デアゴスティーニザ・マジック第8号の内容は?
シルバー&カッパーとは?
エルムズレイ・カウントとは?
ツイスティング・ジ・エーセスとは?
など疑問に思っている方へ、
こんにちは、週末マジシャン・バッザと申します。
デアゴマジック第8号のレビューをしていきます。
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デアゴマジック第8号の価格は?
値段は、税込み価格で1,823円
デアゴマジック第8号マガジン雑誌の紹介
ページ数 12P
表紙の写真
裏表紙の写真
デアゴスティーニザ・マジック第8号のコンテンツはこのような内容になっています。
・基本テクニック
カードの扱い方⑧
・今号のマジック
シルバー&カッパー(コインマジック)
ツイスティング・ジ・エーセス(カードマジック)
・Welcome to Magic World(ウエルカムトゥマジックワールド)
幻影博物館
ILLUSION MUSEUM(イリュージョンミュージアム)
大阪府大阪市にあるマジック・イリュージョン博物館。
展示物のみならずイリュージョンショーも見られます。
・今号のマジックアイテム
マジックアアイテムということで今号についてきたのは、
ノーマルコイン4枚とギミックコイン1枚がついてきます。
・デアゴマジック第8号のマジックの概要です。
- シルバー&カッパー
手の中のコインが相手のコインと入れ替わる
- ツイスティング・ジ・エーセス
カードをツイストさせると次々と違うエースが表向きで現れる。
- カードの扱い方⑧
エルムズレイ・カウント、バックルカウント
デアゴマジック第8号DVDの収録内容
DVDの収録時間32分
- シルバー&カッパー
- ツイスティング・ジ・エーセス
- カードの扱い方⑧
エルムズレイ・カウント
解説時間 6分00秒
カードの扱い方⑧の一つ目は、「エルムズレイ・カウント」です。
非常に丁寧で、わかりやすい解説です。カメラアングルも上から撮影したものと、下のアングルから撮影したものがあり、理解しやすくなっています。
エルムズレイ・カウントは、今号のマジックのツイスティング・エーセスで使います。
バックル・カウント
解説時間 4分36秒
カードの扱い方⑧の二つ目は、「バックル・カウント」です。
カメラアングルが上からと下から撮影しているため、非常に丁寧で理解しやくなっています。
バックルカウントは、今号のマジックのツイスティング・エーセスで使います。
シルバー&カッパー
実演時間 1分01秒
解説時間 10分32秒
実演ではノーマルバージョンの演技、解説では、ノーマルバージョンと、仕掛けが残らない「エンドクリーン」バージョンの2種類が解説されています。
講師のメイガスさんが、このコインマジックを披露する上で、言ってはいけないセリフなどについて丁寧に解説しています。
ツイスティング・ジ・エーセス
実演時間 1分38秒
解説時間 7分27秒
4枚のエースを使ったカードマジックです。裏向きにした4枚のエースのカードをツイストさせると、1枚ずつ順番に表向きに現れます。ダイバーノンが考案したマジックと言われています。
解説がとても分かりやすいです。
デアゴマジック第8号 マジックアイテムの紹介
マジックアイテムの紹介です。
ノーマルコイン
文久永宝をモチーフにしたコインが4枚入っています。
「文永宝久」は、江戸時代に流通していたコインです。
サイズは、日本円の500円玉と同じサイズです。
通常1枚500円以上しますので、それが4枚入っているだけで、1号分の値段を超えていますので、お得感があります。
デアゴマジック第2号でもついてきたコインを同じサイズです。
直径が26.4mm 厚さ1.8mm 重さ7g
ギミックコイン・ダブルフェイスコイン用
直径26.4mm 厚さ約0.5mm
シルバー&カッパーで使います。使用方法については、マガジンとDVD解説されています。
シルバー&カッパー
シルバー&カッパーは、コインが手の中で入れ替わる という現象になります。
とても簡単に行うことができる、コインマジックです。
どんな現象か説明していきます。
1枚の文久永宝のコインと500円玉を見せます。
お客さんに手を出してもらい、500円玉と、
文久永宝のコインを手に乗せます。
2枚とも握ってもらいます。
次に、マジシャンは1枚のコインを取り出しますと言って、文久永宝のコインを取り出します。
ということは、お客さんの手には500円玉が残っていることになります。
取り出したコインを、マジシャンの手の上に乗せて、
握ります。
そして、マジシャンは自分の手を開くと、コインが500円玉に変わってしまいます。
そして、お客さんの手をひらくと、文久永宝のコインに入れ替わっているのです。
ここで、さらに続きます。
マジシャンはお客さんに「もう一度見たいですか?」と聞きます。
そうすると通常は「見たいと」なりますね。
今度は、マジシャンの手の中で行います。2枚のコインを手に乗せます。
2枚とも握ります。
そして、1枚を取り出します。取り出したのは、文永宝久のコインです。
このコインをポケットにしまいます。
一度、ポケットに文久永宝を入れてから、
もう一度、ポケットからコインを取り出すと、500円玉になっていて、
手の中のコインが、文久永宝に変わってしまってます。
単純な現象で分かりやすいですね。
そして、このマジックを演じるのは比較的簡単にできます。
さて、第8号では、シルバー&カパーが解説されていましたが、過去のデアゴマジックと組み合わせが可能です。
それは、第2号で紹介されている、ダブルXというマジックです。
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デアゴスティーニザ・マジック第2号は、ダブルX(エックス)
デアゴスティーニのザ・マジックの第2号に収録されている、コインマジック・ダブルX(エックス)をやってみました。 ダブルXとは、手の甲にあるコインが、一瞬で手の中のコインと入れ替わる、というコインマジッ ...
ダブルX単体だと、スグに終わってしまいますが、クライマックスにダブルXを持ってきて、その前段で、
今回第8号で紹介されている、シルバー&カパーを、最初に披露すれば、スムーズに、ダブルXにつなげていくことができます。
マジックで大切なことは、一連の流れです。
コインマジック一つとってみても、決して単発で終わらずに、流れるように披露すると、見ている相手も集中して見てくれますし、楽しんでくれるようになるでしょう。
ツイスティング・ジ・エーセス
デアゴスティーニザ・マジック第8号でメインとなるトランプマジックは、ツイスティング・ジ・エーセスというカードマジックです。
使うのは、4枚のエースのカードのみです。
エースのカードが、次々と表向きに現れる、という現象です。
使用するカードが、4枚のエースなので、1組のトランプを使ってマジックをしている合間にも取り入れることができるマジックです。
では、紹介していきます。
4枚のエースのカードを用意します。
まず、裏向きした状態から、説明をはじめます。
このように、エースのカードを1枚表向きにして、エースのカードが次々と表向きになって現れるマジックであることを説明します。
そして、4枚のカード全体をひっくり返して、
ただし、スペードのエースだけはちょっと特別であることを説明しながら、
取り出します。
そのスペードのエースを反対向きにして、もう一度、もどします。
まず、カード4枚全体をツイスト(回します)します。
ここでおまじないがかかりました
ここで、カードを4枚、数をかぞえながら見せていくと、
ダイヤのエースだけが表向きになって現れます。
次にもう一度カード全体をツイストさせます
そしてカードを見せていきます。
数をかぞえながら、4枚のカードを見せていくと、今度は、クラブのエースが表向きになって現れます。
次に、そのクラブのエースをひっくり返して、もう一度、4枚のエースを見せていくと
今度は、ハートのエースが現れました。
ところが、まだ、スペードのエースだけが
現れていませんね。
カードを数えながら、みせていきますが、
なかなかスペードのエースが出てきません
そして、最後は、ゆっくりと、4枚のカードを見せるとスペードのエースが表向きで現れました。
この作品の名前がツイスティング・ジ・エーセスというので、カードを全体を回す、ツイストさせるとエースが現れる、という意味でつけられた作品となっています。
実際には、カードをツイストさせることには意味がないのですが・・・
なんとなく、魔法がかかったような演出をさせるために、ツイストさせています。
セリフについて考えてみました。
それは、カードを回します(ツイスト)します、といってマジックを展開していきますが、最後には、「では、ツイストを踊っていただけませんか?」
とか、
ちょっと古いですが、世良公則&ツイストにかこつけて、「では、世良公則のモノマネしてもらえますか?」
と言って、最後に、スペードのエースを出現させるというもの面白いかもしれません。
エルムズレイ・カウントとバックルカウント
そして、このツイスティング・ジ・エーセスを完成させるためには、エルムズレイ・カウントとバックル・カウントという技法を覚えなければなりません。
この、デアゴスティーニ ザ・マジック第8号の大事なキモとなるテクニックです。
エルムズレイ・カウントとバックル・カウントのやり方も、講師のメイガスさんが丁寧に教えてくれています。
号数を重ねるごとにいろいろなテクニックがでてきます。
マジックのテクニックは、少しずつの積み重ねですので、毎号毎号しっかりと覚えていくことをおすすめします。
パケットトリックを忘れない工夫
パケットトリックと言って、カードを数枚使って行うマジックは、いろいろな種類を覚えていくと、必ずと言っていいほど、忘れてしまいます。
そこで、私の場合は、すぐに思い出せるようにするためにノートに、簡単なメモを書きなぐっています。
ちょっとしたイラストであったり、短い文章を書き入れておくだけで、ある程度思い出しやすく
しています。
例えば今回、覚えたツイスティング・ジ・エーセスの場合ですと、最初の時点での、カードの配列であたったり、
次に、どこでブレイクを作るか、などを短く書いています。
このメモをぱっと見ただけで、瞬間的に頭の中で思い出せるようにするために、ときどき、このメモを見返します。
そこで、手順を思い出せるようにしています。
ここで大事なことは、長い文章で書かないことです。
短い文章を見て、すぐに頭の中で思い出せるかどうか?
を、メモを見返したときに確認しておくと、記憶に定着していきます。
まとめとデアゴマジック第8号がお得な理由
今号のマジックをまとめます。
- エルムズレイ・カウント
- バックル・カウント
- シルバー&カッパー
- ツイスティング・ジ・エーセス
エルムズレイ・カウントとバックルカウントはカードマジックを行う上では必須のテクニックです。今回のツイスティング・ジ・エーセスのほかにも、この2つのテクニックは今後も使う機会がでてきます。
今回、文久永宝のコインがついてきます。それが4枚とギミックが1枚入っているだけで、1号分の値段を超えていますので、お得感があります。
また、ノーマルコインや第2号でついてきたギミックコインを使って、第26号から、コインマジックのルーティンも紹介されていく予定ですので、今号でそろえておくよい機会です。
また、ツイスティング・ジ・エーセスは、パケットトリックの中でもとても有名なカードマジックです。マジック愛好家としては必須のマジックです。講師のメイガスさんがとても分かりやすく教えています。
このように今回は、カードテクニックが学べて、レギュラーコインとギミックコインが付いてきて、さらに、有名なカードマジックの作品など、非常に内容の濃いマジックを学ぶことができますので、ぜひこの機会に身につけることをおすすめします。
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隔週刊デアゴスティーニ ザ・マジックの内容、感想などレビューをしています。 隔週刊ザ・マジック定期購読は デアゴスティーニ 週刊ザ・マジック公式ページ から参加できます。 ...