハンカチを１枚見せます。
右手に持ったハンカチの角を、左腕のヒジ付近にかけて、カーテンのようにします。
右手を、ハンカチの下に入れます。
右手で、ハンカチの真ん中あたりを盛り上げます。
左手で、ハンカチを取ります。
ハンカチをを取ると、右手から消しゴムが出現していました。
種明かし
このマジックの種明しは、あらかじめ左手の袖の中に、消しゴムを入れておくことです。
消しゴムを１個用意します。
左手の袖の中に、消しゴムを入れてしまいます。
消しゴムが見えないように、袖の中に入れてしまいます。
これで準備ができました。
ハンカチを広げて両手に持ちます。ハンカチは、少し体の右側に持つようにします。
次に、右手で持っているハンカチの角を、左腕のひじ付近にかけるようにします。
ちょうど、カーテンのように見えます。
次に、袖の中にあらかじめ隠しておいた、消しゴムを、右手でとりだします。
消しゴムを持った右手を、ハンカチの下に入れて、
ハンカチの中央付近から、上に突き出します。
左手でハンカチを取って、
出現した消しゴムを見せます。
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あめ玉の出現の場合
次は、袖に入れるのではなく、腕時計をして、手首の内側で、ベルトの下にあめ玉をはさんで、出演させる方法を解説します。
大人の方が、子どもに見せるときに、役立ちます。
あめ玉と腕時計を用意します。
あめ玉を、腕時計のベルトの下に入れます。
あめ玉が落ちないように、時計のベルトの下に、しっかりはさんでおきます。
ハンカチを両手に持ちます。
右手に持っているハンカチ角を、左腕のヒジ付近にかけます。
右手で腕時計のベルトの下にある、あめ玉を取り出します。
あめ玉を持った右手を、ハンカチの下に入れます。
あめ玉を持った右手で、ハンカチの中央付近を突き出します。
左手でハンカチをとると、
あめ玉が出現させたように見せることができます。
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瞬間移動する輪ゴム
２本の輪ゴムのうち１本の輪ゴムが、見えないうちに、一瞬で反対の手に瞬間移動するマジックです。
１本の輪ゴムを、２本に見せるやり方を覚えましょう。
やり方
左右の人差し指と親指で引っかけた、２本の輪ゴムを見せます。
右手の人差し指と親指を合わせて、左手の人差し指と親指を離します。
もう一度、輪ゴムを持ちかえてから…
右手の人差し指と親指でひっかけていた、輪ゴムを離して、左手に握ります。
右手には何も持っていないことを見せて、
ポケットから魔法の粉を取り出します。
左手に、パラパラと魔法の粉をかけます。
「輪ゴムが移動します」と言って、両手に力を入れて、軽く横に振ります。
何かが移動したような、動きをします。
両手を開くと、左右に１本ずつ輪ゴムを握っています。
左手に２本だったはずの輪ゴムが、右手に１本移動してしまいました。
種明かし
このマジックは１本の輪ゴムを２本に見せることによって、成立するマジックです。
もう１本の輪ゴムは、あらかじめポケットの中に入れておきます。
輪ゴムを２本用意します。
あらかじめ、右のポケットに輪ゴムを１本いれておきます。
輪ゴムは見えないようにして、ポケットに入れておきます。
次に、１本の輪ゴムを２本に見せる持ち方を解説します。
１本の輪ゴムを、８の字にします。
左右の人差し指と親指を輪の中に入れます。
輪ゴムを伸ばすと、写真のような形になります。
左右の人差し指と親指を交互に合わせることによって、２本の輪ゴムに見せることができます。
左手の親指と人差し指を合わせると、２本の輪ゴムに見えます。
逆に、右手の親指と人差し指を合わせて、左手の人差し指と親指は離します。
この場合でも輪ゴムは２本に見えます。
正面から見たところです。
８の字にした輪ゴムに、人差し指と親指を通した状態です。
右の人差し指と親指を合わせると、輪ゴムが２本に見えます。
右手の人差し指と親指を離して、左手の親指と人差し指を合わせても、輪ゴムは２本に見えます。
次に、右手の人差し指と親指で持っている輪ゴムを少しひっぱってから…
右手の輪ゴムを離して、左手の中に入れてしまいます。
（２本の輪ゴムが左手の中にあると思われます）
次に、右手には何もないことを見せてから、
「魔法の粉をかけます」と言って、右のポケットに手を入れます。
右のポケットには、あらかじめ１本の輪ゴムを入れておいたので、手の中に隠しながら、取り出してきます。
次に、右の人差し指と親指で、魔法の粉をパラパラと左手にかけるフリをします。
次に、右手も握り、左右に軽く横に振り、輪ゴムが移動したようなジェスチャーをします。
両手を広げて、輪ゴムが１本、右手に移動してしまったことを示します。
以上が、移動する輪ゴムマジックです。
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相手の数字を当てる予言のトランプマジック
相手が決めた「数字」を、予言のカードを使って当てるトランプマジックです。
相手にやってもらうことを、上手に説明しながら、進めましょう。
友だちは、「なんで分かったの？」と、不思議に思うことでしょう。
やり方
トランプ一組を使います。
マジシャンは、カードをよく切り混ぜます。
カードがバラバラであることを見せます。
カードをそろえてから、相手に渡します。
マジシャンは後ろを向いているか、目を隠したまま、相手にやってもらうことを言います。
相手にはトランプの束を見ながら、１から１３の数字の中から、どれか「数字」を選んでもらうように、言います。
ここでは、相手が「９」という数字を選びました。
次に、選んだ数字の枚数だけ、カードを表向きのまま、上から１枚ずつ、テーブルに置いてもらいます。
ここでは、「９枚」のカードをテーブルに置きました。
次に、手元に残ったトランプの束を、テーブルに置いたカードの上に重ねてもらいます。
マジシャンは、相手のほうをむいて、トランプの束を返してもらいます。
次に、マジシャンは、トランプを半分ほどに分けます。
トランプの束の下半分を、相手に渡します。
マジシャンは、自分の持っているトランプの束から、１枚カードを選んで、テーブルに置きます。
相手には、さきほど決めた「数字」のカードを１枚選んでもらいます。
この場合は、「９」のカードを選ぶことになります。
相手にも、選んだカードを、テーブルに置いてもらいます。
お互い選んだカードを同時に見せると、
2人とも同じ「数字」が一致したカードとなりました。
マジシャンは、予言のカードで当てることができました。
種明かし
このマジックの種明しは、マジシャンは、カードを切り混ぜたあと、密かに、一番上のカードを覚えておくことです。
トランプを切り混ぜます。
カードはバラバラであると、表むきにひろげたときに、
（マジシャン側から見た画像）
密かに、一番上のカードを覚えます。
マジシャンは、ここでは、「ハートの１０」のカートと覚えておきます。
（マジシャン側から見た画像）
相手にトランプの束を渡します。
相手に、好きな数字を決めてもらいます。
ここでは数字の「９」と決めたとします。
次に、トランプの束を表向きのまま、一番上から、今決めた「数字」と「同じ枚数」のカードを、テーブルに置いてもらいます。
ここでは、「９」枚のカードを、テーブルにおいてもらいます。
次に、相手が持っている残りのトランプの束を、テーブルに置いたカードの上に重ねます。
この時点では、マジシャンは見ないようにしていますので、相手が何の「数字」を選んだのか、また、何枚のカードをテーブルに置いたのかは、分かりません。
マジシャンは、トランプの束を受け取ります。
トランプを２つに分けて、下半分を相手に渡します。
次に、マジシャンは、自分の手元のトランプの束を表向きで見ます。
マジシャンは、最初にトランプの束の一番上のカードを、相手に渡す前に覚えておきました。
そのカードは「ハートの１０」でした。
「ハートの１０」のカードを探します。
（マジシャン側から見た画像）
見つけた「ハートの１０」のカードから、上にあるカードの枚数が、相手の決めた数字と一致します。
（マジシャン側から見た画像）
ハートの１０より上にあるカードの枚数は「９枚」です。
（マジシャン側から見た画像）
すると、相手の決めた数字は、「９」であることが分かります。
次に、マジシャンは、自分の手元にあるトランプの束の中から、「９」のカードを選びます。
（マジシャン側から見た画像）
選んだカードを裏向きのまま、「これが予言のカードです」と言ってテーブルに置いておきます。
（マジシャン側から見た画像）
相手には、トランプの束の中から、相手が決めた「数字」のカードを選んでもらいます。
このマジックでは、マークは関係なく、「数字」のみを一致させるマジックです。
そのため、決めた「数字」が書かれたカードを選んでもらえばよいです。
ここでは、ハートの９を選ぶこととなります。
相手は、「ハートの９」のカードをテーブルに置きます。
お互いのカードが、テーブルに置かれました。
（マジシャン側から見た画像）
同時に、お互いのカードを表向きにすると…
（マジシャン側から見た画像）
マジシャンの予言したカードは、相手の選んだ数字のカードと一致させることができました。
（マジシャン側から見た画像）
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最後に
今回は、学校にあるものでできるマジックを紹介しました。
学校にあるもの、学校で持っていけるものを使って、簡単にできるマジックですので、少しの練習で友達に見せてあげることができます。
また、別のページでは、明日、学校でできるマジックも紹介していますので、合わせてお読みください。
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