デアゴスティーニ ザ・マジック第12号の内容を紹介をします。
第12号には、45cmサイズのシルク2枚がついてきました。
今回の内容な、20世紀シルク、イモーショナルリアクション、4エースの3種類のマジック
のほか、コインマジックのテクニックとカードマジックで使われるテクニックが
メイガスさんによってレクチャーされています。
今回のコインマジックの技法は、クラシックパームです。
デアゴスティーニ ザ・マジック第2号では、フィンガーパームを学びました。
今回は、クラシックパームです。
クラシックパームはコインマジックの中での、基本中の基本の技法です。
手の中央あたりでコインを保持する方法です。
この保持している時に、手に力が入らないようにしなければなりません。大切なのはリラックスすることです。
指の動かす方向によって、うまく保持できるようになります。
メイガスさんが、そのコツを詳しく解説しています。
今まで、しっかりとクラシックパームを学んだことがなかったのですが、今回、そのコツを知ることができました。
今まで、このクラシックパームで相手に気づかれたことがなかったのです、あまり気にしないで、なんとなく行っていました。
ですが、デアゴスティーニ ザ・マジック第12号のDVDの解説を見て、改めて、より確実に保持する方法を学びました。
コインマジックを披露する際には、気を付けて行っていきたいと思います。
コインを保持するクラシックパームに慣れてくると、指先にコインを持った状態から、
クラシックパームに持っていく方法を学んでいきます。
次は、カードマジックの技法です。
カードマジックの基本技法では、シークレットアディションを学びます。
この技法は、カードマジックでは、とても良く使われる技法です。
密かに、カードを追加させる方法です。
以前学んだ、ブレイクという技法も連動して使います。
このシークレットアディションを学ぶことよって、4枚のエースが集まるマジックなどができるようになります。
次はシルクマジックです。
このシルクマジックは、大人数に前で行うステージマジックでも使えます。
20世紀シルクの解説です。
20世紀シルクは、シルクマジックの名作と言われているもので、
現象を説明していきます。
まず、グラスの中から、
レインボーのシルクを取り出します。
レイボーのシルクは、胸ポケットに入れておきます。
次にテーブルに置いてあった、2枚のシルクの両端を結びます。
そのシルクを
グラスの中に入れておきます。
次に、胸ポケットに入れていたレイボーのシルクを取り出して、手の中で丸めていきます。
内ポケットには、ウォンドがあります。
丸いめたレインボーのシルクを左手に渡して、
右手で内ポケットからウォンドを取り出してきます。そのウォンドでおまじないをかけると・・・
左手に持っていたレイボーのシルクは消えてしまいます。
グラスに入れた2枚のシルクを取り出した見ると
2枚のシルクの間から、レインボーのシルクがつながって出現します。
この20世紀シルクは、シルクマジックの中で「最高傑作」と言われています。
非常にウケがよいマジックです。
私は、デアゴマジックで学ぶ前から、ステージで取り入れていました。
それなりにできますが、今回、改めてしっかりと学ぶようにしたいと思います。
メイガスさんは、グラスを使っています。あらかじめ、グラスの中にレイボーシルクを1枚、あらかじめ入れておきます。
そして、グラスの中から、レイボーシルクを取り出すことによって、グラスの中には、何も入っていないことをアピールできるのです。
ちょっとしたコツを知ることができて、勉強になります。
自分は、グラスを持ち歩くことが邪魔になるので、
2枚のシルクを結んだら、そのまま、首の後ろの襟首の中に入れて、演じていました。それはそれでウケますが、次回はグラスを使って演じてみようかと思います。
次はカードマジックです。
イモーショナル・リアクションという作品です。
これも有名なカードマジックです。使うのはカード一組。
現象は、相手が選んだカードを当てる、というマジックですが、演出がとても不思議です。
「読心術」という演出を使って行います。
相手にカードを持ってもらい、左から右にカードを送っていきます。
好きなところで止めてもらいます。仮にスペードの7とします。
そのカードを胸に当ててもらいます。
右手に持っているカードは、テーブルにおいてもらいます。
そして、胸に当てているカードの束をデックの中へ入れます。
デックの中に入れるときに、相手の持っているカードの束を一度だけカットをしてもらいます。
カットというのは、カードを半分に分けて、上下を入れ替えることです。
そして、カードの束の中に戻します。
そして、マジシャンはカードを持って、
相手の選んだカードを当てることができます。
ここで、読心術のように演出するための演技方法について、メイガスさんが詳しく解説しています。
普通にカードの中から探すのではない演出です。
このマジックの一番の参考になる箇所でした。
この演出があるかないかで、不思議さの度合いが違ってくるかと思います。
最後は、「4エース」というカードマジックです。
今回は動画で実演を撮影してみましたので、どんなマジックかご参考ください。
では、画像を使って、現象を説明します。
まず、エースを4枚使ったマジックになります。
最初に、4枚のエースを取り出して、相手に調べてもらいます。
次に、エースを4枚、テーブルに並べます。
次に、1から4のうち、好きな数字を相手に言ってもらいます。仮に「3」だとします。
そうして、右から3枚目のカードを手前に持ってきます。
そして、各エースのカードの上に、デックから3枚ずつカードを取り出して、置いていきます。
次に、相手側にある3つの山のカードを重ねていきます。
集めたカードの一番下は、ハートのエースです。
そして、マジシャン側に置いたカードの一番下は、スペードのエースです。
おまじないをかけると・・・
手前に置いた、4枚のカードがすべてエースになって集まってしまう、という現象です。
今回のカードマジックは、なかなか複雑です。
現象としては、最後に4枚のエースが一か所に集まるのですが、ちょっとしたテクニックも使います。
このテクニックは、私は一度も使ったことがなかったので、繰り返しの練習が必要です。
ただ、現象的には、エースが4枚そろうので、ウケるカードマジックだと思います。
練習していつか披露したいと思います。
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