コインとコップと新聞紙を使ってコップを消す手品を紹介します。
このマジックは、2013年12月6日放送の「みいつけた!」というNHKの子供向けのテレビ番組でマギー審司さんが紹介してくれました。
最初にスイちゃんが実演してくれましたが、とても上手でした。
ただ、この手品見せるときには、テーブルが必要となります。
テーブルの上で行ってください。
用意するのは、コップ、コイン、新聞紙です。最初にコップを使って、「テーブルの上のコインを消す」と言います。
コインの上にコップを置きます。
さらに新聞紙を用意して、
コップの上に新聞紙をかぶせます。新聞紙を両手でしっかりとおさえ、コップの型に合わせます。
そして、おまじないをかけると、「コインは消えました!」と言いながら、コップはずして見てみると、コインはあります。
おかしいですね、じゃもう一度やってみます。と言いながら、新聞紙ごとコインの上に再び置きます。
ここで、「じゃ、コインを消すのは難しいので」といいながら、新聞紙を強くつぶして、コップを消しました!
といって、新聞紙の中のコップがなくなっていることを見せて、この手品は終わります。
では、この手品の種明かしとやり方を解説します。
この手品は、コインを消しましたと言いながら、コップをよけてコインを見せているところにあります。
コップをよけて、自分の体の手前にもってきたときに、新聞越しに持っているコップを持つ手を少し緩めて、
新聞紙の中のコップを落として、右手で受け取ります。そして、そのままコップをヒザにはさんでおきます。
次に、コップが入っていないまま、コップの型が作られた新聞紙をコイン上に置きます。ここで大切なことは、コインの上にコップが入っていない新聞紙を置くときに、新聞の中が見えないようにそっと置きます。
また、このとき新聞紙の中には何も入っていないので、力を入れすぎてコップの形を崩してしまわないように気をつけます。
あとは、新聞紙の上から手でたたき、コップが消えてしまったことを見せます。
簡単に、そして手軽にできる手品ですので、試してみてください。
ただし、画像ではプラコップを使っていますが、場合によってはガラスのコップを使う場合が多いです。
そのときは、グラスをひざの上に落とすときに、誤って床に落として割ってしまわないように細心の注意が必要です。
私は、一度、しっかりと右手でグラスを受け取ってからヒザの上に渡すようにしています。