ハンカチを使ったマジックグッズをいろいろ知りたい…
子どもでも簡単にできるような手品用品を知りたい...
こういったリクエストにお応えします。
今回は、マジック用品で、ハンカチに関するおすすめマジックを紹介します。
ハンカチが、消えたり、現れたり、動いたり、浮いたり、変化するマジックグッズなどがありますので、ご参考ください。
ハンカチを使ったマジックは、見栄えが良く、華やかに見え、持ち運びも便利です。子どに見せたり、宴会の余興、介護施設や保育園、ちょっとした手品用品を使えば、あなたもマジシャンになれます。
少し練習すれば、子どもでも簡単にできるマジックグッズです。
ここでは、人気のハンカチを使った手品グッズを6種類紹介します。
こんにちは、週末マジシャン・バッザです。
マジック歴25年、会社員のかたわら週末に、施設、イベント、飲み会でマジックを披露するほか、手品講座を依頼される週末マジシャンです。
このような私が、解説していきます。
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ハンカチーフマジック(テンヨー)
ハンカチーフマジックは、赤いハンカチが、現れたり、消えたりするマジックです。
マジックのもっとも基本となる、手品用品を使います。
私も手品を始めたばかりの頃、初めて買った手品用品が、このハンカチーフマジックでした。
YouTubeのテンヨー公式チャンネル「ハンカチーフマジック」の動画リンクを貼っておきます。
ハンカチーフマジックのやり方・見せ方
ハンカチを裏表見せて、
ハンカチには、何もないことを示します。
左手にハンカチをかけて、ハンカチの真ん中あたりに、右手の人差し指でくぼみを作ります。
そうすると、ハンカチのくぼみの中から、赤いハンカチが現れてきました。
1枚の赤いハンカチが、ハンカチの中から出現しました。
この赤いハンカチを、もう一度、ハンカチのくぼみの中へ入れます。
おまじないをかけて、ハンカチをひろげると、
赤いハンカチが消えてしまいました。
ハンカチの裏表を見せても、赤いハンカチはありません。
次は、ハンカチを使わないで、行います。
左手で、空中でつかみます。
そうすると、握った左手の中から、赤いハンカチが出てきました。
1枚の赤いハンカチが、手の中から出てきました。
出てきた赤いハンカチを、左手の中に押し込んでいきます。
左手におまじないをかけて、手を広げると、
赤いハンカチは無くなってしまいます。
手品初心者の頃、子どもにバレてしまった話
現象としては、空っぽの手から赤いハンカチーフが現れたり、ハンカチの中から、赤いハンカチーフが現れる手品ですので、とても分かりやすいです。
友達から借りたハンカチを使っても、赤いハンカチを出現させることができます。
ハンカチーフマジックは、ドン・キホーテや大手電気店のおもちゃグッズコーナーでも販売されていますので、比較的、入手しやすいでしょう。
この手品用品一つあるだけで、簡単に不思議なハンカチの出現・消失現象を見せることができます。
手品の基本道具でもありますし、とても人気がある手品グッズです。
使い方に慣れるには、少し練習が必要です。
また、そのまま、見せるとバレしまう可能性もあるので、手の角度やタイミング、自然な形で、隠す動きを練習する必要があります。
私の場合は、手品を始める前は、ものすごくハードルを高く感じてしました。
相当、練習しなければ身につかないものだし、すぐに挫折してしまうだろう、というイメージを持っていました。
それが、実際に手に取って数回、練習した時に、「できるかもしれない」と思い、そこから練習を繰り返しました。
最初から、上手くはできませんでしたが、少しずつ見せ方が分かってきました。
ただし、注意点があります。
大人の方が、子どもにハンカチーフマジックを見せる場合は、気を付けないといけないことがあります。
それは・・・
このハンカチ手品グッズはとても有名で、しかも値段が安いために、手品が好きな子どもは、同じものを持っている可能性もあります。
小学校5年生から6年生くらいの子どもで、手品が好きな子は、このギミックを持っている可能性も高いです。
ですので、赤いハンカチを見せたとたんに、「それ知ってる!」と言われるがあります。
私が手品の初心者の頃、この手品を披露しようと、赤いハンカチを見せたとたんに「それ、知ってる!あそこにタネがあるんだ!」と言われたことがあります。
そのときは、ドギマギしてしまい、そのネタを床に落としてしまいました。
子供たちにバレてしまい、撃沈したことがあります。
苦い経験です。
あなたは、決して落とさないように注意しましょう。
ただ、小学校低学年くらい以下でしたら、まだまだ、知らない子どもも多いですので、驚いてくれます。
また、大人が大人に見せる場合には使えます。
私がよく行く飲み屋のマスターは、マジックのこの赤いハンカチを出したり消したりする手品が好きで、お客さんに見せたりしています。
なかなかウケが良いですよ。
また、宴会など、それなりに大人数の前でも使えます。
現象がシンプルなだけに、一般のお客さんはけっこう驚いたりしています。
タネを見つけようとして、「じー」と見ている人もでてきますが、どこに消えたか、けっこう分からないものです。
うまく成功するとうれしくて、あなたは、ドヤ顔を隠しきれないかもしれません。
見せる相手のおさらいをすると、
1.あなたが、小学生高学年に見せる時には、説明書どおりに見せるのは避けましょう。
2.小学生低学年以下が見せる相手であれば、驚いてくれます。
3.大人に見せるにも使えます。
この手品グッズは応用範囲がとても広いです。
基本の「ハンカチを消す、現れる」をマスターしたら、他の見せ方も学んでみたいと思うことでしょう。
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踊るハンカチーフ(テンヨー)
踊るハンカチーフは、空中でハンカチーフが動き出すマジックです。
YouTubeのテンヨー公式チャンネル「踊るハンカチーフ」の動画リンクを貼っておきます。
やり方・見せ方
マジシャンは、紙袋を持って登場します。
紙袋の中から、赤いハンカチーフが入っているのを、一度見せます。
マジシャンは、おまじないをかけて、紙袋の中に手を入れます。
そうすると、さきほど見せた赤いハンカチが、小きざみに動きながら出てきました。
空中にも飛んでいきますが、それをマジシャンはつかみます。
赤いハンカチの先は、踊るように小さく動いたり、空中に飛んだりを繰り返しています。それをマジシャンがつかまえようとします。
最後は、踊るハンカチーフを紙袋の中に入れてしまいます。
ハンカチーフは動かなくなり、このマジックを終わります。
見せ方に工夫が必要
踊るハンカチーフを見せたときは、一瞬だけ驚かれます。
ただ、あまり長い時間みせていると、スグに感づかれてしまいます。
かなり大げさに、ハンカチを動かしたほうが良いでしょう。
宴会の余興ネタとしては、ウケると思います。
真面目なマジックとして現象を見せるよりも、ネタバレ覚悟で大げさに、演じるといいですよ。
このマジックは、どこでマジックの演技を止めるのが良いのか、迷ってしまうことがあります。
最後の終わり方も、参考演技のように、紙袋などに戻って、おとなしくなったという設定にしておくと、終わり方にも締りがでてきます。
ゴーストハウス(テンヨー)
ゴーストハウスは、プラスチックの家の形をした箱と、ハンカチがセットになっています。
YouTubeのテンヨー公式チャンネル「ゴーストハウス」の動画リンクを貼っておきます。
やり方・見せ方
ゴーストハウスを見せます。
ゴーストハウスの屋根の部分は、フタになっています。
フタをあけておきます。
空中にとぶ、ゴーストを捕まえます。
ゴーストハウスの中に入れてしまいます。
フタをして、ゴーストハウスを持って、ゆすると、
すると、ゴーストハウスから、カタカタと音がします。
何かが入っていると思い、フタをあけると、何もいません。
ゴーストは、逃げてしまいました。
もう一度、空中にいるゴーストを捕まえて、家の中に入れてフタを閉めます。
ゴーストハウスをゆすると、再び、カタカタと音がします。
何かが入っていると思われます。
次に取り出したのが、ハンカチです。
テーブルに広げたハンカチを、折りたたみます。
このハンカチの中に、ゴーストハウスにいるゴーストを入れてしまいます。
そうすると、ハンカチの中に何かがいるように、
真ン中あたりが浮きます。
突然、マジシャンは、浮き上がってくるハンカチをつかみます。
ハンカチから飛び出したゴーストを、再び、空中でつかまえて、ゴーストハウスの中に入れてしまいます。
フタを閉めて、揺らすと、やはり「カタカタ」と音がします。
最後は、フタを空けて、ゴーストがいなくなったことを見せて、このマジックを終わります。
ゴーストハウスはオススメのマジック
ゴーストハウスから音が鳴る仕組みは、ほぼバレることはありません。
音を鳴らせたり、止めたりするのは、簡単にできます。
また、ハンカチもなぜ動き出すのか、ネタバレしにくく分かりません。
不思議です。
オススメの手品用品ですが、残念ながら、テンヨーさんでは生産中止になっている商品です。
在庫を取り扱ってるショップがあれば、購入可能です。
ハンカチーフになるロープ(テンヨー)
昔からある有名な手品用品です。
ロープからハンカチにするのは一瞬で終りますので、その前の演技で興味を持たせるようにしましょう。
YouTubeのテンヨー公式チャンネルの「ハンカチになるロープ」の動画リンクを貼っておきます。
やり方・見せ方
1本の白いロープがあります。
ロープを手に巻いて、上に伸ばします。
おまじないをかけると、ロープがピンと立ってしまいます。
ロープの先には何もありません。
しかし、ロープの先の上で、手で作ったハサミで切る仕草をすると、
立っていたロープが倒れてしまいます。
見えない糸を切ったようです。
さきほどより少し長くして、もう一度、ロープを立てます。
再び、ロープの先の上でを、手で作ったハサミで切ると、
ロープは倒れてしまいます。
もう一度、ロープを立ててみると言います。
そして、ロープをピンと伸ばそうとしたとたん、赤いハンカチーフに変わってしまいました。
スマホイリュージョン(テンヨー)
スマートフォンに、ハンカチがすり抜けて、貫通するマジックです。
シルクスルーフォンとして販売されていたものを、テンヨーで独自の工夫を加えて、考案者の顔をパッケージに掲載して販売しました。
YouTubeのテンヨー公式チャンネルの「スマホイリュージョン」の動画リンクを貼っておきます。
やり方・見せ方
普通のスマートフォンを用意します。
スマートフォンを横にした状態で、正面にハンカチを押し当てます。
ハンカチを引っ張ると、スマホの画面から、ハンカチが後ろに通り抜けていきます。
スマホ以外でも、ハンカチを貫通させることができます。
トランプのケースに、ハンカチが通り抜けます。
キャラメルの箱でも、ハンカチが通り抜けます。
カラーチェンジングハンカチーフ(テンヨー)
ハンカチの色が、一瞬で変わるマジックです。
YouTubeのテンヨー公式チャンネルの「カラーチェンジングハンカチーフ」の動画リンクを貼っておきます。
やり方・みせ方
緑色と黄色の結ばれたハンカチをみせます。
おまじないをかけて、ハンカチを上から下にむかって、しごいていくと、ハンカチは、青色と赤色に一瞬で変わります。
もう一度おこないます。
今度は、ハンカチを上から撫でていくだけで、黄色と緑色のハンカチに戻ります。
最後に
今回は、手品用品で、ハンカチを使った初心者でもできるマジックグッズを紹介しました。
どの手品用品も、テンヨーで製作されたもので、手品初心者の方も、取り組みやすいマジックグッズです。