爪楊枝を使ったマジックで、手に持った2本の爪楊枝が貫通してしまう、というマジックの仕方を紹介します。
これはとても不思議な現象 のため、見ている人は 一瞬 何が起こったのか分からずに、あっけにとられるかもしれません。
「え?」という感じです。
でも、これをもう一度繰り返すと、今度は「もう一度 見せて」と言われることでしょう。
この爪楊枝マジックは、何度も練習を繰り返して、失敗の少ない状態にまで持っていきましょう。
完璧であればあるほど不思議に見せることができます。
そして、爪楊枝はカフェや喫茶店にもあります。
例えば、あなたがデートをしたときにでも、ちょっとした不意打ち気味に、この2本が通り抜けるマジックを見せると、「あなたは何でもできるスゴい人」 という印象を持たれるかもしれません。
それでは、この爪楊枝マジックの仕方を紹介します。
爪楊枝を両手の人差指を親指で持ちます。
2本の爪楊枝をクロスさせた状態にかまえます。
何度か、爪楊枝同士を軽く当てて、
「普通通らないよね」というアピールをします。
このセリフは口に出しても、無言でアピールしてもどちらでもよいでしょう。
そして、いきなり爪楊枝を貫通させて中に入れてしまいます。
完全に中に入っていることを確認してもらえたら、
スグに、外します。これを何度か繰り返します。
この爪楊枝が貫通するマジックの種明かしは、人差指と親指で強く押しつけます。そうすると、指を外しても爪楊枝の片方は指にくっついていて、もう片方は外れた状態になります。
その外れた場所に、もう片方の爪楊枝を入れてしまいます。
一瞬外して、すぐに爪楊枝を人差指と親指で持つようにします。
爪楊枝の先は、とがったまま使用すると危険ですので、爪楊枝の先をすこし折って、使うとよいでしょう。
また、指先で強く押しても、爪楊枝が止まらない場合は、左手の親指の爪の中に軽く入れてみます。あまり深いと指先を痛めますので注意してください。
そして、見せ方で大切なのは、角度です。
相手には指を正面に見せるようにしましょう。
この角度をずらしてしまうと、爪楊枝を外した ところを見られて、ネタバレ してしまいますので、注意が必要です。
そして、指もあまり大きく動かさないようにしましょう。
慣れないうちは、特に抜くときは、少々、腕を大きく広げてすばやく 引き抜くとバレにくいかと思います。
ただ、指先だけは、最小限の指の動かしだけで、入れたり抜いたりできるように繰り返して練習してみましょう。
このマジックは爪楊枝だけでなく、マッチ棒を使ってもできますね。