マジックを身につけたいと思っているけど・・・
デアゴスティーニ「ザ・マジック」第22号はどんな内容?
付属のアイテムは何?
卵になるハンカチーフとは?
など疑問に思っている方へ、
デアゴマジック第22号のレビューをしていきます。
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デアゴマジック第22号の価格は?
値段は、税込み価格で1,823円
デアゴマジック第22号マガジン雑誌の紹介
ページ数 12P
表紙の写真
裏表紙の写真
デアゴスティーニ ザ・マジック第22号のコンテンツはこのような内容になっています。
・基本テクニック
カードの扱い⑰
・今月のマジック
卵になるハンカチ―フ
トライアンフ
クリック・パスのアクロス
・Welcome to Magic World(ウエルカムトゥマジックワールド) 手品屋
マジシャン紹介019
イリュージョニスト 将魔(SYOUMA)
今号のマジックアイテム
マジックアアイテムということで卵になるハンカチーフの写真です。
デアゴマジック第22号DVDの収録内容
DVDの収録時間 42分
- 卵になるハンカチーフ
- トライアンフ
- クリック・パスのアクロス
- カードの扱い方⑰
カードの扱い方⑰
・片手のファン閉じ 解説時間 4分47秒
開いたファン(扇形)を片手のみで閉じるテクニックが解説されています。
・オートマチック・ジョグ・コントロール 解説時間 4分17秒
片手ファンを閉じながらカードをコントロールする技法です。
・トップ・パーム①(ポジション)解説時間2分48秒
パームの保持の仕方などを解説
卵になるハンカチーフ実演と解説
実演時間 2分21秒
解説時間 6分23秒
ハンカチが手の中で卵になります。この卵には仕掛けがあると種明かしをします。次にもう一度同じように演じると、今度は、本物の生卵に変わってしまうマジックです。サッカートリックが効いている古典的な傑作です。
トライアンフの実演と解説
実演時間 1分43秒
解説時間 16分39秒
カードマジックです。裏表バラバラにシャッフルしたはずなのに、お客様の選んだカードだけが表向きに現れるマジック。
伝説のマジシャン、ダイ・バーノンが考案した名作。
クリック・パスのアクロスの実演と解説
解説時間 32秒
実演時間 1分39秒
2枚のコインを使ったマジック。たしかにコインが「チャリン」という音とともに瞬間移動するマジック。飲み会で使えるコインマジックです。
デアゴマジック第22号 付属マジックアイテムの紹介
アイテムの紹介
卵になるハンカチーフ
素材 プラスチック製
サイズ 縦50mm×横40mm
小さめの黄色のハンカチとセットになっています。
ハンカチサイズ(シルク) 22cm角
卵になるハンカチーフ
第22号では私にとって、とても思入れが強い、マジックが紹介されています。
そのマジックとは、卵になるハンカチーフです。
なぜ、思入れが強いかと言いますと、私の窮地をギリギリのところで救ってくれたマジックだからです。
大人数でもウケるマジックはこれ
大人数の前で披露するマジックが見つからない人は、このマジックを披露することをおすすめいたします。
古典作品の「卵になるハンカチーフ」です。
もしもあなたが、50人~70人くらいの前でマジックを披露しなければならないときは、このマジックは非常に使えます。
なぜなら、少々遠くからでも現象が分かりやすくて、しかも、サッカートリックが効いていて、ウケるマジックだからです。
遠くからでもハンカチくらいは見えますね。
また、手にもっているものが白い球形で、「たまご」と一言あなたがいうだけでまわりは理解してくれるでしょう。
このマジックの流れを簡単に説明します。
まずは、ハンカチが卵に変化する現象を見せます。
ハンカチを取り出して、
手の中にハンカチを入れていきます。
そうすると、手の中に入れたハンカチは、卵に変化してしまいます。
次にこのマジックの種明かしをします。
種明かしをするんですが、いつのまにか本物の卵に変わってしまいます。
本物の卵であることを証明するために、グラスで割って、
そのグラスにポトン!と中身を入れる瞬間に、
大きなどよめきと拍手をもらうことができるマジックです。
私が、もう20年以上前、マジック初心者の頃、70人くらいの前でマジックを披露しなければならないことがありました。
そのときに、このマジックに救われました。
そのほかにも、屋外で披露するときにも通用します。
屋外では、不特定多数の人が見る環境です。
屋外で披露する注意点は、しっかりとハンカチを持つことです。
風でとばされないように持って、演技をすることです。
最低限のセリフは覚える必要がありますが、ほんと、このマジックは覚えておくとあらゆるところで使えます。
マジック・バーで披露しているマジシャンもいました。
古典マジックですが、それだけ一般ウケしやすいものです。
少しだけ難しいところがあるとすると、ハンカチを処理する方法です。
この方法は、デアゴマジック第12号で20世紀シルクでも出てきた、ウォンドを使ってハンカチを
消す方法が解説されています。
あとは、ちょっと面倒なのは、マジックが終わってから生卵をどう処理するかです。
道具を移動させるときにも、生卵で他の道具を汚さないように注意が必要になります。
ただ、ウケたときの見返りは大きいですよ。
あ、それから、生卵に変える場合は、このような黄色の丸いシールを用意しておくことをおすすめします。
トライアンフ
次はカードマジックです。
このマジックを覚えると、本格的なマジックを披露できます。
一般の人からみると、プロっぽく見られることでしょう。
それが「トライアンフ」という作品です。
「トライアンフ」は、相手の選んだカードを裏表と複雑に混ぜていきます。
最後には、相手の選んだカードだけが反対向きで現れるという現象です。
非常に有名な作品で、プロマジシャンの前田知洋さんがテレビでよく披露していたことがあります。
このトライアンフは、いろいろな混ぜ方を取り入れています。
今回メイガスさんが教えている方法は、それなりに練習が必要です。
カット、リフルシャッフル、ナチュラルブレイクなど、いろいろな技法を混ぜて行っています。
マスターするには、すこし時間がかかるかもしれませんが、覚えておくと一生ものの、あなたの財産になります。
私は、今でも、テーブルマジックでは、このトライアンフを演じています。
単純に、「あなた選んだカードはこれですね」と終わらせるのではなく、
ありえないくらい裏表バラバラに混ぜているし、
その中から1枚だけ反対向きで現れるので、見た人の驚きが違います。
その経験を味わっていただきたいと思います。
トライアンフを演じる際に、気を付けるべき点をl3つほど上げます。
テーブルにカードを置いた状態で、リフルシャッフルをしますので、マットを置く必要があります。
そのため、ある程度スペースが必要になります。
二つ目は、
最後の現象に行き着くまでに少々時間がかかることです。
飲み会では、ゆっくりとマジックを見てくれない可能性もあります。
シャッフルのときから、話術とカードさばきで十分な集中力を保つ必要があります。
最後に、ある程度綺麗にできるようになるまで、練習が必要となります。
ただし、身に着けてしまえば、カードマジックに自信を持つことができます。
クリック・パスのアクロス コインの飛行
最後はコインマジックです。
クリック・パスのアクロスという作品です。
クリック・パスというコイン技法を練習するために、マジックという形をとっています。
使うのは、2枚のコインです。
右手に持ったコインを左手に渡します。
そして、もう一枚も右手に持ち、左手に渡します。
「チャリ~ん」とコインが当たる音をさせます。
音がしたことによって、同じ手に2枚のコインがあると思わせることができます。
しかし、実際には、2枚あると思った左手には、1枚もコインは持っていません。
反対の手に2枚のコインを持っています。
コインの音を鳴らせることによって、よりリアルにコインがあると説得力を持たせることができます。
このマジックを見せると、「確かに、音が鳴ったよね」と思ってもらうことができるので、より不思議さをアピールすることができます。
クリック・パスも有効な技法の一つです。
コインマジックルーティンの中でも使われる技法ですので、この機会に習得しておくとよいでしょう。
デアゴマジック第22号をおすすめする理由
- カード技法 片手のファン閉じ、オートマチック・ジョグ・コントロール
- 卵になるハンカチーフ
- トライアンフ
- クリック・パスのアクロス
特に卵になるハンカチーフは、大人数の前でも十分使えるマジックです。
比較的テーブルマジックが多いこの講座の中で、大人数で使えるマジックはとても貴重です。また、カードマジックの名作「トライアンフ」は、トランプマジックをする人にとっては、欠かせない演目です。
デアゴマジック第22号で登場しましたので、ぜひこの機会に覚えることをおすすめします。
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デアゴスティーニザ・マジックの感想
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