トランプ手品の種明かし とやり方について紹介いたします。
トランプ手品は、トランプがひと組あればいろいろな種類のマジックをおこなうことができるのが良い点です。
手品の中でも、トランプマジックは、とても人気のあるジャンルです。
トランプの種類はいろいろありますが、特に「バイスクル」という トランプカードを一組見せるだけで手品らしい雰囲気を出すことができます。
また、カードを扱う手さばきが上手になるとかっこいい 印象を与えることができます。
ただ、実際にはカードテクニックを使うマジックでは、人前で披露できるようになる までには、相当な練習が必要となります。
ここでは比較的、技法を使わないで簡単にできるものを ご紹介します。
このトランプ手品は、以前テレビ番組で 種明かしされたものです。
とてもシンプルなカード当てですが、マジックにおいてとても 重要な動作が入っていますので、とても参考になります。
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予言のトランプ手品の種明かし
それでは、予言のトランプ手品の種明かしとやり方を説明します。
まずは、4つのカードの山をつくり、相手に好きな山を選ばせます。たとえば、相手が左から2番目のトランプの山を選んだとします。
マジシャンは、左手で相手の選んだ山を持ち、右手で残りの3つの山を集めて持ちます。
このときに、左手に持ったカードは立てるようにして持ち、さりげなくトランプのマークと数字を覚えてしまいます。
写真では、かなり角度を落として見えるようにして いますが、あくまで、自分がさりげなく見えるような角度で、あまり傾け過ぎないように立てます。
次に、 「あなたが選んだカードの予言をします」と言いながら、メモ紙に覚えたマークと数字を書きます。それを、まだ相手にも見せないで、折りたたんだまま、近くに置いて おきます。
次に、すべてのトランプを、適当に置いていきます。このとき、自分が覚えたカードの場所だけしっかりと覚えておきます。
今の場合であれば、例として、スペードの5を覚えました ので写真のように置いてあります。
次に、相手に好きなように、トランプの間に、適当に指で線を引いてもらいます。
ここで、自分が覚えたカードの場所とは、反対側のトランプ を排除します。
おなじ要領を繰り返して いくと、最後は2枚となり、自分の覚えたカードを一番最後まで残すことができます。
最後の1枚が残りましたら、予言が書かれたメモを開いて、「私が予言したトランプ のマークと数字は、 スペードの5です」と言いながら、メモを見せます。そして、最後の1枚を開くと、「スペードの5」とういことになります。
最後は、自分でカードを開かせるのではなく、相手にカードを開かせてあげるのも効果的です。
いかかですか?
ちょっと練習がいるところは、さりげなく、選ばれたカードの山を見るところです。
角度を強くしないで、さっと読み取るように練習が必要です。
そして、いきなり選ばれたカードを当てるのではなく、予言として紙に書くなどして演出方法を工夫することによって、いっそう不思議に見せることができます。
また、最後の相手が線を引いた当て方は、カードマジック以外でも 使うことができます。
たとえば、親せき同士が集まった、新年会などで子供に お年玉をあげるときにも使えるやり方です。
ぜひ、応用して試してみてください。