簡単なコインマジックをバーで試した時の注意点
先日、バーに飲みにでかけたときのこと。
そのお店のマスターは、私がマジックをすることを知っているのです。
そこで、カウンターにいたマスターのゴルフ仲間のお客さんにマジックを見せてやってほしいとリクエストがありました。
その日は、カードを一組持ち歩いていたのですが、
いきなりカードマジックを見せるよりは、身近にあるものを使って、相手の反応を確かめてからカードマジックに入ることにしました。
そこで、500円玉を取り出して、コインマジックを見せることにしたのです。
コインマジックは、基本的に「消す」、「出現させる」というシンプルな現象が中心です。
私は特段、変わったレパートリーを持っているわけではなかったので、
いつもどおり、手に持ったコインを消すなどのマジックを披露しました。
そこで、以前、紹介したコインを消すマジックを思い出したので、ルーティンの中に取り入れてみました。
テーブルにコインを置き、そのとなりにさりげなく、お店のおしぼりをおきました。
そして、親指ではじいて、コインをおしぼりに入れようとしました。
そして、その手をでコインをもう片方の手に渡した動作をして両手を広げて、コインが消えてしまった、という演技をしました。
お客さんは、
「ええ?コインはどこ行ったの?」という感じでけっこう驚いてくれました。
そして、おしぼりに目線を動かしました。
本当は、コインは完全におしぼりの中に入って、どこかへ消えてしまった、という現象にもっていきたかったのですが、
その500円玉が半分だけおしぼりから見えていたのです。
それでもお客さんは驚いてくれましたが、私としては、ちょっと計算違いでした。
もっとしっかりと親指ではじいて、完全におしぼりの中にコインを入れるべきだったと思いました。
完全におしぼりの中にコインが入っていたら、もっとお客さんを驚かせることができると思いました。
もっとしっかり練習して、今度は完璧にコインがおしぼりの中に入るようにしていきたいと思います。
でも、このマジックはとっても結構使えます。
ぜひ、あなたのレパートリーに入れてみてください。