せっかく手品を覚えるだから、相手がとても驚くようなマジックを覚えたいと思っていませんか?
手品の種類は数えられないくらいたくさんあります。
手品を苦労して覚えたけれど、あまり相手のリアクションが悪くて、自分のテンションも下がってしまうことがあります。
もちろん、どんな手品でも覚えて損ということはありません。
でも、あまりウケが悪い手品は、そのうち自分で演じることがなくなり、相手に見せることがなくなります。
そうなると、苦労して覚えたけれど、すっかり忘れてしまってお蔵入りになることもあります。
ただし、その手品を覚えるときに身につけた、技法やテクニックなどはのちのち使うことがあります。
ですので、覚えて損ということはありません。
でも、せっかく膨大な手品の種類から、なにかを覚えるのであれば、やはり、ウケがよいものを身につけたいですよね。
私が手品初心者の頃、テレビで見た手品がありました。
それは、カップからレモンが出てくる、という手品だったのです。
目の前で、レモンが出てくるなんて、普通は想像できません。
その想像できないようなものを出すと驚かれます。
ただ、その頃はどうやってその手品を覚えてよいか分からなかったのです。
当時は、テレビでやっていた手品をビデオ録画して、何度も見返してして、やっと仕組みを理解したことがありました。
タネを発見するまで、何度も何度も録画したビデオを見直していました。
そして、そのタネを発見してからは、見よう見まねで練習を繰り返しました。
完成して、人前で披露したときには、やはり考えられないくらいのリアクションをもらうことができました。
とてもうれしかった記憶があります。
当時は、ネットもなく、手品の情報を少なく、手品初心者が、その仕掛けがどうなっているのか、種明かしを知るための情報がなかったのです。
そこで、今では、講座としてこのマジックが習得できるように紹介されているのです。
それが、生涯学習ユーキャンの大人のマジック講座です。
この講座には、カップ&ボールという作品が、2種類紹介されています。
その一つが「ワンカップ・ルーティン」という手品です。
一つのボールと一つのカップを使います。
そのボールをポケットに入れるのですが、なぜかボールはカップの中にあります。
それを何度か繰り返します。
そして、最後には、カップからレモンが出現します。
赤いボールとカップしか使っていないはずなのに、カップの中からレモンが出現します。
お客さんはカップからレモンが出てくるとは想像していませんので、これを見て、驚かないわけがありません。
「いったいどこから現れたの?」とお客さんは不思議と同時に驚きます。
私は、今でもこのマジックを披露します。
驚きがハンパないです。
ただ、デメリットもあります。
唯一のデメリットは、レモンを購入して用意しておくことです。
いちいち、この手品を披露する前日や当日などに、レモンを買ってから会場に臨むことです。
でも、相手のリアクションを差し引いても、レモンを購入するくらいはおつりがくるほど安く感じます。
まぁ、写真のように、レモンでなくミカンでもできます。
私も、自宅にミカンがあれば、それを使っています。
ただ、ミカンよりもやはりレモンのほうが驚きが大きいと思います。
そんな費用対効果の高い、ワンカップルーティンを学ぶことができのが、
ここでは、技法のひとつとして、フィンガーパームというテクニックを学びます。
このテクニックを身につけることによって、カップ&ボールの手品を身につけることができます。
フィンガーパームは難易度が高いわけではありません。
この一つの技法を覚えるだけで、レモンだしの手順まで到達できることと思います。
あなたも、過去、もっとも驚かれたと思える手品を身につけたいと思うのでしたら、ご参考になれば幸いです。