タバコが動くマジックの種明しとやり方を紹介します。
2017年7月9日放送の「世界の果てまでイッテQ!」では、タバコマジックのやり方が紹介されていました。
「タバコが動く」、という念動マジックです。
その日イッテQでは、マジシャン出川の第7弾が放送されました。
ときどき、イッテQでは、出川さんがマジシャンになってマジックを披露することがありますね。
今回は、出川さんがマジックショーを披露するということで、イタリアのローマにマジックの修業をしに行く、という内容でした。
マジックの先生として登場したのは、マーゴ・ルビスさん。
マーゴ・ルビスさんは、2015年イタリアの全国大会で優勝された経歴をもつマジシャンです。
今回、出川さんに紹介されたマジックは、タバコを使ったマジックでした。
手をかざすだけで、「タバコが動く」という念動現象です。
タバコが動くマジックの種明かし
先に、種明かしを言っちゃいますと、このタバコマジックの種明かしは、タバコに息を吹きかけて動かすだけ、です。
タネだけを聞いてしまうと「なーんだ」となってしまったかもしれません。
だ、マジックのタネは、単純なタネや仕掛けを、
いかに不思議に見せるようにするかが重要なのです。
今回、タバコが動くマジックでマーゴさんが見せた演技について紹介します。
最初に、右手の人差し指を使って、左手の腕あたりをこすります。
「摩擦を作って、いかにも静電気を使うぞ!」というような動作をするのです。
そして、指先をタバコの近くに持っていき、タバコを、動かすしぐさをします。
そこで、さりげなく、タバコに向かって「息を吹きかけます」
そうすると、タバコは前にむかって動きます。
手でタバコを触っていないのに、超能力によってタバコを動かしたように見えます。
そして、ここからが大事なのですが、
動いたタバコに対して、自分でも驚くような表情をして、顔を上げて、正面をむくのです。
いつまでも動いたタバコを見ていると、観客からは、「息を使っている」と感づかれてしまいます。
そんなバレバレにならないようにタバコが動くか動かないかの時点で、すばやく顔を上げる。
タバコに息がかかったな、と思った瞬間に、顔を上げ、驚く表情をするのです。
そうするとネタバレしにくくなります。
シンプルなタネほど、演技力が重要になってきます。
マジックの上達のコツは、一つ一つの細部の演技にこだわることです。
その辺を、意識しながら練習してみるといいですよ。