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マジックを見せてリアクションが薄かったときの対処法

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マジックを見せてリアクションが薄かったときの対処法

 

  • マジックを友達に見せて、シーンとされたり、リアクションが薄かったりすることがあるけど、そんなときどうすればいいの?

 

こういった疑問にお応えします。

 

マジックを友達に見せた時に、リアクションが薄い…

シーンとなって変な空気になってしまったとき、どうすればいいか分からない...

もっと驚くようなマジックを見せればいいのだろうか?

何か対処する方法があれば知りたい...

 

こんなふうに思っているなら、今回の対処法がお役に立つかもしれません。

 

 

こんにちは、週末マジシャン・バッザです。

マジック歴25年、会社員のかたわら週末に、施設、イベント、飲み会でマジックを披露するほか、手品講座を依頼される週末マジシャンです。

 

このような私が、解説していきます。

 

 

今回は、マジックを見せたときに、薄いリアクションをされた場合の対処法を紹介します。

 

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リアクションが薄い原因は?

マジックを見せて、一口にリアクションが薄いといっても、その原因はいろいろ考えられます。

単純に、もっと不思議なマジックを見せればよいのか?というとそうでもありません。

いくつか挙げてみましょう。

 

マジックを見せる相手が原因の場合

マジックを見せる相手によって、リアクションの度合いは変わってきます。

リアクションが薄くなる相手を紹介します。

家族や身内、親しい友人に見せる場合

家族や身内、親しい友人に見せてもリアクションが薄くなるのは当然です。

一つには、見飽きているからでしょう。

あなたが、マジックを覚えたばかりで、それが上手くできたら、その数回は驚いでくれますが、その後は、どんなに驚くような、不思議なマジックを見せても、相手は「不思議なのは当たり前で、もう見飽きたよ」と思っているからです。

 

マジックが好きでない人に見せる場合

マジックを見るのが嫌いな人は、存在します。

マジックは万人にウケるものではないと理解しておきましょう。

まずは、マジックを見せる人を見極めて、そんな人には見せようとしないことです。

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大きなリアクションを期待しないこと

そもそも一般の人に、大きなリアクションを求めないことです。

テレビでマジシャンが芸能人などにマジックを見せる場合は、芸能人が大きなリアクションをすることが仕事です。

テレビ番組制作者からも、番組を盛り上げるため、芸能人には、良いリアクションをしてもらうよう求めています。

一般の人に、過度なリアクションを期待しないことです。

 

マジシャン自身が原因の場合

次は、マジシャン自身が原因の場合です。

相手にリアクションを求める前に、マジシャン自身が相手にリアクションを取りやすいような状況に持っていくことのほうが大切になってきます。

 

ウケるマジックを披露してない

マジックは、ただ不思議なだけで大きなリアクションはもらえません。

それはどんなに不思議であってもです。

マジックそのものに、しっかりしたオチがあるとか、相手の想像を超える不思議な現象がなければ、大きなリアクションをもらうことは難しいです。

また、終わりを分かりすくすることも大切です。

見ている相手は、「まだマジックが続くのか?」「ここで終わりなのか?」といったことが、分かりにくければ、どこでリアクションしてよいか迷ってしまいます。

分かりやすいオチを用意しておくことが必要になります。

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トークがつまらない

マジックばかりに、気を取られてしまい、トークでも面白いことが言えなければ、リアクションが薄くなります。

マジックだけで、大きなリアクションをもらうとするなら、超絶技巧並みの腕前を見せれば、もしかしたら良いリアクションをもらえるかもしれませんが、アマチュアマジシャンがその域に達するには、時間と経験、熟練の技を身につける必要があります。

そこの域に達するまでは、トークを磨いたほうが良いでしょう。

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相手を楽しませようという姿勢がない

自分が自慢するだけのマジックであれば、相手のリアクションは薄くなるでしょう。

マジックができる自分が上で、分からない相手は下、といった気持ちを持ってしまうと、相手も察知します。

そのような気持ちで、マジックを相手に見せても、相手は対抗心を燃やして、タネを暴こうとしますし、素直なリアクションを出そうとはしなくなります。

 

自分から「マジックを見せる」と言った場合

自分から「マジックを見せる」と言った場合は、残念ながら期待したリアクションは望めません。

相手から、「マジック見せて」と言われてから、マジックを見せることをオススメします。

相手が期待していないときに、マジックを自分から見せるとなると、迷惑以外なにものでもありません。

そうなると、相手のリアクションが薄くなるのは当然と言えます。

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では、これらをクリアしたのにも関わらず、マジックを見せて「シーン」とされてしまったときの対処法を紹介します。

このセリフを覚えておくだけでも、現場で救われることがあります。

 

相手が「シーン」となってしまったときの対処法

では、具体的な状況で解説します。

切り返しのセリフ3つ紹介します。

この3つは、マジシャンでサプライズコーディネーターの吉田いっぺい氏がYouTube動画で解説されていたものです。

https://youtu.be/5SiOLJpggtg

 

「うん、嫌いじゃないこの空気」

マジシャン「あなたの選んだカードはハートのエースです」

(当たり)

相手 「シ――ン」

マジシャン「うん、嫌いじゃないこの空気」

 

「ホームなのにこのアウェイ感」

マジシャン「あなたの選んだカードはハートのエースです」

(当たり)

相手 「シ――ン」

マジシャン「何?ホームなのにこのアウェイ感は」

 

「見えてます?僕」

マジシャン「あなたの選んだカードはハートのエースです」

(当たり)

相手 「シ――ン」

マジシャン「見えてます? 僕」

 

マジックを見せて「シーン」となったら言ってみた

以前、私は、真面目な会場で、いきなりマジックを見せることがありました。

会議や研修会の前段で、いつもは堅い挨拶をする場面でしたが、会場の雰囲気を和らげようとして、マジックを披露しました。

 

本来であれば、会場を温めるまえに、いきなりマジックを見せても、相手の警戒心もなかなか強くなるのは分かっていました。

 

「え?この人いきなり何をするの?どうせベタな手品だろう」なんて思われたでしょう。

 

しかし、その空気に負けずに、マジックを続けました。

 

会場「しーーん」

そんなときに、「嫌いじゃないですよ、この空気」と言いました。

すると、会場から「クスっ」と笑い声が聞こえてきて、観客の表情がやわらぎました。

 

このように、マジックだけでは、リアクションがもらえなかったのですが、一言をはさむだけで、会場の空気が和んできたことがありました。

大きなリアクションはもらえないまでも、一言トークを入れるか、入れないかで大きく結果が違ってきます。

 

最後に

今回は、マジックを見せてリアクションが薄かったときの対処法について解説しました。

切り返しのフレーズをあなたの頭の中にストックしておくと、とっさのときに、助けられる言葉が自然にでてきます。

そのときに言うセリフは、上記のように、短いフレーズだけでよいのです。

長いセリフは、とっさの緊張感のある場面ではなかなか思い出すのは難しいですが、短いフレーズですと、覚えやすいので、とっさの場面でも出てきやすいので、覚えておくことをオススメします。

私の別のページでは、切り返しトークについて解説していますので、合わせてお読みください。

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