デアゴスティーニザ・マジック第29号の内容は?
ファンカードとは?
シェルを使ったコインマジックとは?
など疑問に思っている方へ、
こんにちは、週末マジシャン・バッザと申します。
デアゴマジック第29号のレビューをしていきます。
スポンサーリンク
デアゴマジック第29号の価格は?
値段は、税込み価格で1,823円
デアゴマジック第29号マガジン雑誌の紹介
ページ数 12P
デアゴマジック第29号マガジンの表紙の写真です。
デアゴマジック第29号マガジン裏表紙の写真
デアゴスティーニザ・マジック第29号のコンテンツはこのような内容になっています。
・基本テクニック
ファンカードの扱い方①
・今号のマジック
ファンカード(前半)
シェルを使ったコインの手順④
・History of Magic(ヒストリーオブマジック)
文豪とマジック
・Welcome to Magic World(ウエルカムトゥマジックワールド)
マジックレストラン&バー GIOIA銀座
マジシャンズファイル
024
マジシャンstellar(ステラ)
025
マジシャンK-SUKE(ケースケ)
今号のマジックアイテム
マジックアアイテムということでファンカードが掲載されています。
メイガス監修のデアゴスティーニザ・マジック特製のオリジナル・ファンカード一組が今号にはついてきます。
デアゴマジック第29号のマジックの概要
- ファンカード(前半)
形が変わる!色が変わる!カードパフォーマンスの王道
- シェルを使ったコインの手順④
相手の握った手の中にコインが飛び込む!?
- ファンカードの扱い方①
デアゴマジック第29号DVDの収録内容
DVDの収録時間 26分
- ファンカード(前半)
- シェルを使ったコインの手順④
- ファンカードの扱い方①
ファンカードの扱い方①では、さまざまな基本テクニックが解説されています。
ファンカード(前半)は、今号のテクニックを組み合わせたルーティンになります。
ファンカード ロウの塗り方
解説時間 6分00秒
ファンカードの扱い方①の一つ目は、カードにロウの塗り方を解説しています。
ファンカードを行うための下準備のための作業になります。
正(順)ファン
解説時間 3分00秒
ファンカードの扱い方①の二つ目は、デックを扇状に開く技法です。
どのようにデックを開けばお客様から見た場合、きれいに見えるかについて解説しています。
逆ファン
解説時間 2分02秒
ファンカードの扱い方①の三つ目は、逆ファンです。
正ファンとは逆の向きで、デックを扇状に開くやり方を解説しています。
片手のファン
解説時間 3分57秒
ファンカードの扱い方①の四つ目は、片手ファンです。
片手だけでファンを開くテクニックです。
片手の逆ファン
解説時間 2分33秒
ファンカードの扱い方①の五つ目は、片手だけで逆ファンを開くテクニックです。
ファンカード(前半)
実演時間 2分04秒
演技のみです。
前半分は、今号の基本テクニックを組みあわせたものとなっています。
前半分と後半分あわせての演技が収録されています。
ファンカードの後半は、第33号で解説されます。
-
デアゴスティーニザ・マジック第33号サイズ・サプライズの使い方
デアゴスティーニザ・マジック第33号の内容は? サイズ・サプライズとは? ファンカードの扱い方は? など疑問に思っている方へ、 こんにちは、週末マジシャン・バッザと申します。 デアゴマジック第33号の ...
シェルを使ったコインの手順④
実演時間 1分05秒
解説時間 4分34秒
4回シリーズの最後の手順になります。
今回はエンドクリーンの手順になります。
お客様の手の中にコインが移動する現象では、コインを1枚抜き取るところの角度について、メイガス・ポイントとしてアドバイスをしています。とても参考になります。
4回分で収録された、フルフーティンの実演が収録されています。
エンドクリーンについては第8号でも解説しています。
-
デアゴスティーニザ・マジック第8号ツイスティング・ジ・エーセス
デアゴスティーニザ・マジック第8号の内容は? シルバー&カッパーとは? エルムズレイ・カウントとは? ツイスティング・ジ・エーセスとは? など疑問に思っている方へ、 こんにちは、週末マジシャン・バッザ ...
デアゴマジック第30号予告
次号予告 収録時間 48秒
- ボールのパーム
- チェンジ・オーバー
- ロールダウン
- ボールのフレンチ・ドロップ
- シルクから現れるボール
- ボールの出現と消失
が、予告では収録されています。
デアゴマジック第29号 付属マジックアイテムの紹介
今号のマジックアイテムの紹介です。
ファンカード
サイズは、通常のカード、ポーカーサイズと同じです。
厚さはバイスクルの3分の2
ファンカード
デアゴスティーニ ザ・マジック第29号のファンカードを紹介します。
今号のメインは、ファンカードです。
ファンカードは、カードを扇形に作りながら、次々と色が変化するマジックです。
カードマジックの王道といえば王道です。
デアゴマジック第29号についてくるファンカード用のカードは、通常のトランプよりも薄いです。
デアゴスティーニザ・マジックのファンカードは、講師のメイガスさん監修した、今までのファンカードの不満をすべて取り除いた仕様になっている、デアゴスティーニ特製のファンカードです。
まずは、カードを扱いやすくするため細工をします。
細工とは、ロウを塗ることです。
メイガスさんの解説では、使用するロウは、コンビニなどでも販売されている「カメヤマローソク」を使うことになっています。
私は、以前、マジックショップから購入したファンカード用のロウがありましたので、これを使いました。UGMのファンカード用のロウです。
いきなり、労力がかかる作業です。
トータルで2時間くらいかかったかと思います。
飽きてしまうので、一度ではできませんでした。
数日に分けて行いました。
準備ができましたら、基本のファンから始めます。
正ファンと言います。
綺麗なファンができると、次は逆ファンをやってみたくなります。
すこしずつ、ファンカードの綺麗さに魅了されていくと次の開き方を学びたくなります
片手逆ファンなどを学びます。
片手による逆ファンです。
ちょっと難しくなります。
いずれは、ルーティンとして組み合わせた手順を自分で考えたりしていきます。
あなたがマジシャンとして認知されるようになると、テーブルマジックよりも大人数の前でマジックショーを依頼される機会が増えてくるかもしれません。
大人数の前でマジックショーを依頼されたときには、このカードパフォーマンスの王道と言われるファンカードは、とても役立つマジックです。
シェルを使ったコインの手順④
デアゴマジック第29号の後半は、コインマジックが紹介されています。
シェルコインを使ったコインマジックの手順④です。
4枚のコインを相手の手の上におきます。
そして、一番上のコインを1枚取り出します。
そのコインを、左手に持ちます。
左手に持ったコインは消えて、お客さんの手の中に戻ってしまいます。
シンプルですが、驚かせることができます。
コインマジックの一連の流れを学べます
デアゴマジックでは、第26号から、今回も合わせて4回シリーズで、シェルを使った4種類のコインマジックを解説してきました。
-
デアゴスティーニザ・マジック第26号カードの色が変わるマジック
デアゴスティーニ「ザ・マジック」第26号はどんな内容? カラーチェンジング・デックとは? ネクタイの首抜き? シェルを使ったコインのやり方? など疑問に思っている方へ、 こんにちは、週末マジシャン・バ ...
最後は、これらを組み合わせた、ルーティンとして紹介しています。
これまで学んできたコインマジックを一連の流れを組み合わせて行います。
まずは、相手の手の中には4枚のコインを渡します。
マジシャンはグラスの上部を手でカバーするとグラスの中にコインが瞬間移動しました。
次は、第27号で解説された、手順です。
-
デアゴスティーニザ・マジック第27号THEタバコとコインの貫通
デアゴスティーニ「ザ・マジック」第27号はどんな内容? THEタバコとは? コインがグラスの底を貫通するマジックとは? など疑問に思っている方へ、 こんにちは、週末マジシャン・バッザと申します。 デア ...
グラスの中にコインを3枚入れます。
グラスを立てにします。するとグラスの底からコインが貫通していきます。
すると、1枚がグラスの底から出てきました。
次は、マジシャンが左手に2枚のコインを持った状態から、手を握ると、右手から一枚移動していしまいます。
第28号で解説された、手順です。
-
デアゴスティーニザ・マジック第28号カメレオンシルクで色が変化
こんにちは、週末マジシャン・バッザです。 今日はデアゴスティーニ ザ・マジック第28号から 大人数の前や子どもの前でも使えるマジックを紹介します。 目次 ハンカチの色が変わるマジックは大人数でも使える ...
最後は、今回第29号で紹介されている手順になります。
相手に4枚のコインを渡します。
一番上の一枚を取り出します。
その取り出したコインを左手に渡すと消えてしまいます。
もう一度、相手の手をあけると、4枚のコインがそろっています。消えた1枚のコインが戻っている、という現象です。
以上が、コインマジックの4つの手順を組み合わせた
ルーティンになります。
特に、グラスに移動する瞬間と、グラスの底から貫通する現象はとても強烈で、相手の記憶に残るマジックと言っても良いでしょう。
まとめとデアゴマジック第29号をおすすめする理由
今号のマジックをまとめます。
- ファンカード
- シェルを使ったコインの手順④
ちょっと昔の話になります・・・
私は、20年以上前にマジックを始めたその頃、インターネットもなければ、DVDもまだない環境でした。何から始めてよいか分からない状態から、始めました。
とりあえずマジック本を購入したのがスタートです。
まだまだ、初心者の域を抜けきれない頃から、マジックができる人がいると勘違いされて、地区のイベントなどに依頼されて披露していました。何も分からないまま、いろいろなマジック道具を買っては練習して披露していました。
しかし、マジックショーという形にしていくためには、どうしても音楽をかけたり、ある程度の時間を持たせることができる演技の必要性を感じていました。
そのときに、見よう見まねでやっていたのがファンカードでした。
ファンカードはすぐにできるものではありませんが、時間をかけてでも身につけておくことをおすすめします。
将来的に、マジックショーを頼まれた時などは、レパートリーの一つとして入れることができると、かなり助かります。
なぜなら小さなカード一組で、数分の演技ができるからです。
マジックショーを依頼されるようになると移動する場合、荷物の運搬が大変になってきます。
これを繰り返していくと、できるだけ少ない荷物で移動されたいと考えるようになるでしょう。
そうなると、一つのマジックでもできるだけ小さな道具で、それなりの時間をかけて、それでいて、大勢の前で見せることができるネタが必要になってきます。
そのとき、このファンカードがとても役にたつことと思います。
簡単に、すぐにとはいきませんが、長い目でみて、少しずつでも練習しておくことをおすすめします。なぜなら、カード一組で大勢の前で見せることができるマジックは、持ち運びや手軽さを考えると非常に役立つマジックだからです。
デアゴマジックは今号である第29号と第33号で、ファンカードが解説されます。ステージマジックの依頼も備えて、今からファンカードを学んでおくことをおすすめします。
また、コインマジックでは、シェルを使った手順が今号で一度完成されます。コインマジックもそうですが、マジックにおいては、一連の流れ(ルーティン)が重要です。今号でシェルを処理するエンドクリーンまで学べます。
非常に内容の濃いデアゴマジック第29号でしたので、この機会に練習することをおすすめします。
-
デアゴスティーニザ・マジックの感想
隔週刊デアゴスティーニ ザ・マジックの内容、感想などレビューをしています。 隔週刊ザ・マジック定期購読は デアゴスティーニ 週刊ザ・マジック公式ページ から参加できます。 ...