12月はクリスマス行事で手品ショーの依頼がありました。
場所は介護施設です。
実は、私は介護施設で手品を披露するのが、一番楽しいと感じます。
なぜでしょうか?
それは、とても喜ばれて、さらに、感謝されるからです。
介護施設やグループホームなどでは、利用者さんを楽しませるネタに困っています。
歌、簡単な体操、レクリエーションなど。
毎回、同じことばかりをするわけにもいかない。
たまにはちょっと違うものも取り入れたい。
手品ができる人を探しています。
そんなあなたが手品ができると、重宝がられるのは間違いありません。
介護施設やグループホームなどでは、利用者の方はもちろんですが、職員やスタッフの方々も、手品を見たいと思っています。
特に、職員やスタッフの方々は、できれば自分たちも手品を身につけたいと思っています。
そんな中で、手品を披露すると、あこがれられますし、尊敬のまなざしで見てくれます。
そうなると、自分の心の中では、もしかしてうらやましがれている?
なんていう、うれしさがこみ上げてくることもあります。
そして何よりも、実際にはなかなか見る機会が少ない手品で、人を楽しませてくれることに感謝されます。
介護施設などで、手品を見せているとき、実はそこの職員やスタッフがひそかに楽しんでいることは何だと思いますか?
一番盛り上がるところはなんだど思いますか?
それは、利用者であるおじいちゃん、おばあちゃんが驚く顔です。
手品を見て、利用者が驚いたり、笑ったりする姿を見るのが一番の楽しみなのです。
それを可能にするのはもしかしたら、次はあなたの番かもしれません。
私は、以前その介護施設で手品を見せていたとき、
「どなたか手伝ってもらえる人いませんか?」と聞いたら、
90歳のおばあちゃんが、出てきました。
とても元気なおばあちゃんです。
そのおばあちゃんに、ロープの手品を見せました。
すると、その不思議さに驚いた表情を見せたのです。
そして、一番、その姿を見て喜んでいたのが、職員さんたちなのです。
普段、それほど表情を変えない人が、驚いた顔をしたり、笑顔になるのが、一番の喜びだったのです。
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相手を楽しませて、手品が終わってからも、その面白さが語り継がれるような、手品を見せることができるのは、もしかしたらあなたの役割かもしれません。