2016年10月2日放送のニャンちゅうワールド放送局で、マジシャンのさんしろうさんのスマイルイリュージョンが放送されました。
スマイルイリュージョンは、マジシャンのさんしろうさんがマジックを教えてくれるコーナーです。
子供向けのテレビ番組なのですが、ときどきマジックのやり方を教えてくれます。
決して本格的なマジックではないですが、何かの機会で子供にマジックを教えるときには、とても役立つ番組です。
今回は、リボンを使ったマジックです。
「切れないリボン!」
用意するのはリボンと封筒とハサミ。
まず、封筒の下の部分をハサミで切ります。
その封筒の中にリボンを入れます。
そして、ハサミを使って封筒ごと、リボンを切っていきます。
封筒はハサミによって切れていますが、
しかし、封筒からリボンを出しても、リボンは切れていません。
切れないリボンの種明かし
では、このマジックの種明かしを紹介します。
このタネは封筒の事前の準備にあります。
封筒の裏側に、折り目を作って、2か所切りこみを入れておきます。これで準備はOKです。
あ、封筒の2か所切りこみをいれた面は、決して相手に見せないでください。
自分のほうにむけて行います。
まず、封筒の下を切って、封筒の中にリボンを入れていきます。このとき、リボンを封筒に入れるときに、切れ目をよけて、リボンを入れていきます。
そして、ハサミで封筒を切るときは、うまくリボンをよけながら、封筒だけを切っていきます。
*写真のリボンが裏返しになっているのは気にしないでください。
あとは、封筒からリボンを出して、切れてないことを見せてあげれば、このマジックは成功です。
ポイントは、封筒にリボンを入れるとき、スムーズに切れ目をよけながら入れていくことです。
何度か練習して、スムーズにできるようになってから、子供に披露してみてください。
使うのはリボンだけでなく、紐やネクタイを使っても良いかもしれません。
会社の宴会で余興をする場合は、ネクタイがいいですね。
決して失敗してはいけないですが、同僚のネクタイを借りるなどして行うと、ハラハラして盛り上がるかもしれません。
そのほか、お札などを入れて行うもの、注目度が高まることと思います。
いずれにしても、封筒の中に入れるものは、封筒の裏側に作った2か所の切込みから上手に出すように慣れていただく必要があります。