サイト管理人の
週末マジシャン・バッザと申します。
196●年生まれ。
私のページに興味を持っていただきありがとうございます。
ここでは、私のプロフィールを紹介していきます。
今から25年以上前に、書店で見かけたマジックの本に興味を持ち、数冊購入して、飲み会で披露していました。
即席で覚えた、ごく簡単な手品です。
たまたま、飲み会で、私のしょぼい手品を見てた人から、とある公民館で「手品講座」を企画するため、その講師を依頼されることになりました。
「人に教えられるほどのマジックなんてできない」と、一度は断わったものの、「他に手品ができる人がいないから」という理由で、なかば無理やり講師を引き受けることになったのです。
「手品の講師というくらいだから、それなりにできたんじゃない?」と思いますか?
実は、手品の講師といっても、最終的には種明かしをして、やり方を教えるだけです。
「こんな手品がありますよ」って紹介する程度なので、実演も、多少失敗しても乗り切れてしまうものだったのです。
そのため、当日は、初歩的な手品を教えて、それほど盛り上がりもなく、無事に、にわか講師の手品講座を終えることができました。
これがマジックを始めるきっかけのとなったのです。
噂と実力とのギャップに悩む
後日、人づてで「マジックができる人がいる」と噂が広がり、マジックの依頼の声がかかるようになりました。
噂が先行し、非常に困っていました。
なぜなら、私は、一般の人が書店で見るような、初歩的なテーブルマジックしかできなかったため、噂と実力とのギャップが、とても離れていたからです。
依頼してきた人は、「マジックができる」と聞いているため、マジシャンがマジックショーをやるようなイメージを持っていました。
私は、空いた時間に、簡単にできるテーブルマジックをいくつか覚えていた程度。
依頼してきた人も、私の実力を見て、さぞかし期待外れだったと思います。
私自身も、手品を披露する依頼を受けるのが、苦痛でしかたなかったです。
小学生の前で大失敗
極めつけは、小学生が集まるクリスマスパーティで、マジックを依頼されたことです。
それまで、飲み会で披露する程度の簡単マジックしかできなかったので、子どもの前で、きちんとした時間を設けて披露するのは初めてでした。
当日、最初にハンカチが出現する簡単なマジックを披露したときに、子どもから、「それ、知ってる~!」と言われました。
緊張して手が震えている中で、その言葉に反応してしまい、ハンカチの裏に隠していた、「タネ」を、うっかり床に落としてしまいました。
致命的な大失敗です。
子どもに、そのタネを見られてしまい、「ほら~やっぱりなぁ~」と言われ、大恥をかいたことがありました。
その時のマジックショーは、トラウマになるくらい、嫌な思いをしました。
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大失敗をバネに
空いた時間を利用して、遊び程度で覚えた手品。
それを、子どもの前で披露して大失敗して、ディスられて、大恥をかいたこと。
「なんで、こんな恥ずかしい思いをしてまで、手品をしなきゃならないんだ」と、人前で見せるのが嫌になりました。
ところが、時間の経過ともに、気持ちに変化が起こります。
あのときの失敗が、悔しさに変わり、本格的にマジックを覚えようと思いました。
何から始めてよいか分からず
当時は、インターネットもそれほど普及していない頃です。
マジックを覚えようと思っても、何から始めてよいか全く分からずでした。
市販の本は数冊買って、見よう見まねを繰り返していました。
次に、デパートのおもちゃ売り場に行き、マジックグッズを購入するなどして、レパートリーを増やしていきました。
マジックグッズは、購入しないとタネがどうなってるのか分からない。
「マジックグッズを買ってもできなかったらお金がムダになるだけだ」、と思い、1500円くらいのネタ一つを購入するのにも、非常に迷っていました。
当時は、本を買うことには抵抗感がなかったのですが、できるどうかも分からないマジックグッズにお金を払うことに、とても抵抗感がありました。
マジックグッズは買ったものが全て、身につけられるものではなく、購入してみたものの、人前では使えないようなネタもありました。
また、非常に高度な技術、身につけるまでに多くの練習時間を要するものなどもありました。
ある時点からは、マジックにお金を費やすことに抵抗感がなくなりましたが、そのため、無駄な出費も多くなり、買って失敗したものも数多くありました。
その中でも使えそうなネタがあれば、お宝を見つけたような感覚で、のめり込むように練習を繰り返しました。
マジックを見せると黙ってしまう
手品初心者の頃は、悩みがありました。
それは、マジックを見せると、周りの人が驚かずに、黙ってしまうことでした。
「スゴい」とも言ってもらえない…
拍手ももらえない…
不思議なだけで相手を黙らせてしまうだけ。
こうなると、マジックを見せている自分も楽しくなく、まわりも変な空気になります。
当時の私は、単純に相手にタネがバレないことが、マジックなのだと勘違いしていました。
「相手を楽しませる」というエンターテイメントの視点を、まったくもっていなかったのです。
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マジックショップでアドバイスをもらう
あるとき、東京のマジックショップへ行く機会がありました。
そこで、実演販売をしているディーラーの方に聞きました。
「マジックを見せると、相手が黙ってしまい、拍手がもらえないんですよ」と。
すると、そのディーラーさんが、
「それは、あなたのマジックにオチがないからだよ」とアドバイスしてくれました。
経験の浅い当時の私にとっては、とてもありがたいアドバイスでした。
ついでに、7,000円もするマジックの本をすすめられて、つい買ってしまってしまいました。
そのときは、何も分からず、騙されたという思いで購入しました。
その本は、マジシャンにとって貴重なバイブル的な本であると理解したのは1年くらい経過してからでした。
「ターベルコース」って本です。
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飲み会、合コンでテーブルマジックの腕を磨く
マジックショップに通い、セミナーに参加し、新聞広告で見つけた通信講座を受講し、多くのマジックグッズ、ビデオ、DVDを購入してきて、少しずつレパートリーが増えてきました。
ようやくテーブルマジックで、トランプやコインなど、それなりに見せることができるようになったのに、約3年くらいかかりました。
ようやくテーブルマジックで、トランプやコイン、などそれなりに見せて、驚かれるようになるのに3年くらいかかりました。
腕を磨くためには、マジックを見せる機会を増やさなければなりません。
そのため、積極的に飲み会や合コンに参加して、披露するようにしました。
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おそらく、当時は、マジックばかり見せて、ウザいと思われていたこともあったと思います。
マジックを見せる経験が多くなると、どのネタがウケて、どのネタが反応が悪いかなど、肌で分かるようになってきます。
このように、経験を重ねていきました。
そして、口コミや知人からマジックを依頼されるようになってきました。
大人数の前で披露する悩み
マジックを依頼されるようになって、苦労したのが、大人数の前で披露することでした。
テーブルマジックであれば、トランプやコインで数種類のマジックを披露することはできましたが、大人数の前で披露するネタが、それほど多くはなかったのです。
マジックを依頼されるとなると、およそ20分~30分くらいの時間披露することになります。
観客も、30人、50人、100人の前です。
当時は、依頼される度に、大人数の前で披露するには、どんなネタが良いか、毎回悩んでいました。
マジックを披露する前日は、夜中の3時くらいまでネタ選びと練習、そして当日に披露という日々を過ごし、
大人数の前で、それなりに見せられるようになるまで、5年くらいはかかりました。
サラリーマンとして、仕事の合間にマジックを披露するため、週末を利用しての活動となりました。
おかげさまで、レストランやデパートのイベント、老人ホーム、保育園、企業のパーティーなど、いろいろなところで経験をさせていただきました。
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現在でも、試行錯誤の繰り返しではありますが、アマチュアでありながら、見せた相手には、それなりに喜んでもらえるようになり、リピートされることもあります。
自分のマジックで、喜んでもらえるようになったのは、考え方が変わったからだと思います。
それは、自分の技術やすごさを見せびらかせるような、いわゆる「自慢」のためのマジックをやめたことです。
あくまでも視点は、相手にあり、相手がどう思うか?観客が楽しめているか?という視点で、マジックを見せるようになったからだと思うのです。
自慢のマジックをやめて、相手を楽しませることを視点に置くことによって、好意的に見てくれる人が増えてくるのかなと考えます。
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情報発信を始める
マジックを始めて、25年以上経過しました。
マジックショーは、余興、イベント、パーティーなど口コミを中心に依頼されています。
あと、飲み会では、その場でリクエストがあると見せています。
その他、積極的に介護施設、グループホームなどに訪問して、マジックを披露しています。
ある程度の経験を積んできましたので、情報発信をしようと思い、このサイトを立ち上げました。
私は、マジックを始めて、人生が大きく変わりました。
これほど、多くの人と出会えて、いろいろな場所に訪問し、喜んでいただけるのは、マジックの素晴らしいところです。
あなには、簡単なマジックを覚えて、マジックを始めるきっかっけになっていただければと思います。
比較的一般的にも取り組みやすいマジックです。
もちろん、私は、現在でもマジックを披露している側ですので、やみくもに何でもかんでも種明かしをするつもりはありません。
ここで種明かししているマジックは、比較的簡単なものや、主にテレビなどでも、一般向けに、紹介したものを中心に公開しています。
このサイトにあるマジックをきっかけに、人を楽しませる喜びを感じ取っていただければと思います。
そして、その喜びを少しでも感じ取ったら、あたなもマジックの魅力にとりつかれ、どっぷりとこの不思議な世界にハマっていくことと思います。