デアゴスティーニのNo2とNo3が届きました。
私は、定期購読を申し込んでいるので、2冊分まとめて発送されてきました。
本来は、隔週の発行なので、2月2回の発行なんですが、定期購読で送られてくるのは、1度に2冊分です。
一気に送られてくると、分量が多くて、こなしきれないかと思うので、本当は1冊ずつ送ってもらいたいのですが・・・
おそらく送料の経費を浮かすためにまとめて送られてくるのだろうと思います。
今回は、No2の表紙はこんな感じです。
No2の内容は、トランプマジックは「エレベーター・カード」のレクチャーです。
また、コインマジックでは、「ダブルX」が解説されています。
ダブルX用のコインは、「文久永宝」をかたどったコインです。
ノーマルコインともう一つは、このダブルX用のコインがついてます。
あまり詳しく書くと、ネタバラシになってしまいますので、専門用語は控えます。
ダブルXとは、手の甲に置いてあるコインと手の中にあるコインが、一瞬で入れかわる、というマジックです。
テーブルマジックでは、このダブルXは非常に不思議に見えるコインマジックです。
コインは2種類使いますが、この「文久永宝」のコインともう一つは、ご自分で500円玉を用意します。
3つ目のマジックは、「ハンカチを通り抜けるコイン」です。
まぁ、正直、このマジックはよく種明かしサイトでも紹介されているマジックです。
ただ、メイガスさんが教えている、というところに価値を置くのであれば、見るに値するかと思います。
ただ、単にタネを知りたいのであれば、そのへんのサイトでも紹介しています。
でも、コインマジックの初心者にとっては、このハンカチを通り抜けるコインでも、原理を知ると面白いと感じるかもしれません。
私は、知り合いの年配の女性にこ、のコインマジックを教えたところ、興味を持って練習していました。
人によっては、面白いと感じるのかもしれません。
このデアゴスティーのマジックは、毎号基本的に3つのマジックがレクチャーされていますが、その1つは、子どもっぽいといいますが、あまりに有名すぎて、披露する気にならないマジックが入っているという感想をもちました。
ただ、あなたがもしも、誰かにマジックを教えるとか、簡単マジック教室を頼まれたときには、このハンカチを通り抜けるコインは、教材としておすすめのマジックだと思います。
あと、No2には、
コイン、ウォンド、のほかにマジック用のマットがついていました。
マットは、カードマジックやコインマジックを行う場合は、やはりあったほうが良いです。
テーブルマジックを披露する場合、テーブルでじかにカードやコインを置いて行うよりは、各段にマジックがやりやすいですから、マットは必需品です。
マットに折り目がつかないように気を配ってくれたのか、棒が入ってその棒にマットが
巻きついて入っていました。
マットの下は、ゴムがはってあるので、テーブルですべる心配はないです。
トランプをこのようにリボンスプレッドしてもすべることをはありません。
マットの厚さは、4mmくらいです。マットで2mm、ゴムで2mmです。
コインを持つときは、ぜいたくを言えば、もう少しマットの部分が深いと良かったかなと思います。
コインを持ち上げるときは、しっかりと押し込んで持たないと、コインの片方が浮きにくいかなと思ったからです。
今後、コインマトリックスなど、カードとコインを一緒に持ち上げるマジックで使う場合は、しっかりと持たないとならないかな、と思います。
今回は、自分にとっては、まずは、エレベーター・カードをしっかりとマスターしていこうかと思います。
あ、ちなみに、No2の表紙で、メイガスさんが手の甲でコインを2枚立てている写真が掲載
されていますが、
このマジックは特に解説されていません。マジックなのか?分かりませんが、単なる、イメージ撮影用です。
次はNo3について紹介します。
No3では、クインテッドボックスが入っています。
クインテッドボックは、コインが5重の箱の中から出てくる、というマジックです。
テンヨーから販売されているマジックグッズです。
私も、昔は良く演じていました。
商品画像は見せることができませんが、良くできた仕掛けです。
5重の箱の中にどうやってコインが入るのか、一般の人は考えられませんので、不思議なマジックであると印象づけることができると思います。
トランプマジックは、「Do as I do」という作品です。
二組のトランプを使って、自分と相手が同じことをすることによって、お互い同じカードが一致するというマジックです。
これは、私は演じたことがないので、後日、学んでみたいと思います。
3つ目のマジックは、手を話しても落ちないスプーンです。
このマジックは、よくあるマジックです。タネは非常に簡単です。
2種類のやり方が解説されています。
最初は、だれもが分かりやすい持ち方で、種明かしをして、次に手を離しても落ちないという現象です。
ただ、このマジックも、種明かしサイトでは、どこでも紹介されているマジックです。
やはり、No3も3つのマジックのうち、1つはどこか子どもっぽいマジックが収録されています。
同じように、あなたが、誰かにマジックを教える場合には、使えるマジックだと思います。
最後に、今回は、DVDケースが入っていました。12シートで各2か所、裏表入れるとなると、全部で48枚入ることになります。
これで、DVDを整理してください、ということでしょう。
デアゴスティーニは、定期購読を止めさせない仕掛けがほどこされ、コレクター欲をたえず刺激してくれますね。