お札と封筒を使ったマジックを覚えたい
子供にお年玉を渡すときに使える手品ってあるかな?
このようなリクエストにお応えいたします。
今回は、お札と封筒を使ったマジックのやり方と種明かしを紹介します。
お札が入っている封筒を3枚の中から当てる、といった手品です。
子供にお年玉やお小遣いをあげるときにも、ちょっとしたゲーム感覚で遊べるマジックです。
こんにちは、週末マジシャン・バッザです。
マジック歴25年、会社員のかたわら週末に、施設、イベント、飲み会でマジックを披露するほか、手品講座を依頼される週末マジシャンです。
このような私が、解説していきます。
このマジックは、マジシャンのからくりどーるさんが、トリハダスクープというテレビ番組で教えてくれたものです。
ちょうどお正月特番でしたので、お年玉にちなんだ手品でした。
やり方は簡単で、普段のちょっとした、お小遣いをあげるときにも使えます。
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トリハダスクープとは
「トリハダ㊙スクープ映像100科ジテン」
テレビ朝日系列で、2010年より特別番組として単独で始まったバラエティ番組。
2011年4月12日~2014年3月4日まで毎週火曜日、レギュラー番組として放送されていた。
決定的瞬間の衝撃映像を流すほか、スタジオに各分野の達人を呼んで、そのスゴ技を披露してもらう。
マジシャンのからくりどーるも、たびたびスタジオでマジックの種明かしを披露していた。
からくりどーる(マジシャン)
「デブでーす」などの決め台詞をいる、日本一うざいマジシャンとして有名なからくりどーるさん。
少し高めの声が特徴のからくりどーるさんの経歴などをまとめたっページがありますので、お読みください。
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テレビで紹介されたマジック
このお札と封筒のマジックは、2014年1月3日放送のトリハダスクープでマジシャンのからくりどーるさんが、「明日からできるマジック」というコーナーで紹介されたものです。
お正月ということで話題となるのは、やっぱりお年玉ですね。
お年玉をあげるときにちょっとしたゲームをしよう!という形でもったいぶるのも良いかもしれません。
また、お年玉以外でも、お小遣いをあげるときにも使えます。
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お札と封筒のマジックのやり方
まずは、どんなマジックなのか簡単な流れから説明します。
お年玉を入れる封筒(お年玉袋)を3枚用意します。
そして、1万円札をこの3枚の封筒の中のどれかにいれます。
お客さん(子ども)には、どの封筒に一万円札が入っているかを当てると、その1万円を差し上げる、という設定にします。
封筒の中に、1万円札を入れます。
一度、封筒の裏側を見せます。
1万円札を入れて、封筒の順番を入れ替えます。そして、お客さんに、どの封筒に一万札が入っていると思うか聞きます。
そして、お客さんは1枚の封筒に指をさすので、その封筒を渡します。
すると、一人目に渡したお客さんの封筒の中には、1万円ではなく、黄色の紙が入っていました。
2人目のお客さんにも、同じように、指をさしたほうの封筒を
渡します。
もう一人のお客さんに渡した封筒の中にも1万円札の代わりに、黄色の紙が入っていました。
そして、からくりどーるさんが持っている封筒の中には、
1万円が入っていました。
何回やっても、1万円が入っている封筒を当てることはできません。
トリハダスクープでは、芹那(せりな)さんが、からくりどーるさんにこのマジックのタネを教えてもらってチャレンジしました。
手つきがあやしいと言われながらも、なんとか1万円の入った封筒を、残すことができました。
それではタネ明かしの説明です。
ちょっとしたテクニックが必要ですので、スムーズに動かせるように、じっくりと練習してみてください。
封筒とお札のマジックの種明かし
それでは、このお札のマジックのタネ明かしです。
用意するのは、3枚の封筒(お年玉袋)、1万円札のほかに、黄色の紙を3枚用意します。
ここでは、ふせん紙を用意しました。
3枚の黄色の紙を、3つの封筒の中に全て入れてしまいます。
最初に1万円札を少し入れてから、
お客さんに見せます。
そして、実際に1万円を封筒の中に入れるときには、一度、1万円札を封筒から出して、内側にもってきます。
上からお札をポンポンと軽く叩くように押し込むことによって、お札は封筒に入ったように見えます。
封筒を3枚、広げます。
封筒と一緒に、人差し指と親指でしっかりと1万円札をおさえておきます。
ここで、1万札を落とさないように注意します。
あとは、お客さんが指をさした袋を渡すだけです。
1万円札が裏側にもっている封筒を渡すことになった場合は、1万円札を横の封筒に親指を使ってスライドさせます。
一万札をスライドさせて、封筒を渡します。
そうすると相手には、1万円札を見られることなく、スムーズに封筒を渡すことができます。
このスライドさせるところは、少々練習が必要と思います。
そして、最後に自分に残った封筒から1万円札を取り出すフリをするときは、人差し指だけを封筒の中にいれて、あとは、親指と人差し指で1万円札をつまむようにして、
人差し指と親指でお札をつまむようして、上にあげてきます。
上にあげてくると、1万円札が、封筒からでてきたように見せることができます。
注意点とコツ
このお札のマジックは、ほとんどテクニックだけでできるものです。
お札を封筒に入れるフリをするところ、スライドさせるところ、そして、お札を封筒から取り出すフリをするところが注意点となります。
さっそく、封筒3枚と、紙、お札を用意して試してみましょう。
最後に
今回は、お札と封筒を使ったマジックのやり方と種明かしを紹介しました。
子供に、お年玉やお小遣いをあげるときに、やってあげると、ちょっとした楽しみが1つ増えることでしょう。
封筒とお札を使った手品は、私の別のページでも紹介しています。
子供が喜ぶ手品を解説していますので、合わせてお読みください。
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