- 超すごいマジックってどんなのがあるの?
- 簡単にできるトランプマジックを種明かし付きで覚えたい...
こういったリクエストにお応えします。
今回は、超すごいけど、簡単にできるトランプマジックを2種類紹介します。
こんにちは、週末マジシャン・バッザです。
マジック歴25年、会社員のかたわら週末に、施設、イベント、飲み会でマジックを披露するほか、手品講座を依頼される週末マジシャンです。
このような私が、解説していきます。
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超すごいマジックで簡単なやり方の種明かしは?
超すごいマジックでは、相手が、どうやっているのか分からなことが前提になります。
その上で、演じているマジシャンにとっては、簡単にできるものを覚えておきたいものですよね。
難しい技法を使って、覚えるのに時間がかかるよりは、簡単に習得して、人前で演じて「超すごい!」って言われたいって、思うことでしょう。
それに、実際に人前で見せるときに、失敗する可能性を低くしておくと、安心して演じるとこができます。。
ここでは、簡単なトランプマジックを紹介します。
簡単なトランプマジックでは、難しい技法を使わずに、セルフワーキングといって、ある順番を覚えておくだけで、できるマジックです。
種明かしを知らない相手にとっては、超すごいマジックだと思ってもらえるような現象であるにもかかわらず、マジシャンにとっては、簡単にできて、失敗の可能性が低いマジックとなります。
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超すごいマジックで簡単なやり方の動画
今回紹介するトランプマジックは、上記の動画内容を、画像とテキストであらためて解説しています。
一度、動画で内容を確認してから、下記の解説をご覧になると、より理解が深まります。
相手の選んだカードを当てる超すごいマジックで簡単なやつ
トランプ一組使って、相手の選んだカードを当てるマジックを紹介します。
一見、複雑に混ぜているように見えますが、順番だけをしっかりと覚えておけば、簡単に当てることができます。
トランプは、ジョーカーをのぞいた、52枚のカードを使います。
やり方
トランプ一組を用意します。
ジョーカーをのぞいた、52枚のカードを使って行います。
まず、相手にカードを、よく切り混ぜてもらいます。
次に、マジシャンはトランプ一組を持ちます。
カードを26枚ずつ半分に分けて、二つの山を作ります。
26枚ずつのトランプの束が、2つできました。
相手に、どちらか好きな方のトランプの山を持ってもらいます。
相手に、どちらかのトンランプの山を選んでもらいます。
向かって、左側のトランプの束を、相手が選んだとします。
相手に、よくカードを切り混ぜてもらいます。
次に、そのトランプの束の一番下のカードを、相手に覚えてもらいます。
ここでは、スペードの6のカードを覚えてもらいます。
カードを1枚覚えてもらったら、そのままトランプの束をテーブルに置いてもらいます。
次に、マジシャンは、選ばれなかったもう一つのトランプの束を持ち上げます。
マジシャンはトランプの束をよくシャッフルします。
相手に、トランプの束を半分くらい持ち上げてもらいます。
その持ち上げたトランプの束の上半分を、相手に持っていてもらいます。
次に、マジシャンは、残りの下半分のトランプの束の上に、最初に相手が覚えてもらったカードがあるトランプの束を、重ねます。
テーブルにおいてあった、相手が覚えたカード(スペードの6)が一番下にある、トランプの束を上に重ねます。
トランプの束を重ねることによって、相手が覚えたカード(スペードの6)は、どこにあるか分からなくなりました。
これで、相手が覚えたスペードの6のカードは、何枚目にあるか分かりません。
次に、マジシャンは、「カードの順番を変えます」と言いながら、手に持っているトランプの束の、一番上のカードと一番下のカードを同時に取り出し、そのままテーブルに置いていきます。
一番上のカードと、一番下のカードを取り出して、2枚を重ねてテーブルに置きます。
もう一度、同じように、トランプの束の一番上のカードと一番下のカード同時に取り出して、
そのまま、最初にテーブルに置いた2枚のカードの上に、重ねます。
手に持っているカードが無くなるまで、同じ動作を繰り返します。
トランプの束の一番上と一番下のカードを同時にとりだし、テーブルに置いてあるカードの上に重ねます。
マジシャンは、手に持っていた全てのカードを、同じ要領でテーブルに置きます。
全てのカードをテーブルに置いたら、「これで順番が変わってしまい、さらに分からなくなってしまいました」と言い、カードをそろえておきます。
次に、マジシャンは、相手が持っているカードの枚数を数えてもらうように、伝えます。
カードの枚数を、相手に数えてもらいます。
カードの枚数は、16枚でした。
次は、マジシャンが手に持っているトランプの束も、上から順番に、16枚カードをテーブルに置いていきます。
1枚ずつカードをテーブルに置いていきます。
16枚目のカードで、止めます。
16枚目のカードを裏向きのまま前に出し、テーブルに置きます。
相手に、覚えてもらったカードを言ってもらいます。
相手は「スペードの6」と言いますので、前に出したカードを表向きにすると、相手が選んだカードが現れ、見事に当てることができました。
種明かし
このトランプマジックは、セルフワーキングといい、上記のように、順番どおりに行っていくことで、相手のカードを、自動的に当てることができます。
途中で、数える枚数を間違えてしまったり、上下の重ねるところを間違ってしまうと、失敗してしまいます。
やり方の順番をしっかり覚えて行うことで、成功しますので、試してみてください。
成功したら、自分でも「なんでこうなるの?」って驚きますよ。
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相手の選んだカードをバラバラに混ぜて当てる超すごいマジック
準備なしでできる簡単ながらも超すごいマジックです。
何度もシャッフルしたり、裏表もバラバラに混ぜてしまいますが、相手の選んだカードを当てることができます。
「ワイキキ・カード・ロケーション」という作品です。
やり方
トランプ一組を用意します。
トランプの束を裏向きにした状態で、相手に渡します。
トランプの束を、相手によく切り混ぜてもらいます。
トランプをよく切り混ぜたら、テーブルに置いてもらいます。
次に、相手にトランプ一組を、3等分に分けてもらいます。
3つのうち、どれか一つの山を手にとってもらいます。
ここでは、向かって、左端のトランプの山を選びました。
相手が選んだトランプの束を、切り混ぜてもらいます。
トランプの束をよく切り混ぜてもらったら、一番上のカードを覚えてもらいます。
相手に、一番上のカードを表向きにしてもらい、マジシャンには見えないように、覚えてもらいます。
ここでは、「ハートのクイーン」のカードを覚えたとします。
次に、覚えたカードを裏向きにして元に戻します。
トランプの束をテーブルに置きます。
選ばれなかった、残りの2つのトランプの山を持ち、表向きにします。
2つのトランプの束を表向きにしました。
裏向きになっているトランプの束を、真ん中に挟むようにして、トランプを重ねます。
相手が覚えたカードが一番上にあるトランプの束を、真ん中の表向きになっているトランプの束の上に、重ねます。(左端にある裏向きのトランプの束を、真ん中のトランプの束に重ねます)
さらに、向かって、右側の表向きのトランプの束を、一番上に重ねます。
裏向きのトランプの束を、2つの表むきのトランプの束で挟みます。
(右端のトランプの束を、一番上に重ねます)
3つのトランプの束を重ねました。
次に、マジシャンがトランプの束を、リフルシャッフルをして、カードをバラバラに混ぜてしまいます。
トランプの束を横にします。
トランプの束を、二つに分けます。
2つのトランプの束を、はじいて、かみ合わせていきます。
これをリフルシャッフルと言います。
かみ合わせたトランプの束を、重ねてしまいます。
これで、裏表がバラバラになり、相手が覚えたカードはどこにあるか分からなくなりました。
さらに、相手にトランプの束をカットしてもらいます。
カットとは、トランプの束を半分ほど持ち上げて、
持ち上げたトランプの束は、残ったトランプの束の隣に置きます。
次に下になっていた、トランプの束を、となりのトランプの束の上に、重ねます。
カットとは、このようにトランプの束を二つに分けて、上下を入れ替えることです。
このカットを数回、相手に繰り返してもらいます。
これで、完全に相手が覚えたカードはどこにあるのか分からなくなってしまいました。
マジシャンは、そのままトランプの束を両手に持って、相手が覚えたカードを探します。
そして、裏表バラバラになったトランプの束の中から、相手の選んだカードを取り出します。
トランプの束の中から、1枚カードを取り出し、裏向きのままテーブルに置きます。
相手に何のカードを覚えたかを言ってもらいます。
相手は「ハートのクイーン」と言います。
カードを表向きににすると、「ハートのクイーン」であり、見事、相手の覚えたカードを当てることができました。
種明かし
上記の順番で、行っていきます。
最後に、マジシャンがトランプの束を手に持ちながら、相手の選んだカードを探します。
左側から右側に向かってカードを送り出していきます。
ここで、表むきのカードが多く並んでいる個所が出てきます。
表向きのカードが多く並んだ、すぐ左隣の裏向きになっているのが、相手の選んだカードになります。
マジシャンは、そのカードを裏向きのまま、前側に押し出します。
押し出したカードをテーブルにおきます。
相手が覚えたのは、何のカードかを聞きます。
相手は、「ハートのクイーン」と言います。
そして、裏向きになっているカードを表向きにして、マジシャンはカードを当てたことを示します。
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最後に
今回は、超すごいマジック種明かし付きの簡単なトランプのやり方を解説しました。
一見、バラバラに混ぜて、どこにカードがあるのか分からなくなっているように見えますが、手順をしっかり覚えておけば、簡単に当てられるマジックです。
この機会に覚えておくことをオススメします。
私の別のページでは、他にもすごいけど簡単にできるトランプマジックを解説していますので、合わせてお読みください。
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