マジシャンKiLa全力教室でマジック始めたきっかけ語る

 

• マジシャンKiLaが全力教室で見せたマジックは？
• KiLaがマジックを始めたきっかけは？
• 種明かしはしていたの？

 

こういった疑問にお応えします。

 

今回は、マジシャンのKiLaさんが、2014年1月12日放送の全力教室に出演したときの内容について、紹介します。新作マジックや増えるお札などを披露したほか、簡単マジックの種明かしやマジックを始めたきっかけなどを話していました。

 

こんにちは、週末マジシャン・バッザです。

マジック歴25年、会社員のかたわら週末に、施設、イベント、飲み会でマジックを披露するほか、手品講座を依頼される週末マジシャンです。

 

このような私が、解説していきます。

 

マジシャンKiLa全力教室に出演

2014年1月12日放送の全力教室に、マジシャンのKiLaさんが出演しました。

このときの大まかな内容は、「先入観」をメインテーマとして、

• 新作マジックを披露
• 簡単マジックの種明かし
• KiLaがマジックを始めたきっかけ
• マジックのアイデアはどこから生まれるのか？

などでした。

 

これらについて、紹介します。

 

KiLa全力教室でマジックを披露

2014年１月12日放送の「全力教室」にマジシャンのKiLaさんが出演。

今回は、観客が持つ「先入観」をテーマに新作マジックを披露。

 

新作トランプマジック

トランプマジックを始める前に、KiLaさんは「喉が渇いた」といい、ペットボトルを取り出し、水を飲みます。

飲んだペットボトルは、右側に置いてから、トランプマジックを始めました。

この日のゲストの溝端淳平さんが、カードを１枚選びます。

KiLaさんは、片手でカードをはじきます。

溝端さんが、「ストップ」と言ったところで選ばれたカードは、「ハートのA」

溝端さんにハートのAのカードにサインをしてもらいます。

 

ここで、KiLaさんは、「エスティメーション」というテクニックを披露。

エスティメーションとは、トランプの束から取り上げたカードの枚数を、一瞬で当てるいうマジック。

訓練によって、指先の感覚で、カードの枚数が分かると言います。

そこで、KiLaさんが、取り上げたカードの枚数は、10枚だと当てていました。

 

そのパフォーマンスを見せた後、

KiLaさんは、サインされたカードを、トランプの束の中に戻し、シャッフルをします。

 

次に、カードは、裏側のまま、リボンスプレッドで、トランプをひろげます。

E-girlsのAmiさんに、裏面で広げられたカードから、さきほどのサインされたハートのAを予想して、指で押さえてもらいます。

KiLaさんは、他のカードをすべて表向きにしますが、ハートのAはありません。

Amiさんが選んだカードが、ハートのAと思いきや、表向きにすると、それも違っていました。

ハートのAは無くなっています。

 

ここでKiLaさんは、今日のテーマである「先入観」を説明します。

目の前にあるトランプの中に、「ハートのA」があると思い込んでいるから、ひっかかってしまう、と話します。

そこで、さきほどオープニングでKiLaさんが飲んだペットボトルに目を向けると、サインされたハートのAは、KiLaさんの右側に置いた、ペットボトルの下にありました。

（カード・アンダー・ザ・ボトルを披露）

 

これにはスタジオゲストも驚きです。

このカードをペットボトルに入れる瞬間は、VTRで再生されていました。

（マジシャンのテクニックをネタバレされてしまいましたね）

 

次に、KiLaさんは、トランプの束をテーブルに置いた状態から、

人差し指ではじいて、先ほどのハートのAのカードを出現させていました。

このマジックの秘密は、「爪の長さ」だと言います。

常に爪の長さを一定にしておいて、カードをはじき出しやすいようにしていると解説していました。

 

KiLaさんは、サインされたハートのエースが、トランプの束の何枚目にあるかを当てる実演を、数回見せました。

その当て方には、指先+目測+技術+アイデアを組み合わせているとのこと。

アイデアはとてもシンプルではあるが、そのアイデアがあることによって、カードを当てる精度が高まると言います。

 

お札が増えるマジック

KiLaさんは、千円札を５枚見せました。

このお札を数える度に、枚数が6枚、７枚、8枚、９枚と増やしていました。

お札をゲストに渡すと、5枚に戻っています。

 

次に、10枚の千円札を使います。

KiLaさんが数えるたびに、11枚に増やしたり12枚に増やしていました。

司会の加藤浩次さんが、「分かった」と言って、同じようなことをしていましたが、KiLaさんの数え方とは、若干違っていたようです。

さらに、手に持っていた5枚の千円札の束が、一瞬にして5枚の一万円札に変えるマジックを披露。

５万円に変えてしまったのです。

さりげなく、お札の裏側を見せていましたが、怪しいところは見えなかったです。

 

これは、本当に不思議に見えました。

 

さらに、出演者の高島彩さんには、一万円札を指先で挟んでもらった状態から、元の千円札に変えてしまいました。

同じように裏側もさりげなく見せているので、不思議でした。

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KiLaの簡単マジック種明かし

この日の全力教室では、「明日から使えるマジック」ということで、トランプマジックの種明かしをしていました。

４枚のカードの中から、相手の表情を見て、選んだカードを当てるというマジックです。

やり方を見たら、すぐに理解できる、簡単なマジックです。

このトランプマジックの種明かしとやり方は、別のページで解説していますので、合わせてお読みください。

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KiLaがマジックを始めたきっかけは？

全力教室では、マジックの合間に、KiLaさんが、自身のマジックを始めたきっかけについて話していました。

KiLaさんの父親は飲食店を経営。

父親は、お店でマジックも披露していたこともあったそうです。

そんな姿を見て、マジックを始めた入り口が父親の影響からだったと言います。

 

KiLaさんはマジックを趣味でやり続けて、20歳のとき、東京で会社員になりました。

5～6年務めた後、イラストレーターを目指しました。

ただ、イラストレーターでは、芽が出ることがないと思い、26歳で、趣味で続けていたマジックを、レストランで見せることにしました。

当時、KiLaさんは悩んでいたことがあった。

それは、酔客を相手にマジックを見せることが、今後、ずっと続けていくことができるか、という迷いでした。

１年間続けた頃、イラストを描いているよりも、マジックのことを１日中考えていたほうが、楽しいと思えるようになったのです。

27歳のとき、マジックで食べていくことを決意しました。

 

マジックのアイデアはどこから生まれるか？

全力教室にゲスト出演していた、舞川あいくさんが、KiLaさんに尋ねます。

「次から次へとアイデアは、どこから出てくるんですか？」と。

 

KiLaさんは、すでに多くのパフォーマーがやっていることもあり、「新しいアイデアは、次から次へと出てくることはない」と言います。

ただ、どうやったら、新しいものを創造できるかを考えているうちに、マジック以外の違うジャンルであったり、身近なものからヒントを得ることができると述べます。

 

その例として、「だまし船」からヒントを得たことがあるとも言っていました。

「だまし船」とは、帆をつかんでいたはずなのに、船体と入れ替かわってしまうという、折り紙遊びの一つです。

これをヒントに、千円札を一万円札に変化させるマジックも、相手にお札をつかでもらった状態で、変化させることを思いついたと言います。

先ほど紹介した、高嶋彩さんに披露した、一万円札から千円札に変化させるマジックを実例に、披露していました。

そして、KiLaさんのマジックのスタイルは、「期待に応えて予想を裏切る」ということを信条にしていると伝えていました。

 

最後に

今回は、マジシャンのKiLaさんが、全力教室に出演していた内容について紹介しました。

KiLaさんは、全力教室以外でも、テレビ出演が多いマジシャンです。

私の別のページでは、他にもKiLaさんの情報についてまとめていますので、合わせてお読みください。

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