お札の手品はとても身近にできるものです。
日常のものと組み合わせて使うと、さりげなさが でて良いです。
それに、「お金」ということで相手の注目度も高くなってきます。
以前、飲み屋で手品を見せていたとき、「こんなことができる かい?」と飲み屋の人に言われました。
それは、お札の上にコインを 10枚ほどのせて、コインを倒すことなくお札を抜き取るというもの。
手品というよりは、ちょっとしたゲームではあります。
でも、 やっぱりマジックをやるだけに、こんなことくらいのことで、「出来ません」と言うと、かっこわるいのですよね。
では、どのようにやるか、まずは、動画をご覧いただければと思います。
まわりの人は、お札を抜き取ることができず、コインを倒していました。通常は、このようにお札を引き抜こうとすると
コインを倒してしまいます。
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コインを抜き取る手品の種明かし
では、まずはこのお札の手品のやり方を マスターしておきましょう。
お札上には、10円玉が10枚ほど積み重なっています。
この場合は、お札の真ん中あたりを人さし指を使って、思いっきり下に叩くようにします。
ここで大切なことは、ためらわずに、思いっきりすばやくやります。もちろんきっちり狙いを定めなければなりませんが。
そうすると、一瞬にして、コインは倒れることなくお札が抜き取れます。
うまくできたら気持ちいいですよ。
コインを10枚を用意したり、取り出すのに手間や時間がかかる場合があります。また、自分が持っていなければ、周りの人からも10円玉を集めなければなりません。
マジックで大切なことは、準備にあまり時間をかけないことです。
10円玉などのコインが集まらない場合は、ライターを使います。
要領はコインときと全く同じです。
ためらわずに、思いっきりお札の中心を人差し指でたたいてください。
そうすると、ライターを倒すことなく、お札を抜き取ることができます。
これをあっさり出来たときには、「さすがマジシャン!」と言われました。
このやり方は、とっさのときに役立ちますので、覚えておくことをおすすめします。
マジックを始める場合には、いきなりマジックを見せるのではなく、特にこのような、コインやお札を使ったゲームをしてから、自然にマジックを見せる場合もありです。
相手の反応を確かめるのにも使えます。
大抵このようなゲームなどでもノリがよい人であれば、マジックを見せてもリアクションが良いです。
また、コインを使ったのであれば、そのままコインマジックを披露する展開にもっていけまし、お札を使ったのであれば、同様にお札使って行います。
今、目の前に、お札やコインがあるなら、わざわざ別のネタ、例えばいきなりトランプにかえるのではなく、一度は、目の前にあるものを使ってマジックを披露するほうが、違和感なく自然に行えます。
また、お札のマジックならそれはそれで、数種類のレパートリ―を覚えておくことをおすすめします。
また、面白いことに、特にお札やコインを使ったマジックを見せると、必ずと言っていいほど「お金を増やしてほしい」という言葉が、お客さんから出てきます。
そのあたりの言葉もうまく拾いながら、マジックを見せていくと場が盛り上がることと思います。