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大勢の前で笑いをとるロープマジックとは
あなたは、比較的大勢の前で、
マジックを依頼されることはありますか?
パーティや余興、宴会などで、どんなネタを披露したらよいか困ったことはありませんか?
私は、ときどき、40人~60人くらいの前でマジックを依頼されることがあります。
そんなことがあるため、
1.大勢の前できるもの、
2.時間をとることできるもの
3.笑いをとれるもの
4.ウケるもの
5.持ち運びにも邪魔にならないもの
など、
これらの条件に当てはまるネタをいつも探しています。
そこで、たまたまYoutubeでこんな動画を見つけました。
MICHAEL FINNEY ( マイケル・フィニー)というアメリカのコメディマジシャンです。
動画では、30秒あたりに登場します。
ロープマジックを披露しています。
特に、3分あたりで、相手が、ハサミで切ようとロープに集中しているときに、ロープの端だけを切るシーンがあります。
どうですか?面白いと思いませんか?
これができたら、結構ウケるだろうと、演じてみたいと思いました。
そこで、マイケル・フィニーのレクチャービデオがないものか探したところ、ありました!
PROFESSIONAL・ROPE・ROUTINESプロフェッショナル・ロープ・ルーティンというタイトルのDVDです。
マイケル・フィニーやダン・ハーランなど6人のマジシャンが出演しているロープマジックのレクチャーDVDです。
6人のマジシャンによって6種類のロープマジックが紹介されていますが、
正直言って、このマイケルフィーニのマジックを覚えることさえできれば、このDVDの価値は十分にあると思いました。
ただ、このDVDは、日本語字幕も英語字幕もないです。
でも、英語が理解できなくても、映像からなんとか学ぶことができます。
なんとなく、英語の単語だけを聞き取っているだけでも、面白いこと言っているだろうな、というのが雰囲気でわかります。
演技だけを見ているだけでも、笑ってしまいます。
この笑いを取れることを期待すると、モチベーションが上がってきて、身に付けようという意欲が湧いてきます。
ただし、解説は、それほど丁寧ではないです。
マイケル・フィニーは、もともと早口でありますし、けっこう早いペースで説明が進んでいきますので、何度も映像を繰り返してみる必要があるかと思います。
私にとっては、何度も映像を繰り返してみるほうが、一種の「謎解き」のような感覚があるので、集中して見ることができます。
そして、やり方を理解したときの、満足感がたまらないです。
やり方を理解したら、あとは練習を反復するだけです。
いつか披露できる日がくることを期待して練習を繰り返しています。
プロフェッショナル・ロープ・ルーティンのDVDは、
フレンチドロップというマジックショップで取り扱ってます。
https://www.frenchdrop.com/detail?id=593
販売ページでは、DVDの紹介映像を見ることができます。
オープニングのところで、マイケル・フィニーの演技が少しだけ見ることができます。
マイケル・フィニーのロープ・ルーティンには、随所に笑いを取る箇所があります。
例えば、お客さんに手伝ってもらうために、前にでてきてもらいます。
「カードマジックは好きですか?」とマイケルが聞くとお客さんは「はい」と答えます。
すると「OK!じゃロープマジックをやりましょう」というセリフからスタートします。
次に、ロープを一か所、お客さん切ってもらいます。
両方同じ長さのところで、切ってもらうのですが、長さがずれて、切ってしまっている、など、随所にコメディの要素がちりばめられています。
ロープマジックで笑いをとりたいと思っている人にとっては、身に付けておきたいマジックかと思います。
【2019年5月18日追記】
ただし、注意点もあります。
この演技が、日本人にウケるかどうかは、その場によります。
なぜなら、見方によっては、相手をちょっとからかっている風にも見えるからです。
外国ではジョークとしてとらえることができますが、日本人がこの演技を見たときにどう思うかです。
お手伝いしてくれている人を、からかっている姿を見て、笑ってくれるかどうか?
私は、やっとこの演技を身に付けたので、何度か披露してきました。
その場では盛りあがったのは事実です。
ただ、後から自分で振り返ったとき、お手伝いしてくれた人はどう思ったのだろうか?
嫌な気分になっていなければいいな・・・なんて思うこともありました。
ただ、お酒が入っていて、全員がテンションが高い席で披露したときは、ものすごい破壊力があるくらいウケました^^