- トランプマジックで予言のカード当てを覚えたい…
- 52枚を使って、最後に予言したカードが残る当て方を演じたい...
こういったリクエストにお応えします。
こんにちは、週末マジシャン・バッザです。
マジック歴25年、会社員のかたわら週末に、施設、イベント、飲み会でマジックを披露するほか、手品講座を依頼される週末マジシャンです。
このような私が、解説していきます。
今回は、トランプマジックで、52枚のカートの中から、予言のカードを当てていくやり方を紹介します。簡単なやり方ですので、試してみてください。
相手が自分で選択しているように見えて、実はマジシャンが誘導している、といった不思議な当て方を解説しています。
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観客が選択しているけど、実はマジシャンが誘導している
トランプマジックには、いろいろな当て方があるため、少しずつでもレパートリーを増やしたい...
予言のマジックができればいいなぁと思っているけど、何か簡単な方法はないかな?
と思っているなら、この方法が役に立つかもしれません。
この予言のトランプマジックができると、「すごい」「どうしてわかったの」と不思議に思われることでしょう。
宴会や飲み会などで、ちょっとした余興がわりに、このトランプマジックを見せてあげると、盛り上がることと思います。
つまらない飲み会も、こんなトランプマジック一つできると、雰囲気が一変するかもしれません、
ぜひ取り入れてみてください。
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マジシャンズチョイスの基本が学べる
マジシャンズチョイスというのは、観客が自分の意思で、選んでいるつもりでも、実はマジシャンの都合の良いように、誘導している、といったマジックのテクニックです。
今回、紹介するトランプマジックは、一見、52枚のカードの中から、観客が選んでいるように見えていますが、実はマジシャンが誘導しているというマジシャンズチョイスを取り入れた、予言のやり方になります。
52枚から当てる予言のカードの種明かしとやり方
それでは、52枚のカードの中から、予言したカードを当てていくトランプマジックの種明かしとやり方を解説します。
種明かしも同時にしながら、解説していきます。
まずは、相手にトランプ一組から、4つのカードの山を適当につくってもらいます。
相手に、好きな山を選ばせます。
たとえば、相手が左から2番目のトランプの山を選んだとします。
マジシャンは、左手で相手の選んだ山を持ち、右手で残りの3つの山を集めて持ちます。
このときに、左手に持ったカードは立てるようにして持ち、さりげなくトランプのマークと数字を覚えてしまいます。
写真では、かなり角度を落として見えるようにして いますが、あくまで、自分がさりげなく見えるような角度で、あまり傾け過ぎないように立てます。
次に、 「あなたが選んだカードの予言をします」と言いながら、メモ紙に覚えたマークと数字を書きます。ここでは、スペードの5と書きます。
それを、まだ相手にも見せないで、折りたたんだまま、近くに置いて おきます。
次に、52枚のすべてのトランプを、適当に置いていきます。
このとき、自分が覚えたカードの場所を、しっかりと覚えておきます。
今回の場合であれば、例として、「スペードの5」を覚えましたので写真のように置いてあります。ここの位置をしっかりと覚えておきます。
ここから、マジシャンズチョイスを行っていきます。
相手に好きなように、トランプの間に、適当に指で線を引いてもらいます。
ここで、自分が覚えたカードの場所とは、反対側のトランプ を排除します。
おなじ要領を繰り返して いくと、最後は2枚となり、自分の覚えたカードを一番最後まで残すことができます。
最後の1枚が残りましたら、予言が書かれたメモを開いて、「私が予言したトランプ のマークと数字は、 スペードの5です」と言いながら、
メモを見せます。
そして、最後の1枚のカードを開くと、「スペードの5」とういことになります。
最後は、自分でカードを開かせるのではなく、相手にカードを開かせてあげるのも効果的です。
いかかですか?
このトランプマジックは、相手が選んだカードを当てるとは違います。
こちらで予言のカードを書いて、それを当てることになります。
テーブルに広げた52枚のカードから、最後に残ったカードと予言のカードが一致しているという現象です。
そのため一般的なカード当てよりも、見た目は難しそうに見えるだけで、やることはそれほど難しいことはありません。
ちょっと練習がいるところは、さりげなく、選ばれたカードの山を見るところです。
角度を強くしないで、さっと読み取るように練習が必要です。
そして、いきなり選ばれたカードを当てるのではなく、予言として紙に書くなどして演出方法を工夫することによって、いっそう不思議に見せることができます。
また、マジシャンズチョイスで使っている、相手が線を引いた当て方は、カードマジック以外でも 使うことができます。
たとえば、親せき同士が集まった、新年会などで子供に お年玉をあげるときにも使えるやり方です。
ぜひ、応用して試してみてください。
また、お年玉をあげるときに使えるマジックといえば、私の別のページで紹介していますので、ご参考ください。
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最後に
今回は、トランプマジックで、52枚から当てる予言のカードの種明かしとやり方を紹介しました。
一度、このやり方を試してみてください。
相手は、自分の意思で、カードを選択をしているつもりでも、実は、マジシャンが選択している。そんな、マジシャンズチョイスをあなたは実感することができます。
上手くいったときは、相手が自分の意思でやっていたと思わせることに、あなたの、密かな楽しみになることと思います。
また、私の別のページでは、他にも予言のトランプマジックを解説していますので、合わせてお読みください。
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