カエルと牛のマジックって何?
保育園や老人ホームで喜ばれるマジックは?
子供や高齢者に楽しめるマジックは?
大勢の前でできるマジックって何がある?
こういった疑問にお応えします。
こんにちは、週末マジシャン・バッザです。
マジック歴25年、会社員のかたわら週末に、施設、イベント、飲み会でマジックを披露するほか、手品講座を依頼される週末マジシャンです。
このような私が、解説していきます。
今回は、「カエルと牛」というマジックを紹介します。
このマジックは、子供から高齢者まで楽しめる手品です。
カエルと牛の現象や、メリットなどを知ることができます。
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子供や高齢者が喜ぶマジックってないかな?
保育園や老人ホームで、手品を披露する機会があるため、子供や高齢者にウケるマジックで何か良いネタないかと、と探していませんか?
人数が多いところで披露できて、それでいて、親しみがある、かわいいマジックがあればいいです。
せっかく依頼されてマジックを見せるのだから、呼んで良かったと思われるような、マジックを披露しなきゃ、と思いますよね。
子供向けで喜ばれるマジックのレパートリーを、それほど持っていないのなら、もしかしたら、このマジックグッズがお役に立つかもしれません。
子供や高齢者に喜ばれるマジック
このマジックは、子供や高齢者に喜ばれるマジックです。
実際に、私もよく使っています。
保育園や老人ホームでマジックを依頼されたときに、レパートリーの一つに入れることができています。
マジックショーを依頼された場合、ある程度、時間をかけなればならないですよね。
このマジックは、ゆっくり演じて5分程度は、間持ちさせることができます。
それに、大人数の前でマジックをする場合、道具が多くなって、持ち運びが大変になるけど、このマジックは、軽くて邪魔にならないので、持ち運びで、一つでも軽いネタがあると、助かります。
考案者は、藤原邦恭(マジッククリエーター)
「カエルと牛」の考案者は、プロマジシャンでマジッククリエーターの藤原邦恭さんです。
これまで、保育園や学校で披露できる、「10秒マジック」など、子供が喜ぶマジックの本などを多数出版されている方です。
マジック道具なども、多数、開発・制作されている、国内でも有名なマジッククリエーターです。
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大人数の前でできて、持ち運びは薄くて軽量
マジック道具は多数ありますが、大人数の前で披露できて、子供や高齢者に喜ばれる、それでいて、荷物にならないマジック道具ってなかなか見つからないものです。
でも、そんな希望を叶えてくれる一つが、この「カエルと牛」のマジックです。
手順も分かりやすいですし、高度なテクニックを使用しません。
紙製であるため、軽量で、持ち運ぶだけで疲れることがないです。
多数のマジック道具を考案・制作している藤原邦恭の作品の中でも、おすすめの一つです。
特に、かわいいイラストが使われていることからも、注目度があります。
カエルと牛のマジックとは
「カエルと牛」のマジックについて、紹介します。
ひとことで言えば、「カエルのイラストカード」と「牛のイラストカード」が入れ替わるマジックです。
現象を詳しく説明します。
まず、紙袋を見せて、その中を、確認していきます。
紙袋の中から、赤色の筒抜けの封筒を取り出します。
こちらは、後で使います。
紙袋の中に、2匹の動物が入っていることを説明します。
紙袋から、その動物を取り出します。
1匹は、カエルの姿が型抜きされた、カエルの絵が描かれているカード1枚。
もう1匹は、牛の姿が型抜きされた、牛の絵が描かれているカード1枚。
紙袋の中には、他には何も入っていません。
牛のカードを袋に戻します。
カエルのカードも、紙袋にもどします。
次に、観客の一人に、カエルが好きか、牛が好きか聞きます。
観客は、仮に「牛」と答えるとします。
マジシャンは、牛のカードを、紙袋から取り出します。
紙袋は、フタを閉めて、テーブル横に置いておくか、観客の一人に前に出て、持っていてもらいます。
次に、牛のカードを、赤色の筒抜け封筒の中に入れます。
赤い封筒を横にして、3回まわして、
おまじないをかけると...
赤色の封筒の中は、カエルのカードに変わってしまいます。
赤色の封筒の中には、ほかに何も入っていません。
紙袋の中には、牛のカードが入っていました。
カエルのカードと牛のカードが一瞬で、入れ替わりました。
紙袋の中には、何も入っていないことを示して、このマジックを終わります。
現象はシンプルで、分かりやすい
「カエル」と「牛」が入れ替わる、というシンプルな現象で、子どもや高齢者にはわかりやすいです。
また、「カエル」と「牛」という、なじみのある動物であることと、イラストがとてもかわいいので、注目度も高くなります。
このイラストを見せただけで、集中してくれます。
やり方は、少し練習が必要ですが、難しくはないです。
この商品には、DVDが付いてきます。
藤原邦恭さんの実演と解説を見ることができます。
実演と解説のDVD付き
「カエルと牛」に付属のDVDについて、紹介します。
実演がお手本になる
DVDでは、まず、藤原邦恭さんが、このカエルと牛の実演を行っています。
BGMをかけながら、セリフなしで行っています。
次に、セリフを言いながら、演技を行っています。
これが、とても参考になります。
袋から取り出すときは、観客に質問します。
この中に2種類の動物がいます。
分かった方は教えてください。
と言って、チラっとカエルのカードを見せます。
次も、何の動物か言ってもらいます。
観客一人にでてきてもらい、紙袋を持ってもらいます。
このように、セリフと、実際に観客を相手に、見せる手順を見ることができます。
実際の本番では、このお手本どおりに行うことができますので、とても参考になります。
解説が分かりやすい
藤原邦恭さんによるDVDの解説は、とても分かりやすいです。
使用する道具について説明をしています。
トリックの仕組みについても、解説しています。
まず、赤い筒抜けの封筒を取り出して、後から使うと説明します。
次に、封筒の中に、2種類の動物が入っていることを説明して、何の動物かを当てるといったやりとりを、観客と行います。
そのようなやり取りをすることを説明したあと、解説用に、透明な封筒を使って、このトリックの仕組みを解説しています。
相手とのやり取りの中で、好きな動物をどちらか聞きます。
相手が「牛」と答えた場合と、「カエル」と答えた場合の、対応のやり方を、詳しく解説しています。
映像では、再確認として、キャプチャ―を追加しての説明になっていますので、丁寧な解説で理解しやすいです。
さらに、相手が、どう答えて良いか、迷っているときの、対処法についても説明しています。
一通り、入れ替わったところまで解説しています。
ハンカチでのやり方も解説
次に、赤い筒抜けの封筒ではなく、ハンカチを使って、カードを変化させる方法を解説しています。
指の使い方まで、丁寧に説明してくれています。
筒抜け封筒よりも、ハンカチで行うほうが、瞬間的に変化する印象を、強く与えることができます。
DVDの最後は、保育園や幼稚園で、藤原邦恭さんが実演して、クライマックスで子供たちから歓声を浴びている映像が流れます。
これを見ると、イメージがしやすいのと、自分も同じように歓声を浴びているような、嬉しい気持ちになり、はやく演じてみたくなります。
商品内容は
カエルと牛、本体1式
紙袋2枚
赤色の筒抜け封筒1枚
演技・解説DVD1枚
マジック初心者でもできます
マジック初心者の方でも、少し練習すると、できるようになります。
紙袋から、イラストカードを取り出すときに、スムーズにできるようになるところを、しっかり練習みるといいですよ。
あとは、順番をきちんと覚えることによって、演じられるようになります。
私は、この手品を覚えてから、最初の2回ほどは、なんとなく、相手に気づかれてしまいました。
しかし、慣れてくると、不思議に思われるようになりました。
おそらく、ちょっとした見せ方の違いで、相手の意識が、タネの方にむかなくなるのだろうと思います。
2~3回やってみて、相手から「わかった」と言われても、くじけずに、やり続けてみてください。
慣れてきて、見せ方がちょっと違ってくるだけで、バレにくくなります。
カエルと牛マジックの感想
以前、私は、子供の前でマジックを頼まれたときに、新ネタを取り入れたいと思い、何か良いネタはないかな、と探していました。
次の点を満たすものがあればいいなと、思っていました。
- 子供が、ひと目で興味をひくもの
- 現象が分かりやすくて、ハッキリと良く見えるもの。
- セリフはあまり必要としなくて、スグに現象を見せられるもの
- 大人数の前でも見せられるもの
そこで、動物だったら、子供も興味を引くので集中してもらえるだろう、といった理由から、このカエルと牛のマジックを購入しました。
やり方は簡単ですが、少しだけ練習が必要です。
また、できれば、練習のつもりで、実際に人前で披露してみる経験を積んだほうがよいでしょう。
私は、本番にむけて、2~3回、新ネタ披露みたいか感じで、飲み会で披露するなどの、経験を積んでおきました。
そして、いざ本番の子供の前で披露しました。
そうしたら、子供たちは、牛やカエルの絵を見たとたん、喰いつくように見入ってきました。
そして、一人の子供に前にでてもらい、紙袋を渡しました。
ここで大切なことは、袋を渡す前に、中には、どちらの動物が入っていたかを、何度も言わせるなどして、記憶に残しておくことが大切です。
なぜなら、前に出てきてもらった子供は、緊張のあまりどっちの動物が入っていたか、考えることもできない場合があるからです。
カエルと牛のカードが、入れ替わった現象をみせたとたん、大きな反響がありました。
このマジックは子供には、とても使えるマジックだと実感しました。
かわいいけど本格的な現象
カードのイラストは、かわいいカエルと牛のイラストですが、マジックそのものは、本格的な現象です。
そのため、老人ホームで、高齢者に見せても、喜ばれました。
また、大人数の前でも、十分披露することができます。
私は、多い場合で、70人くらいの前でも披露してきましたが、十分、活用することができました。
このマジックは参加型でもあります。
子供の前で演じるとき、一人の子供に前に出てきてもらって、紙袋を渡します。
その時点で、まわりは注目してくれます。
そして、最後に紙袋の中から、カードを取り出すときは、子供本人が取り出しますので、そこに仕掛けがないことを、示すことができます。
大人数の前で演じられ、それでいて、道具は薄くて、フラット状態なものばかりですので、持ち運びにも負担にならないです。
ゆっくり演じても2分以上は確保できる
このマジックは、現象だけをゆっくり演じて2分くらいです。
その前後に、観客に前にでてきてもらったり、オープニングで袋の中身を当ててもらうといったやりとりをいれると、5分は持たせることができます。
一つのネタで、5分を使えるって、良いと思いませんか?
例えば20分~30分のマジックショーを依頼されたときに、その中の、5分を費やせるとなると、貴重なネタだと考えられます。
購入先
カエルと牛のマジックは、amazonでも販売されています。
在庫切れになった場合は、再入荷かマーケットプレイスの出品待ちになります。
そのほか、マジックショップであれば、まだ在庫が残っているショップがあるかと思います。
最後に
今回は、カエルと牛のマジックを紹介しました。
このマジックを購入して良かったと思っています。
今までのネタだけでは、反応がもらえないまま、過ごしていたことを考えると、とても助かっています。
アマチュアマジシャンにとって、同じ場所で、再度、依頼されということは、そのマジックが喜ばれたからという、証明になり、嬉しくなります。
その喜ばれる可能性が非常に高いマジックが、このカエルと牛のマジックです。
同じお金をかけてマジック道具を購入して、時間をかけて練習するなら、喜んでもらえるマジックを披露したいものですよね。
このカエルと牛のマジックは、喜ばれて、また来て欲しいを言ってもらえる、あなたのマジックの一つになるでしょう。
藤原邦恭さんのマジックでは、他にも、保育園などで、ウケるマジックがあります。私の別のページでも紹介していますので、合わてお読みください。
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