
- マジックをしながら口下手を改善したい…
- どんな方法があるか知りたい…
こういったリクエストにお応えします。
せっかくなら、マジックを通して口下手も改善できたらいいな、と思ったことはないですか?
マジックをしながら、口下手が改善されていったり、セリフがもっと上手に言えるようになるためには、どのようにしたらよいか紹介します。
こんにちは、週末マジシャン・バッザです。
マジック歴25年、会社員のかたわら週末に、施設、イベント、飲み会でマジックを披露するほか、手品講座を依頼される週末マジシャンです。
このような私が、解説していきます。
今回は、マジックを覚えながらいつのまにか、口下手を改善する方法を紹介します。
もともと口下手なんだけど、マジックをしながら、いつのまにか改善できたらいいなぁ、と思っている。
セリフがもっと上手く言えるようになるためには、どうしたらよいのかな?
こんなふうに思っているなら、この方法がお役に立つかもしれません。
ここでは、
- 自然に言葉でてくるという思い込みを捨てる
- セリフを紙に書くこと
- 何かを書くか?その情報源は?
- 動画で見つけた参考例
について、解説してきます。
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自然に言葉でてくるという思い込み
それまでの私は、マジックをしながら、ただただ思いついたことだけを、口にしていたのです。
逆を言えば、何も思いつかなかったら、何も言わないでマジックだけを見せて、相手が驚いてくれるのを待っているような状態だったのです。
そのため、マジックは不思議なんだけど、拍手がもらえない...
「なんで、ウケないんだろう」と、何が悪いのかさえ、 気づかなかったのです。
もともとしゃべりが得意でもない口下手なのに、アドリブにまかせている自分を反省しました。
まずは、マジックを見せていれば、自然に言葉がでてくるものだという、思い込みを外さなければなりません。
プロマジシャンが、毎日のようにマジックを披露する環境であれば、経験によって、セリフなども積み上げられきます。
しかし、普段、マジックを披露する機会が少ない、アマチュアマジシャンであれば、なおさら、マジックのセリフやトークは、あらかじめ、セリフ原稿を作成しておかないと、身に付かないものです。
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セリフを紙に書くこと
私自身が、マジックを見せるときに口下手ということもあり、セリフでとても苦労していました。
私が初心者の頃は、マジックを見せながら、ただただ思いついたことを口にしようとしていたのです。
「もっと経験を積めば、自然にトークは上手くなるはず」
「それよりも、マジックの腕を磨かなくては」と思っていました。
そんなとき、あるマジシャンから教えてもらったアドバイスが、とても役立ちました。
聞けば単純なことでしたが、当時の私にとっては、まさに目からウロコとなる言葉でした。
口下手を改善する方法とは、「セリフを紙に書いて暗記する!」
これにつきます。
それをきっかけに、とりあえず、しっかりとセリフの原稿を作成することにしました。
何を書くか?その情報源は?
それから、さっそく思いつく限りのセリフを、紙に書くことにしました。
まずは、最初に書く内容は、マジックの基本動作です。
「ここにい2本のリングがあります」
「この2本のリングを重ねると、なんとつながってしまいました」
といった、ごく当たり前のことです。
ここから、何かセリフを付け加えます。
「これはチャイナリングというマジックです」
「このマジックは、中国4000年の歴史上、かつては北京原人もおこなっていたという名高い最高傑作です」
何度も声を上げ暗記するまで、繰り返していました。
また、普段からメモ帳を持ち歩くようにして、何か面白いことが浮かんだらすぐに、書きとめるようにしました。
また、セリフを考えるネタの主な情報源はテレビ番組でした。
お笑い番組やトーク番組でネタ探し
私自身は、動画のない時代にマジックを始めているので、情報源は、テレビからがメインとしていました。
テレビのお笑い番組やトーク番組などを参考に、面白いセリフなど、自分がピンときたものを、紙に書きとめます。
マジック番組で見る視点
テレビで放映されたマジック番組も、必ずビデオ録画していました。
マジックは、タネだけ分かればよい、と思ってしまいがちですが、それと同時に見ることは、セリフや切り返しのトークです。
テレビに出演しているマジシャンは、本当に参考になりました。
テレビに出演しているプロマジシャンは、洗練されていますから、彼らのセリフなども参考にします。
このようなことの積み重ねによって、気がついたら、自然とセリフがでてくるようになったのです。
マジックのセリフの上達法の第一歩は、紙に書いて声を出し暗記するところからはじまります。
これは、口下手からの脱却にもつながります。
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YouTube動画で見つけた参考例
マジックをしないで、セリフだけで笑いをとれる、動画を紹介します。
これは、ほぼ、セリフだけでネタが成立します。
こういったセリフを覚えておくと、いろいろな場面で役立ちます。
まんぼうさんという方の動画です。
これを参考に、自分なりにアレンジして、セリフを作ります。
「私は25年以上マジックを続けてきました」
「当然、マジックで飯を食っていけないものか考えたこともあります」
「でもやっぱりマジックで飯を食っていくことは難しいです」
「まして、マジック1本で食っていくことなんて到底、無理です」
「だから諦めたのです」
「でも、やっぱりあきらめきれないですね」
「ですので、今日は、もう一度チャレンジしてみたいと思います」
といいながら、
マジックペンを2本取り出して、
その場にあった料理を取ろうとするしぐさをします。
そうして、
「やっぱりマジックで飯を食うの難しいですね」
「ましてマジック1本で食うのはなおさらです」
実際に披露した結果は

以前、このネタを披露したことがありました。
余興で、マジックを終了した後で、アンコールがかかったときです。
その日、用意したネタは尽きてしまったので、ちょうどこの「マジックで飯を食う」ネタをやってみました。
その場は、大ウケでした。
サラリーマンであれば、まさにこのトークは、ハマります。
真剣に話をすればするほど、「ああ、この人は本気でプロマジシャンを目指していたんだな」と思ってくれます。
そこで、マジックペンを取り出して、料理を食べようとしているのだから、そのギャップにウケるのです
もしも、あなたが、マジックを披露しているときのアンコールで困ったら、このネタを使うのもありです。
アンコールにかぎらず、飲み会でマジックなどを披露しているときも、合間のトークネタとしても有効ですね。
マジックのセリフを覚えるには、面白い内容の方が良いです。
自分も楽しみながら、覚えようとできるからです。
自分で、暗記しながらセリフの練習をしている最中も、観客が笑っているシーンやウケけている姿をイメージしながら、にやにやしながられ準備できるようになると、没頭することができます。
あとは経験を重ねていくと、いつのまにか口下手が改善されている、自分に気づくことでしょう。
最後に
今回は、マジシャンが、マジックでいつのまにか口下手を改善する方法について紹介しました。
マジックのセリフやトークで、ほかに大切なことは、「切り替えし」です。
切り返しのセリフは、タイミングが合うと本当にウケます。
もう一般的になったかもしれませんが、例えばマジックを見せた相手が、「えーー?なんで?」と言って驚いたときに、「練習したから」という切り替えしのセリフが、タイミング良く決まると、笑いがでます。
このように、マジックのセリフは話す内容と、タイミングが合致すると、相手から笑いをとることができます。
これを積み重ねていくと、マジックを見せながら、タイミングがあった切り返しのセリフを言ってるだけで、「しゃべりも面白い」と言われるようになります。
気が付いたら、口下手が改善され、もしかしたらマジックでウケるよりも、おしゃべりやセリフで笑ってもらえることに喜びを感じてくるかもしれませんよ。
それでも、トークがいまいちという方はこちらも参考にしてください。
私の別のページでは、マジックセリフやトークについて、さらに詳細に解説していますので、合わせてお読みください。
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