元プロレスラーの佐々木健介が以前、テレビ番組で、首が落ちるマジックを見せていた様子を思い出したい。
こういったリクエストにお答えいたします。
佐々木健介さんが、首落ちマジックを披露していたのは、「シルシルミシルさんデー」というバラエティ番組内で、坂上忍さんを驚かせるドッキリ企画でした。
こんにちは、週末マジシャン・バッザです。
マジック歴25年、会社員のかたわら週末に、施設、イベント、飲み会でマジックを披露するほか、手品講座を依頼される週末マジシャンです。
このような私が、解説していきます。
今回は、元プロレスラーの佐々木健介さんが、テレビで披露していた、首が落ちるマジックの内容について、紹介します。
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シルシルミシルさんデー
「知って見て得する情報バラエティ シルシルミシルさんデー」は、2010年7月4日~2014年9月7日まで、テレビ朝日系列で毎週日曜日に放映されていた情報バラエティ番組。
番組名の由来は、「青い鳥」のチルチルミチルと「見る」「知る」をかけたもの。
佐々木健介wiki風プロフィール
名前 佐々木健介
生年月日 1966年8月4日
出身 福岡県福岡市
身長 180cm
職業 元プロレスラー、タレント
1986年2月16日プロレスデビュー
2014年2月11日プロレス引退
引退後は、健介オフィスに所属し、主にタレント活動をおこなっている。妻は全日本プロレス出身の元プロレスラー北斗昌
バラエティ番組では、「シルシルミシルさんデー」や「どうぶつ奇想天外」」などにも出演。夫婦で出演することも多い。
首落ちマジックとは
普通に立っている状態で、いきなり首が、上半身の真ん中あたりまで落ちてしまうマジック。
マジックとしては「ハロウィンヘッド」と呼ばれているもの。
テレビでは、マジシャンのセロやDr.レオン、パフォーマーの蛯名健一などが披露している。
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蛯名健一の首落ちの種明かしとやり方、wiki経歴、現在まで調査
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バラエティ番組でもこのマジックがよく使われ、お笑い芸人のほか、プロレスラーのアニマル浜口も、トリックハンターという番組で披露している。
首が落ちるマジックの元ネタは、萩本欽一さんが司会を務める「全日本仮装大賞」で、少女が「落ちちゃった」というタイトルで披露した演技が元ネタとなっており、プロマジシャンが買い取ったと言われている。
種明かし
コートの肩に、ハンガー状の骨組みが入っている。
首を下に落としたときは、ハンガーがコートの肩をおさえているため、首だけが突然落ちたように見せることができる。
おしりを後ろに突き出しているため、相手に見せるときは、真正面から見せることが基本となる。
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首が落ちるマジック種明かし トリックハンターでネタバラシ
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佐々木健介が見せた首落ちマジック
2014年5月25日放送の「シルシルミシルさんデー 芸能界もしもアワード びっくりぃむ2014」は、ドッキリ特集でした。
そのコーナーで、佐々木健介、北斗晶夫婦が坂上忍さんを驚かせるという内容がありました。
そこで、佐々木健介さんが、首が落ちるマジックを坂上忍を見せて驚かせようとしました。
マントらしきものを着ていた佐々木健介さんが登場。
坂上忍の前に立ちました。
そして、いきなり首が落ちるマジックを披露。
しかし、坂上忍さんは、あまりリアクションがなかったです。
首が落ちるマジックは、インパクトがあって、坂上さんは、かなり驚くと思ったのですが、そうでもなかったです。
ただ、番組ではいくつかのドッキリをすでに実行していたため、坂上忍さんは、あらかじめ驚かされるのが分かっていました。
そんな環境で、首が落ちるマジックを見せられて、それほど驚きがないのも、うなずけます。
やはり、ドッキリやマジックで驚いてもらうには、予期しないところで、予期しない現象を見せると驚いてくるもんですから。
「これからあなたを驚かせます」
というような空気を見せた状態では、なかなか驚かせることは難しいのかなと思いました。
人は、予測以上のことを見せないと、驚かない
今回の番組で学んだことは、マジックでは、相手が予想していること以上のことを見せる、その必要性について、あらために認識しました。
例えば、宴会などでマジックを見せる場合にも、宴会芸程度のベタなマジックをにおわせておいて、それ以上のネタとテクニックを見せることによって相手を驚かせることができるます。
先日、飲み会があって、ちょっとした余興をする機会がありました。
「このお札を使ってなんかしてみろ!」みたいな、感じでいきなり言われました。
私は、困った表情をしながら、相手から千円札を受け取りました。
回りの人は、このお札がどうなるかなんて予想していなかったのです。
私は、無言でお札を折りたたんで、いきなり一万円札に変えました。
すると、周りの人たちは、まさかこんなところで、お札が変わるマジックを見るとは予想しなかったのですね。
すると、ものすごい驚きを引き起こすことができたのです。
これが、マジックの面白いところです。
常日頃から、相手の予想を上回るにはどうすればよいか、どんなネタを見せたらよいか、どんな演出をしたらよいか、考えておくことが大切ですね。
最後に
今回は、佐々木健介さんの首落ちマジックを紹介しました。
普段、佐々木健介さんは、テレビでドッキリ企画が行われる場合は、「だます側」よりも、「だまされる側」のほうが多いです。
健介さんの、人柄の良さがでたために、坂上忍さんを驚かせることができなかったのかもしれません。
首が落ちるマジック自体は、強烈なインパクトがあります。
人を驚かせるには、マジックのネタだけでなく、タイミングと演出、そして予期しないシチュエーションといった雰囲気づくりも大切かと考えます。