ネクタイを使ったマジックのやり方と種明かしを紹介します。
今回は、ネクタイを使って結び目を作るマジックです。
ネクタイを使って、私と同じようにやってください、と言ってやり方を見せるのですが、相手は同じようにやっても、結び目ができない、というマジックです。
実演動画を作ってみました。ご参考ください。結び目ができるやり方とできないやり方の違いを確認してみてください。
このネクタイの結び目ができそうで、できないマジックは、2013年7月7日放送の、「誰だって波瀾爆笑」に、マギー司郎&マギー審司さんが出演したときに、サプライズゲストとして登場した、Mrマリックさんが見せていた、カンタン超魔術です。
テレビでは最後にマリックさんがやり方を種明ししていたので、覚えてみました。
マリックさんが行うと、ネクタイに結び目ができるのですが、波乱爆笑の他の出演者たちがやっても、結び目ができない、というマジックだったのです。
ネクタイで結び目ができるマジックの種明かし
それでは、このネクタイで結び目ができるやり方を解説していきます。
まず、ネクタイの両方の先を手前に持ってきて、アルファベットのUを作ります。左ではネクタイの細いほうの先を持っています。そして、ネクタイの細い側の下に、右手を入れます。
右手をそのまま、右側に移動させます。ここで通常は、右手の指の近くにあるネクタイの下から、細いネクタイを取りに行ってしまうのですが、そうではなく、写真の矢印のように手を移動させ、真横になっている細いネクタイの上に手をもっていき、
太いほうのネクタイを取りに行きます。
ネクタイの太い側の先端を、右手で取り上げて、
後は太いネクタイの先端を持ったまま、右手の甲にかかっているネクタイを、
右手を少し引くようにして、外していきます。右手では、ネクタイの太い先をもったまま、これを行います。
そして、左手で持っている細い側のネクタイの先端を左側に引きながら、太い先端を持っている右手は右側に引いていきます。
そうすると、ネクタイに結び目が出来上がります。
最初に実演するときは、少し早めの動きで見せてあげるとよいでしょう。
一回見ただけでは、なかなか同じような動きを覚えることができないですし、結び目を作れる人は、そうそういないと思います。
普通は、手首を回して、ネクタイの太い先端を持つように、動いてしまいます。
時間を少しかけながら、クイズのように出題してあげるもの良いかと思います。
このようなクイズは、かくし芸的な要素があり、知っているか知っていないかだけで大きな違いを生みます。
人前で、ちょっとした余興めいたものを見せるときに役立ちますので、覚えておくと便利ですよ。