輪ゴムマジックの種明かしとやり方について紹介します。
輪ゴムマジックはとても便利です。
この手品では輪ゴム1本だけあればできるので手軽ですし、 覚えていて決して損のない手品です。
輪ゴムマジックを覚えたいと思っている子供や大人にとっても、 簡単に教えることができるので、とても役立ちます。
たとえば、あなたがマジックを教室を頼まれたときにも、このマジックはレクチャー用としても使えます。
また、あなたがマジックを見せている途中で、一つくらい簡単な手品を教えてほしい、というリクエストがある場合もあります。
そんなときに、手軽に取り組めるのがこの輪ゴムを使ったマジックです。
簡単なマジックなんですが、使い道はいろいろあります。
ここで紹介する輪ゴムマジックは、輪ゴムが移動する手品です。
人差し指と中指にかけた輪ゴムが手を広げると、薬指と小指に移動するという現象です。
それでは解説いたします。
まず、左手の人差し指と中指に輪ゴムをかけます。
次に、輪ゴムはしっかりと人差し指と中指にかかっていることを強調するため、左右にひっぱります。
「右に引っ張っても、左に引っ張っても、しっかりと輪ゴムがかかっているので、はずれません。」などと言います。
そして、左手を握ります。
そして、手を開くと輪ゴムが薬指と小指に移動してしまいます。
この輪ゴムマジックの種明かしは、右側に引っぱったときに、手の内側のほうで、輪ゴムに輪が出来ていますね。
その中に左手の4本の指を入れてしまいます。そのとき、4本の指のツメの付け根あたりに止めておくようにします。ここをさりげなくできるようにしましょう。
そして、手を開くときに、4本の爪の付け根で止まっている輪ゴムをすくい上げるようにして手を開きます。そうすると、手を開くと同時に輪ゴムは薬指と小指に移動します。
移動したときの見せ方は工夫次第でいろいろな演出ができます。
例えば、右手で手をカバーして一瞬見えなくさせて、右手をはずすと「移動していました」と見せたり、
そのほか、左手の手を広げて、すぐに手を握る状態を作って、ほんの少しだけ左手を動かしただけでも移動したという演出をしたりします。
簡単なマジックですが、演出を変えると見ている人への印象が違いますので、あなたに合ったやり方を見つけてみてください。
この輪ゴムマジックを披露する際には、相手には手の内側を見せると、 4本の指に輪ゴムがかかっているところが見えてタネがバレしてしますので、 内側は見せないように注意してくださいね。