デアゴスティーニのザ・マジックの第2号に収録されている、コインマジック・ダブルX(エックス)をやってみました。
ダブルXとは、手の甲にあるコインが、一瞬で手の中のコインと入れ替わる、というコインマジックです。
デアゴスティーニのザ・マジックNo2についてくる付属のコインは、「文久永宝」というコインです。
なんでも、江戸時代に流通したコインを型どったものと記載されています。
一般の人は、分からないと思います。
DVDではメイガスさんは、「中国のもの」と言っています。
事前に、よく相手に調べてもらうので、中国のコインと言っても、差し支えないと思います。
もう一枚は、500円玉を使います。
これは自分で用意したものでもよいですし、相手から借りても良いです。
まずは、2枚のコインを調べてもらってから、
その2枚のコインを重ねて、左手の中に入れてしまいます。
次に、左手の中から、1枚取り出します。取り出したコインは、中国のコインです。このコインを手の甲の上に乗せます。
そして、付属の小さなステッキ(ウォンド)で、軽くたたきます、
一瞬にして、500円玉に入れ替わりました。
そして、手の甲にある500円玉をテーブルに落として、
手をあけると、さきほど、入れ替わった中国のコインが手の中に移動していました。
このダブルXは、非常にインパクトがあって、驚かれます。
特に、手の甲のコインが一瞬で変わる現象は、いつまでも印象に残るマジックです。
ただし、手の上のコインであるため、近くの人でなければこの現象を理解できません。
私の経験上、3人くらいが限度かなと思います。
でも、その3人には強烈な印象を与えることができます。
ウォンドの説明をします。
ウォンドの長さは、21cmです。
飲み会や宴会で使う場合は、ジャケットの内ポケットに入らないでもない長さですが、ちょっと邪魔になるかもしれませんね。
カバンに入れて持ち運ぶことをおすすめします。
ウォンドについては、その原理が分かれば、ボールペンとかでも代用として、作成することが可能です。
面倒であれば、マジックショップなどでもダブルXを探せば、ウォンドの代用になるものが販売されていることと思います。
次に、中国のコインです。
マジックをするのに、中国のコインでなければならないのか?という疑問をもたれる可能性もあります。
だだし、この辺は、事前に良く調べてもらうことによって解消されるかと思いますし、また、この中国のノーマルコインを使って別のマジックを最初にいくつか見せることによって、疑いを持たれることはないかと思います。
昔は、100円玉と10円玉が入れ替わるダブルXがマジックショップなどで販売されていました。
そしてウォンドではなくボールペンでした。
これだと、自然に見せることができていました。
今はこのセットはあまり見かけません。
ただ、マジックショップでは、中国のコインではない、外国のコインを取り扱っているショップもあります。
よりリアルに演じたい場合は、マジックショップでのダブルXも検討されるとよいかと思います。
以前、職場の飲み会でこのダブルXを見せたことがありました。
かなり驚かせることができました。
次の日の職場でもその話題が出ていました。
それくらい、記憶とインパクトを起こせるマジックです。
テーブルマジックを行う上では、身に付けておくべきマジックだと思います。
また、コインの扱い方、ホールドの仕方などの、コインテクニックはメイガスさんがDVDの中でレクチャーされています。
デアゴマジックのNo2では、コインテクニックの基本も学ぶことができます。
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