何かマジックの種明かしをしてほしいと言われたときに、
ちょっとしたコインマジックを覚えておくと、
すぐにその場で教えることができるので、役立ちます。
今回は、500円玉が指先に突然現れる
コインマジックのやり方と種明かしを紹介します。
その場にあるもので、すぐにできるマジックといえば、
コインを使ったマジックです。
コイン1枚で、すぐに教えることができて、
それなりに不思議であれば、
教えた相手も喜ぶことと思います。
まずは、現象から紹介します。
写真のように、両手の人差し指と親指を合わせて、
それぞれゼロの形を作ります
右の指を左の輪の中に一度入れます。
元に戻します。
もう一度、右の指先を左手の指の輪の中に近づけていきます。
すると突然、右の指を左の指の輪の中に入れると、突然、右手の指先にコインが現れました。
コインが現れるマジックの種明かし
用意するのはコイン1枚だけ。
500円玉がちょうどよいかと思います。
あとは、両手の指先でそれぞれゼロのような形を作ります。
左手の角度をちょっとズラすと、コインが見えるのがお分かりかと思います。
ここにコインを隠していました。
次にコインを保持する位置です。
左手の人差し指の第一関節付近と親指でコインを保持します。
最初に、コインの下部の親指の位置を決めます。
次にコインの上部を人差し指の第一関節付近で押さえます。
それを正面から見て、ギリギリ見えない位置で、保持します。
これで、コインを隠すことができました。
次は、右手も同じように、人差し指と親指を合わせて、「ゼロ」の形を作ります。この状態では、何も持っていないということをアピールできます。
一度、右手の指先を、「ゼロ」の形を保持しままま、左手の指の中に入れます。
元に戻して、もう一度、右手の指先を左手の輪の中に入れるときに、左手の指の裏に隠しておいた500円玉を、右手の人差し指と親指で挟みながら、突き出します。
一気に、前に出すと、突然コインが現れたように見えます。
正面から見るとこんな感じです。
注意点
このコインマジックは角度に対して非常に弱いです。
ちょっと、角度がズレただけでも、コインが見えてします。
一度やっただけでは、上手く隠しながらコインを保持するのは難しいかもしれません。
何度も鏡を見ながら正面から見えない角度を把握することをおすすめします。
真正面から見てもらうのが最適なマジックということは、リモートでのマジックに使えるということですね。
まぁ、一般の人がリモートを使ってまでマジックを披露するというのはあまり考えられませんが、コロナ禍の状況には非常にマッチしたマジックとも言えるでしょう。
今すぐ500円玉を用意して、鏡の前で練習してみましょう。