デアゴスティーニザ・マジック第3号のトランプマジックは、お客さんとマジシャンのカードが一致する、というマジックです。
作品の名前は、ドゥ アズ アイ ドゥ Do As I DOと言います。
「私の真似してごらん」、という意味です。
今回のカードの当て方は、2組のトランプを使って当てるやり方です。
ですので、2組のトランプを用意することになります。
デアゴスティーニのマジック1号では、トランプ1組がついてきます。
もう一つは、自分で持っているトランプを用意しましょう。
100円ショップでもトランプが販売されていますので、それを使ってもかまいません。
ただ、見栄えにこだわるのでしたら、色が違うものを
使うのがよいでしょう。
例えば、トランプマジックで、マジシャンがよく使うものは、「バイシクル」というものがあります。
バイシクルは、赤と青のデザインされたものがありますので、今回は、赤と青のトランプを使います。
それでは、現象を説明しますね。
ドゥ アズ アイ ドゥは、私の真似してごらん、というくらいなので、マジシャンは、お客さんに、同じ動作をしてください、と言います。
最後には、お客さんが選んだカードとマジシャンが選んだカードが一致するという、カード当て現象です。
まず、おたがいのトランプをよくシャッフルします。右側がマジシャンです。左側はお客さんです。
よくシャッフルしたら、トランプをお互い交換します。次に、お客さんに、1枚好きなカードを選んでもらいます。マジシャンも一枚、選びます。
ここで、先にマジシャンは、お客さんが選んだカードを当てようとしますが、間違えてしまいます。そこで、もう一度チャレンジします。
「もう一回やってみます」と言い、同じ動作をやってもらいます。
テーブルの前には、トランプの束がありますので、そのトランプを2つの山に分けます。
そして、さきほど1枚出したカードをトップに置きます。
そして、残りのカードの山を上に積んで、1枚のカードを真ん中くらいに入れてしまいます。
そして、お互いのカードを交換して、もう一度、相手にはさきほど覚えてもらったカードを1枚出してもらいます。マジシャンも、1枚カードを出します。
最後には、お客さんが選んだカードとマジシャンが選んだカードが一致しています。
このトランプマジックの重要な点は、演技力です。
一度、相手のカードを当てるのを、間違えたフリをしなければなりません。
そこからの行動が、さりげなくできるかどうかが、このマジックの成功のカギを握っています。
このタイミングやしぐさは、参考となる演技を見ておくことが、最適です。
あとは、実践で磨いていくことになります。
もう一つ、注意点があります。
それは、一度、カード当てを間違えたとき、相手が選んだカードをすぐに、開けてしまわないように注意しておかなければなりません。
私が、一番最初にやってみたときは、相手のカードを間違えた瞬間に、「違うよ」と言われて、と同時に、お客さんが覚えたカードを表向きにされてしまいました。
次の展開にもっていくように誘導するためには、やはり演技力が必要だと思いました。
最後に、お互いのカードが一致している瞬間は、とても驚くことと思います。
デアゴマジックNo3のDVDの演技では、カードが一致した後、メイガスさんと女性が、一致したことを喜びあって、「ハイタッチ」をしています。
あなたは、好意をよせている人と一緒に、このトランプマジックをみせることもできるし、相性占いみたいな演出をしながら、このトランプマジックを見せるのも面白いかと思います。
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