最近、ストリート(街中)でも手品を披露して、道行く人を驚かせたり、楽しませたりすることができないものか、考えたりします。
例えばこんなときに・・・
先日あった出来事です。
レッドブル(RedBull)というエナジードリンクをご存じですか?
仕事の関係者と3人で飲みに出かけていたことの出来事です。
1件目では、焼き肉とビールをたらふく食べて飲んで、
2件目のお店に移動している途中でした。
そこで、レッドブルの宣伝カーを見かけました。
ちょうど、その車の近くを歩くと、
きれいなお姉さんが立っていて、レッドブルを持っていました。
「1缶飲みませんか?」と声をかけられました。
レッドブル缶のキャンペーンで、無料でその場で貰うことできるのです。
ただし、その場で缶を開けて飲まなければならないというルールがあります。
私たちは、1件目でもそれなりに食べて飲んでいました。
これから2件目ではワインを飲みにいうところ。
そこで、炭酸飲料を飲むのは、ちょっと厳しかったのです。
女性「飲むと、エネルギーがでますよ~」
私「1缶はどれくらいの量が入っているの?」
女性「250mmlです」
といった何気ないやりとり。
私「今、お腹いっぱいだし、それにこれからワインのみに行くのでやめておきます」なんて。
普通に、お断りしました。
その時、普通にやり取りして終わったことに、あとからちょっと後悔の念がでてきました。
その後悔したこと、というのは、
そこで、手品につなげることができたら、楽しいだろうなということでした。
例えば、レッドブル缶を女性から受け取ったとします。
そのとき、めちゃくちゃその缶が重かった演技をします。
「うゎ、このレッドブル缶、めちゃくちゃ重いですね。鉄の塊みたいですよ。」
「30㎏くらいはあるんじゃないですか?」
「お姉さん、平気でこんな缶持っているなんて、よっぽどの怪力ですいね~」
こんな感じで、ちょっとボケみると面白くないですか?
そして、ここからが手品への切り替えです。
「握力も80㎏くらいあるんじゃないですか~?」
「ちょっとここに、500円玉あるんですが、人差し指と親指でつまんでもらえますか?」
と言って、
「がっちり、つまんでみてください。なんか感じましたか?」
「そうです、もう一度、しっかりとつまんでください。」
「そうそう、そうすると、ほらほら、伸びてきました」
と言って、伸びる500円玉を使用します。
そして、最後に「伸びた!伸びた!すっげー怪力!!!」
とやったら、どうだったでしょう?
もちろん、これ細身のきれいなお姉さんだから通用するギャグですけど。
多分、ウケただろうな、と思いました。
そして、さらにここから追い打ちをかけます。
「もう一度つまんでもらえますか?」
あるものをつまんでもらいます。
そして、「伸びた!伸びた!伸びた! のびのび太~!」と言って
のび太のフィギュアを出現させます。
ここまでで、十分なオチのパターンになりますが、さらに追い打ちをかけるタイミングをまつ。
そのとき、その女性が、
「なんなんですか?」と聞いてきたら
「僕?ぼく、ドラえもん」
と言って、最後にドラえもんのフィギュアを出現させます。
ここまでできたら、完璧だと、想像を働かせました。
スポンサーリンク
バスの中でのストリート手品の場合
これも、こうやっておけば面白かったかな、という話題です。
先日、バスに乗っていた時のこと。
満員電車の中だったのです。
私と、知人2人で立っていました。
私たちの正面には、オバちゃんが一人座っていました。
そのオバちゃんは、暇していたのか、いちいち私たちの会話を聞いていたのです。
何か話しかけたそうな雰囲気でした。
そのとき、私が「あれ、細かいお金もってなかったので、降りるとき、両替しなくちゃならないわ」というと、
そのオバちゃんが、自分の手に持っていた小銭を数え始めました。
おそらく、私のために、両替をしてあげようと思ったのでしょう。
でも、両替する分までは、小銭をもっていなかったのです。
私より、降車口の近くにいた、知人が、
「バスから降りるとき、スムーズに降りられるように両替しておきますね」
と言ってくれた。
私「あ、じゃ俺、大きいのしか持ってないから、これで両替してもらえるかい?」
と言って、
ジャンボ500円玉を見せると、そのおばちゃんには、驚いて、ウケただろうなということもありました。
ストリート手品では、小ネタこそ有効
こうしてみると、街中では、手品で人を驚かせたり、楽しませたりできるシチュエーションて山ほどあると、思いました。
少し、視野を広げて活動していきたいと思います。
ストリートで手品を見せる場合には、不思議だけの現象見せても、不思議なだけでウケないかもしれません。
でも、小ネタを取り入れながら、展開していくと、ウケるのかなと思います。
もちろん、こんなチャンスはめったにないかもしれませんが、
常に、小ネタをポケットに入れておくと、千載一遇の機会に出会うことがあるかもしれません。
こんな手品の使い方、とても面白いと思いませんか?