簡単トランプマジック、盛り上がる予言のカードマジックをご紹介いたします。
トランプマジックで盛り上がりたいと思っていて、それでいて簡単にできるもの、数回の練習は必要だけど、仕掛けのあるトランプは使わないもの。
こういったリクエストにお答えします。
こんにちは、週末マジシャン・バッザです。
マジック歴25年、会社員のかたわら週末に、施設、イベント、飲み会でマジックを披露するほか、手品講座を依頼される週末マジシャンです。
カードを当てるときに、一度、相手の選んだカードを間違えてしまいます。
実は、このカードは予言のカードでした、と言って、相手の選んだカードを当てます。
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動画による実演と種明かし
YouTubeで予言のカード当ての動画による実演と種明かしを解説していますので、ご参考ください。
トランプマジックで盛り上がりたい
それは、一度、間違えたフリをして、実は当たっていた、というマジックです。
今回は、予言のカード当てマジックです。
相手に選んでもらったカードを当てる前に、一度カードを見せます。間違えたと思わせておいて、実は、これは予言のカードで、このカードを使って、相手の選んだカードを当てます。
一度、間違えた後で、相手の選んだカードを当てますので、盛り上がります。
簡単にできる
この予言のカード当ては、簡単にできます。
事前にセットする必要はありますが、たった一か所、カードを1枚セットするだけです。複雑な配列の必要はありません。
この予言のトランプマジックは、一度披露したくらいでは、わからなくて不思議に思ってくれるかと思います。
数回の練習は必要
まったく練習しないでいきなり本番で見せるのは、失敗する可能性があります。
見せてはいけないところがあります。
そのためにはカードの扱いになれる必要があります。
注意点は2か所です。
そこを気を付けた練習をするとうまくいきます。
普通のトランプでできます
仕掛けのあるトランプは使いません。
プラスチック製でも、紙製でもどちらでもできます。
自宅にあれば、購入する必要はありません。大小も関係ありません。
友達から借りたものでもできます。
普通のトランプに、一か所セットするだけでできます。
予言のカード当ての現象
トランプを1枚相手に選んでもらいます。
仮にスペード7が選ばれたとしましょう。
このカードをマジシャンには見えないようにして、相手に覚えてもらいます。
相手が覚えたトランプをテーブルに置いておき、手に持っているトランプをはじいていきます。
「好きなところでストップと言ってください。」と言います。
相手が「ストップ」と言ったところでトランプを分け、
トランプの上部をテーブルの下に置きます。
テーブルに置いたトランプの上に、
先ほど選ばれたスペードの7のカードを、トランプの山の一番上に置きます。
次に最後に左手に残っている下部のトランプの山を重ねてしまいます。
トランプをひろげると、
ハートの4のカードが1枚だけ、表向きで現れます。あなたが選んだカードはこれですか?と聞きますと、相手は「違います」と答えますね。
「おっと、実はこれは予言のカードで、4枚目という意味です。4枚目のカードを開いてましょう。」と言いながら開いてみると、相手が選んだスペードの7が当たりました。
4枚目のカードのところで指をさし
カードを取り上げると、相手の選んだスペードの7を当てます。
種明かしとやり方
この予言のトランプ手品の種明かしは、最初に上から4枚目に、4のカードを1枚表向きにして、セットしておくことから始まります。
4のカードのマークは、どれでもかまいません。
トランプをひろげ、カードを一枚選んでもらいます。ただし、一番上から4枚目に表向きのハートの4が配置されていますので、そのカードは見えないように注意が必要です。
仮にスペードの7が選ばれたとします。(どんなカードを選ばれれも問題ありません)
そして、下からカードをはじきながら、好きなところでストップを言ってもらいます。
ストップと言われたところから、右手に持っている上部のトランプをテーブルに置きます。
次に、相手が選んだカードであるスペードの7を持ち、
テーブルの上にあるトランプの山の一番上に置きます。
確認のため、お見せしますが、
先ほど選ばれたスペードの7のカードを裏向きのまま置きます。
そして、左手に持っている残りのカードの山の順番で重ねます。
これで、相手が選んだカードはどこにあるかわかりません。
トランプを広げますと、ハートの4が表向きで現れます。その4番目ところに、
スペードの7がきてますね。これで、予言のカードマジックが完成しますので、試してみてください。
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注意点とコツ
相手にカードを選んでもらうとき、カードをひろげます。
そのひろげるときに、上から4枚目のカード、いわゆるタネとなるカードは、消して見せないように、注意が必要です。
うまくカードをひろげられる練習をしてください。
同様に、カードをはじいてストップと言ってもらうときも、表向きになっている4のカードは見せないように気をつけてください。
あとは、相手の選んだカードを間違えたフリをするときです。
いかにも間違えてしまったと、上手にできればできるほど、相手にギャップを生むことができますので、最後にカードを当てたときは、盛り上がることでしょう。