ロープが体を貫通するマジックを紹介します。
ロープマジックは、比較的大勢のいるところでも披露できますので、宴会の余興やかくし芸、一発芸としても使えます。
テーブルマジックの場合、少人数の場合は良いのですが、どうしても、大勢の前では見えにくいものです。
その点、このロープを使って体が貫通するマジックは、体全体を使うので、大人数の場合でも現象が分かりやすくてよいです。
今回紹介する体を貫通するマジックは、L4YOUというテレビ番組の2014年12月8日放送で、ハマック柳田さんが教えてくれたマジックです。
1本のロープを見せて、このロープを体の後ろにまわします。
そして、ロープの両端を持って、
手を伸ばしていくと
ロープが体の前にでてきます。体を貫通して、
ロープが前に出てきました。完全に貫通現象が成功しました。
このマジックは事前の準備をしっかりと行っていれば簡単にできるロープマジックです。
それでは、種明かしを紹介します。
用意するロープは、1本ではく、同じ長さのロープをあらかじめ2本用意しておきます。
1本のロープは体の前側からズボンの中に入れていきます。
ズボンに入れたロープは、体の後ろ側で、両端を出しておきます。これで準備完了です。
ロープを見せて、これを体の後ろにまわします。
この時、手に持ったロープはズボンの後のポケットに入れてしまいます。
そして、あらかじめセットしておいた、ズボンの中から出ているロープの各両端を持ちます。
そのまま、ロープを体の前に引っ張ってくるとロープが体の前からでてきて、貫通したように見せることができます。
あとは、演技力です。
いかにも体を通ってきたような表情や動きをしながら見せるとより不思議に見せることができます。
例えば、ロープが出てくるとに、腰を振りながら、「貫通してきた!」という動きをするなどです。
以前、私はロープの代わりに、ネクタイで披露したことがあります。
宴会でマジックを披露することになったのですが、同じ長さのロープ2本を用意していなかったのです。
そのときは、100円ショップへ行って、同じ柄のネクタイを2本用意して披露したことがありました。
ロープよりも、ネクタイのほうがよりリアルに見せることができます。
ホント、このマジックは宴会芸でも使えますので、ぜひ覚えて使ってみてください。