デアゴスティーニ ザ・マジック第9号はどんな内容?
付属のアイテムは何?
ロープマジックを覚えたい・・・
プロフェッサーズ・ナイトメアって何?
など疑問に思っている方へ、デアゴマジック第9号のレビューをしていきます。
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デアゴマジック第9号の価格は?
値段は、税込み価格で1,823円
デアゴマジック第9号マガジン雑誌の紹介
ページ数 12P
表紙の写真
裏表紙の写真
デアゴスティーニ ザ・マジック第9号のコンテンツはこのような内容になっています。
・基本テクニック
カードの扱い方⑨
・今月のマジック
プロフェッサーズ・ナイトメア
ドリーム・オブ・エーセス
・History of Magic(ヒストリーオブマジック)
奇術師たちの炎上商法
・Welcome to Magic World(ウエルカムトゥマジックワールド)
THE MAGIC CASTLE(マジック・キャッスル)
マジックアアイテムということで「プロフェッサーズ・ナイトメア」
ロープ3本のセットの写真が掲載されています。
3本のロープは長さが違います。
デアゴマジック第9号DVDの内容
DVDの収録時間 約42分
- プロフェッサーズ・ナイトメア
- ドリーム・オブ・エーセス
- カードの扱い方⑨
カードの扱い方⑨
・フラシュトレーション・カウント
カード5枚で行う方法とトランプ一組、いわゆるフルデックで使う方法が解説されています。
フルデックで行うは、デアゴマジック第2号でついてきた青のカード1枚があれば練習することができます。
・ハーフ・パス
カードテクニックで、「ハーフ・パス」といいます。
今号で紹介されているドリーム・オブ・エーセスを演じるときに必要となる技法です。
解説時間が5分17秒です。
じっくり時間をかけて講師のメイガスさんがレクチャーしてくれています。
プロフェッサーズ・ナイトメアの実演と解説
3本の長さの違うロープを使って行うマジックです。
正式名称は、「プロフェッサーズ・ナイトメア」と言います。
このロープマジックは、3本の長さが違うロープが、おまじないをかけると、同じ長さになってしまうというのが基本的な現象です。
演技の最後には、再び違う長さのロープに戻ります。
これが基本的な3本ロープの現象ですが、ここでは、最後に1本のロープになってしまう現象も解説されています。
解説時間は約13分6秒です。
こちらもしっかりと時間をかけて解説しています。
ドリーム・オブ・エーセスの実演と解説
ザ・マジックの創刊号から第5号まで、カードが1枚ずつついてきます。
ドリーム・オブ・エーセスを演じるには、この5枚のカードをそろえる必要があります。
この5枚のカードを使って行うマジックが、第9号で解説されているドリーム・オブ・エーセスです。
このように数枚のカードを使って行うカードマジックのことをパケット・パケットトリックといいます。
解説時間は約15分41秒で、とても丁寧に解説しています。
初心者向きではありません。
創刊号から第9号まで解説されたテクニックを使います。
カードマジックの技法をそれなりに使いますので、どちらかというと中級者向けです。
解説では技法の名前が何度も出てきますので、マジックを覚えながら同時、カード・テクニックの名前も自然と覚えていくことができるようになっています。
デアゴマジック第9号 付属マジックアイテムの紹介
デアゴスティーニ「ザ・マジック」第10号には、3本のロープが入っています。
・ロープの直径 約1cm(3本とも共通)
・長いロープ(126cm)、
・中くらいの長さのロープ(72cm)、
・短いロープ(25cm)
ロープの先はしっかりと固められているので、ほぐれないようになっています。これって非常に重要です。
3本ロープ プロフェッサーズ・ナイトメア
それでは、3本ロープを使ったマジック、「プロフェッサーズ・ナイトメア」から紹介します。
このマジックでは、長さがバラバラの3本のロープが同じ長さになってしまう、という現象です。
また、この3本ロープマジックではいろいろなバリエーションがあります。
最後の現象が再び、バラバラな長さ戻ってしまう現象のほか、デアゴスティーニ ザ・マジック第9号では、最後に1本のロープになってしまうという応用編も解説されています。
3本ロープは非常に役立ちます。
私自身、昔、このマジックを覚えたことによって、何度も救われたという経験をしています。
救われたというのはどういうことか、と言いますと、宴会や余興などでは、必ずと言っていいほど、人前でマジックを披露する機会が増えてきたころ、大勢の前で、披露するためのマジックネタが少なかったのです。
しかし、要求される場面が、いつも大勢の前だったので、なんとかこの状況を打破したかったのです。
だからと言って、カバンに大きな仕掛けのあるネタを持っていくわけにはいかなかったのです。
そんな大げさな荷物をもっていけば、いかにもこれからマジックやります、という雰囲気を出してしまうようなものです。
それよりも、突然言われても、今日はそれほど準備をしてきていない、といいながら、軽くマジックを披露できるほうが、かっこいいと思っていたからです。
そう考えると、3本ロープは、荷物にもならないですし、気軽にカバンに入れて持ち運べて、しかも、大勢の前で披露することができるので、これほど役立つマジックはないと思っていました。
何度も急なマジックのリクエストにも、困ることなく対応することができました。
そんなんで、この3本ロープは本当に役立つマジックですので、この機会に覚えることをおすすめします。
基本手順を紹介します。
長さがバラバラなロープを見せます。
ロープの反対側もそろえるようにして、左手にもちます。
そして、下側のロープを3本まとめてひっぱると、徐々にロープが伸びてきて、3本とも同じ長さになりました。
1本ずつ、同じなさになったことを見せます。
次に、このロープをまとめて、左手に持ちます。
1本ずつ、ロープを引き抜いていくと、短いロープ、
中くらいの長さのロープ
一番長いロープと再び、長さが違うロープに戻ってしまいました。
3本ロープのバリエーション
講師メイガスさんは、デアゴスティーニ ザ・マジック第9号で、3本ロープのバリエーションを紹介しています。
途中の、3本の長さが同じになったところまでは同じ手順になります。
次に、手に持っている同じ長さになった、2本のロープを結びます。
2本のロープを結びました。
次に残りの1本のロープをとりだし、同様にロープを結びます。
次に、その結び目を左手の中に入れてしまいます。
さらに、2つ目の結び目も、左手の中に入れてしまいます。
手の中のロープをひっぱってくると、
1本のロープにつながって・・・・・
つながっていない・・・
しかし、その結び目に向かって
ふっと息をかけると、
結び目が一瞬にして、外れてしまいました。
このロープから結び目が外れる瞬間がなんともかっこいいのです。
お客さんに、まだつながっているよ!とツッコミを入れさせたあとに、ふっと軽く息を吹きかえると結び目がポロっと落ちてしまう瞬間が、いいですね。
トランプマジック ドリーム・オブ・エーセス
エースのマジックかと思ったら・・・最後には、カラフルはジョーカーが出現するマジックです。
カードマジックの技法がちりばめられているため、テクニックを覚えるのに、適していると思いました。
バックル・カウント、ハーフパス、エルムズレイ・カウントなど、カードマジックの基本となる技法を取り入れたマジックです。
現象を紹介します。
4枚のエースがあります。
全体を裏返します。
カウントすることによって、まず、ハートのエースが現れます。
次に、クラブのエースが現れます。
ダイヤのエースが現れます。
このように、順番に、エースが表向きに現れてきて、次に一瞬にして全てのエースが現れます。
そして、今後は、ジョーカーが一番現れます。
さらに、ジョーカーが2枚現れ、
そして、3枚のジョーカーが現れます。
カラフルなジョーカーが出現しました。
そして、最後の一番をひっくり返すと、
4枚目のジョーカーが現れました。
4枚のエースが消えて、すべてジョーカーも変わってしまう、というマジックです。
ちょっと手順が複雑なので、本番で忘れてしまう可能性があるので、体にしみつくくらい繰り返し練習が必要だと思います。
また、飲み会の席でこのドリーム・オブ・エーセスを演じるときは、テーブルに置いたカードを触られないように注意が必要です。
まとめ
デアゴスティーニ「ザ・マジック」第9号では、
- カード技法 フラシュトレーションカウント、ハーフ・パス
- プロフェッサーズ・ナイトメア
- ドリーム・オブ・エーセス
を学ぶことができます。
プロフェッサーズ・ナイトメア=3本ロープを覚えることはぜひ、おオススメします。
大げさではないですが、私は、マジック始めた初期の頃に、この3本ロープを覚えたことによって、人生が変わったと言えます。
急なマジックのリクエストをされる場合は、ほとんどが大勢の前で披露する場面が圧倒的に多いです。
あなたが、テーブルマジックが上手になればなるほど、それに比例するかのように、大勢の前でのマジックを依頼される場面が多くなります。
そんなあなたを救ってくれるのが、3本ロープです。
また、カードマジックがお好きな方にとっては、ドリーム・オブ・エーセスは、カードマジックの技法を覚える上では、非常に勉強なる材料だと思います。
なぜなら、技法だけの繰り返しだとすぐに飽きてしまいますが、一つのマジックの作品の中で、繰り返し、技法を身に付けていくことができるからです。
特に、私にとっては、バックル・カウントとハーフ・パスは、今までしっかりと覚えたことがなかったので、身に付けるには良い機会だと思いました。
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デアゴスティーニザ・マジックの感想
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