あなたが、いきなり何かマジックを見せる場面になったとき、どうしますか?
普段は、何かしらのマジックネタを持ち歩いているのに、この日に限って何も持っていない。
でも、相手から何かを見せてほしい、というリクエストがあったらどうします?
そんなときのために、身近にあるものを使って、即席でマジックができるものを覚えておきたいものですね。
今回は、コップ、ハンカチ、輪ゴムと紙があればできる簡単マジックを紹介します。
このマジックは2016年8月16日放送の「ウソのような本当の瞬間!30秒後に絶対見られるTV」で、トランプマンが、簡単なマジックの種明かしとやり方を教えていました。
トランプマンと言ったら、「なるほど!ザ・ワールド」で1990年6月から7年間レギュラー出演していたマジシャンです。
正体は、非公開となっています。
今回、トランプマンが教えてくれたマジックは、紙がコップを貫通するマジックです。
相手に、1枚の紙に絵を描いてもらいます。
どんな絵でもかまいません。
この紙をコップの中に入れます。
その上からハンカチをかぶせて、輪ゴムをします。
おまじないをかけると、コップから紙が貫通して出てきました。
もちろん、さきほど絵を描いてもらった紙です。
コップにかぶせてあるハンカチをとって、このマジックを終わります。
では、このマジックのやり方を説明します。
コップの中に紙を入れてハンカチをかぶせるときに、コップをクルっと逆さまにします。
つまり底の部分を上に持っていき、ハンカチをかぶせて、輪ゴムをします。
紙は、固いものを使ったほうが、落ちにくく良いです。
そして、おまじないをかけて、ゆっくりとコップから紙を出してきます。
コップにかぶせてあるハンカチをとるときは、再びコップをもとの形に戻します。
この、ハンカチからコップを見せるときは、相手が、紙に注目しているときに、コップをもとの形に戻すと、気づかれません。
ハンカチの中で、一瞬にして、コップを上下に入れ替えることができれば、このマジックは成功します。
身近なものを使ってマジックができるように、この簡単マジックもレパートリーとして覚えておくといいですよ。