マジシャンのタナカ太郎さんのリングやカードマジックがすごい
2017年10月17日放送の志村けんのバカ殿様 花火大会スペシャルで、マジシャンのタナカ太郎さんが登場しました。
オープニングで披露したのは、4本リング。
4本リングは、別名「チャイナリング」とも言います。
え、このネタで勝負するの?って思いました。
4本リングののマジックはあまりに有名なマジックですし、タネの存在も知っている人が多いかと思います。
なので、あまりテレビ向きではないのでないかと思ったからです。
ところが、タナカ太郎さんが披露する4本リングは、タネの存在をまったく感じさせない手さばきでした。
ギリギリのところでの手の開きや指使い、タイミングなどは、「本当にこのネタ、自分が持っているものと同じなんだろうか?」と思ってしまうくらい不思議でした。
ちょっと調べてみたら、
「タナカリング」という4本リングの作品を発表しているくらいの腕前だったのですね。
次にタナカ太郎さんが披露したのは、コインマジック。
1枚の500円玉を消すというテクニック。
両手を開いてもコインは持っていない、と思っていたら、
ありえない場所でコインを保持していました。
この手の状態でコインを保持するのはかなり難しいです。
ちょっとでも手を動かすと、すぐにコインが落ちてしまいます。
そして、タナカ太郎さんが最後に見せたのが、カードマジック。
志村けんさんがサインしたカードを使うなどして、瞬間移動のカードマジックの数々を披露していました。
よく、テレビで披露されていた、サインしたカードを真ん中に入れると上に上がってくる、というマジックではなく、今までテレビでは見たことがないような瞬間移動のマジックでした。
最後は、フォトフレームを取り出しました。
その中に映っている写真は、マジックバー モメントスという。
タナカ太郎さんが普段、マジックを披露してるマジックバーだそうです。
ちゃっかりテレビで宣伝していました。
そして、タナカ太郎さんが、カードをバラバラとそのフォトフレームに、当てていくと、志村けんさんがサインしたカードが、そのフォトフレームの中に飛び込む、というマジックを披露しました。
久し振りに、見応えのあるマジックをテレビで見ることができました。