劇場版トリックバトルロイヤルのあらすじネタバレ感想です

 

劇場版TRICK霊能者バトルロイヤルのあらすじは？

ネタバレ・結末は？

マジックは、どんなシーン？

こういった疑問にお答えいたします。

こんにちは、週末マジシャン・バッザです。

マジック歴25年、会社員のかたわら週末に、施設、イベント、飲み会でマジックを披露するほか、手品講座を依頼される週末マジシャンです。

 

このような私が、解説していきます。

2014年1月5日、映画「劇場版トリック　霊能力者バトルロイヤル」がテレビ放映されました。ここでは、あらすじや結末、ネタバレを紹介します。

劇場版トリックバトルロイヤル概要

劇場版TRICK霊能者バトルロイヤルは、シリーズ10周年記念として製作された作品。

これで劇場版は３作目となる。

舞台は万練村（まんねりむら）。ここで、後継者となる霊能者を選ぶという大会が開かれるため、各地から霊能者が集まる。主人公である山田奈緒子も参加する。

霊能者同士の戦いが始まることから、映画の標題に、バトルロイヤルと名付けられている。松平健の存在が重要な役割を果たす。

マツケンサンバなど、松平健にちなんだネタがちょいちょい入ってくるのも見どころの一つ。

トリック劇場版２ ネタバレあらすじやマジック、小ネタもあり

出典：https://www.toho.co.jp/movie/lineup/trick2/welcome-j.html 映画「劇場版TRICK２」ネタバレは？ あらすじ・結末は？ ギャグや小ネタは？ ...

 

劇場版トリックバトルロイヤル動画・基本情報

 

劇場版トリックバトルロイヤルあらすじ1（起）

これまでの実績から日本科学技術大学の教授・上田次郎（阿部寛）は、マジシャンの山田奈緒子（仲間由紀恵）と一緒に、数々の超能力のトリックを見抜いてきた。

これらの実績で、超能力のトリックを暴く権威となっていた。

 

ある日、中森翔平（佐藤健）という青年が、上田のもとを訪れる。

中森翔平は、万練村（まんねりむら）からやってきたと言う。

訛りがすごい。

上田教授には、全国から集まってくる霊媒師のインチキを暴いてほしいという依頼だった。

 

といのも、

万練村を仕切っていた「カミハエーリ」と呼ばれる霊媒師が亡くなったため、その後継者となる新しい霊媒師（カミハエーリ）を、選ぶこととなった。

全国から霊媒師を集めて、大会を開いて選定する。

中森翔平もその大会に参加する予定だ。

亡くなった霊媒師というのは、中森翔平の祖母にあたる。

 

中森翔平は祖母のカミハエーリ（霊媒師）には、霊能力がないことをすでに気付いていた。なぜなら、インチキのトリックを小さい頃から教えられていたからだ。

 

さっそく上田教授は、売れないマジシャン山田奈緒子に連絡をいれた。

本当のことは言わずに、万練村へ温泉にでも行こう、という内容で誘ったが、その日は都合が悪いと、断られた。

実は、奈緒子は万練村には一人で行くつもりだった。

なぜなら、山田奈緒子は、お金に困っていたため、万練村で開催される、カミハエーリを選ぶ大会に、すでに参加を決めていたからだ。

 

山田奈緒子は、万練村へ行くバスの中で不可解な出来事を目撃する。不思議なパワーを使っている人物を見た。

バスの中で突然苦しみ出した乗客へ手をかざして治してしまったのだ。その人物は医者ではないという。

 

その人物と奈緒子は同じ停留所で降りた。

山田奈緒子が、万練村のカミハエーリを決める会場に到着すると、さきほどの謎の人物もいた。

 

一方、上田教授と中森翔平も万練村に到着し、万練村の村長に挨拶をした。そこで、村長からは聞かされたことがあった。

今、村に変な奴が着ているという内容だった。

 

村長に連れられていくと、そこにいたのが山田奈緒子だった。

村人の一万円札をマジックで千円札に変化させ、お金をだましとろうとしていたのだ。

しかし、そのとき上田と山田はお互いの存在に気づいたが、知らないフリをすることとした。

 

その後、上田と山田は密会し、お互い協力しあうことで、都合が良いと話がまとまった。

その内容とは、このままお互いが知らないフリを通し、上田は、山田奈緒子がカミハエーリに選ばれる手助けをする。その過程で、全国から集まった霊能者たちのトリックを暴いていくといったシナリオだ。

 

劇場版トリックバトルロイヤルあらすじ２（承）

いよいよ、万練村に集まった６人の霊能力者たちが、自分たちの霊能力を披露する大会が始まります。

 

相沢天海（戸田恵子）は、人体消失を披露、

山田奈緒子（仲間由紀恵）は、脱出マジックを披露、

杉尾園子（片瀬那奈）は、トランプの絵柄を当て、

中森翔平（佐藤健）は、幼馴染の高階美代子（夏帆）を使って瞬間移動を行う。

 

この翔平が行った瞬間移動は高階美代子が発案したものだった。棺桶の中に高階美代子が入り、そのまま崖の下に落とすというもの。

棺桶が崖の下に落ちたときには、瞬間移動で別の場所から美代子が現れたのだった。

 

このトリックは後ほど、明らかになる。

 

伏見達郎（藤木直人）は、鉄球を自分の体に落としても平気であると不死身の体をアピールする。

 

最後に登場したのが、鈴木玲一郎（松平健）。

鈴木は、霊力によって人の体をバラバラするという。

不死身の体を持つ男、伏見を小屋に封じ込めておまじないをかける。その後、小屋を開けると伏見の姿が消えた。

周囲を探すと伏見が崖の下でバラバラになっているのを発見される。

動揺する上田教授と山田奈緒子。

 

さらに鈴木は、ここに集まっている霊能者たち同士全員で戦うバトルロイヤル方式でやろうと言い出す。

 

それを聞いた中森翔平と美代子は動揺しながらその場を去る。

 

奈緒子は、自分の宿泊場所に戻ることをやめ、別の場所に身を潜めた。というのも、そこにはすでにほかの霊能者たちが罠を仕掛けていることを知ったからだ。上田とは合言葉を決め、後で落ち合うこととした。

 

翔平が美代子に聞いた。

どうして、さっきは棺桶から抜け出すような瞬間移動ができるようになったのかと。

しかし、美代子はよく分からない、翔平が私におまじないをかけてくれたからできるようになったなどと言い、真実を話さなかった。

 

相沢天海（戸田恵子）は、「ペイズリー教団」のトップであり、大勢の信者を引き連れてきていた。小屋での生活では、厳重に警戒し、食事は信者に毒味をさせ、蛇一匹も入らせないような厳戒態勢をとっていた。

 

にもかかわらず、天海は小屋の中で亡くなってしまった。

原因は小屋の中に入ってきた毒蛇に噛まれたことによるものだった。

 

劇場版トリックバトルロイヤルあらすじ３（転）

翔平は、美代子を探していた。

その森の中で、予言を得意としトランプの絵柄を当てた杉尾園子（片瀬那奈）が亡くなっている姿を発見する。

 

翔平は、美代子を疑い始めた。

もしかしたら美代子は自分をカミハエールになってもらうために、他の霊能者たちを消しているのではないのかと。

しかし、美代子は違うと言う。

 

翔平は、美代子に打ち明けた。

自分は霊能者ではないということを。

さらに、村人たちにも嘘をついていたことを謝罪した。それは、美代子がこれ以上、他の霊能者たちに対して、過ちを犯すことがないように、と思ったからの行動だった。

 

村人たちに、嘘をついていたことを謝罪した翔平。

それを聞いた村長は、翔平に村を出ていくようにと伝えた。

美代子は引きとめるが、翔平は村長の言葉に従った。

 

霊能力者・カミハエーリが選ばれるバトルロイヤルで、最後に残ったは、鈴木と山田奈緒子だけとなった。

 

奈緒子を小屋へ呼び出した鈴木。

鈴木は、「お前を消すことなど簡単にできる」、と言い、奈緒子を脅す。

 

鈴木は、万練村の歴史やルーツについて、奈緒子に話し始める。

万練村の霊媒師・カミハエーリのルーツは南の島の霊媒師・カミヌーリにある。そして、そのカミヌーリの血が奈緒子に流れていると説明し、さらに、鈴木は奈緒子に自分と結託しようと要求した。

 

しかし、奈緒子は断った。

それによって、鈴木は怒り、奈緒子を呼び出した小屋に火をつけて、封じ込め、鈴木は去っていった。

 

村人に邪魔されながらも上田は、奈緒子を助けに行こうとするも、すでに遅く、小屋は火の海となり爆発を起こした、小屋は粉々になってしまった。

 

万練村から追い出された翔平は、森の中をさまよっていた。

すると、鈴木によって、体がバラバラになっていたはずの伏見（藤木直人）と出くわす。

伏見が、壊れたアコースティックギターを手に、翔平に殴り掛かかる。

万事休す！と言ういうギリギリのところで、翔平は伏見に強い眼光を向ける。すると、その直後に、伏見は血を吐き倒れてしまうのだった。

 

鈴木は、バトルロイヤルで生き残った霊能者・カミハエーリに選ばれた。

上田は、和解を目的に差し上げ物を持参し、鈴木に接近します。

 

やがて上田のいる小屋へ、奈緒子が姿を現す。

無事だった奈緒子は、鈴木によって火を付けられた小屋で起こったことを上田に話し始める。

小屋には秘密の抜け穴があったと言う。

 

すると、翔平も上田と奈緒子のもとへ現れる。

翔平は二人に、伏見（藤木直人）が生きていたことを話します。

 

それを聞いた奈緒子が、鈴木の仕組んだ計画を推測し始める。

鈴木と伏見はグルである。鈴木は伏見を小屋に閉じ込めたとき、奈緒子が見つけた同じ抜け穴から、伏見は脱出していた。

バラバラになった伏見の体はニセモノであり、伏見は姿を消して隠れていた。そうやってライバルを消していたと考えらえる。

 

劇場版トリックバトルロイヤルあらすじ4（結末）

次に奈緒子は、翔平が見せた美代子の棺桶による瞬間移動を思い出す。

そこで、棺桶が落とされた現場に行くことにする。

落とされたままになっている棺桶のフタをあけると、そこには瞬間移動したはずの美代子が、亡くなった姿で入っていた。

 

翔平は、何がなんだか分からなくなっていた。

奈緒子は翔平に、この二人は、双子だと説明する。

そのとき、双子のうちの、カヨコが現れる。

 

翔平は、棺桶の脱出マジックで、瞬間移動して現れたのは、美代子だと思っていたが、実は、それは双子のカヨコのほうだったと知らされる。

 

その理由が明かされる。

万練村では、双子は「魔のもの」と昔から伝えられてきた。

そのため、美代子とカヨコが生まれたとき、どちらか一方を殺すように命じられてきた。

しかし、双子の両親は、二人とも生かしておくことを決心する。

 

そこで、隠し部屋を作り、カヨコを住まわせ、誰に見られることもなくひっそりと育ててきた。

両親が亡くなってからも、二人はときどき入れ替わって外の世界を楽しむ日々を過ごすことができたのだ。

 

そんなある日、カヨコが翔平に出会い、好きになってしまう。

カヨコも美奈子も翔平に対する恋心を抱くようになったとき、カヨコは、美代子がいなければいいと思うようになった。

 

鈴木（松平健）が、カミハエーリの選定大会に参加するための事前調査に、万練村を訪れたとき、カヨコと美代子が二人でいることを見たのだった。

 

そこで、鈴木がカヨコの気持ちを察し、企みを持ちかけます。

鈴木は、カヨコに美代子を殺害する計画をけしかけたのです。

その方法として、棺桶による脱出・瞬間移動マジックを教えることとなった。

 

カヨコは、自分が行った過ちを後悔する。

「いなくなるのは私のほうだった」と言い、その場で崖から飛び降りてしまいます。

翔平は、何もできなかった自分を責め、号泣した。

 

真相を明らかにした奈緒子。

鈴木のもとへ行き、真実を追求した。

 

鈴木は、霊能者ではなく物理学者であると言い、正体を隠す様子もまったくなかった。

伏見とはグルだったと認めたが、なぜ亡くなったのかは知らない様子だ。

鈴木は、物理学者ではありながら、この世には物理では理解できない不思議な現象もあると認めている。

 

それには、こんな背景があった。

鈴木のもとに、かつて超能力を持った女性が訪れたことがある。

鈴木は彼女の能力は本物であると認めた。

しかし、本物であるがゆえ、ニセ超能力者からやっかみを受け、鈴木にも迷惑をかけ、物理学者としての権威を失わせてしまった。

彼女はそんな責任を感じ、自殺してしまう。

 

さらに、鈴木は続ける。

 

亡くなった女性と交信したい。それができる本物の霊能力者を探しているのだと。

しかし、奈緒子はその鈴木の話を受け入れなかった。

その女性を守れなかったのに、自分は悪くないと思いたいだけなのでは、と。

 

そこへ村人がやってくる。

鈴木は、村人や奈緒子を火で囲み、その場から消えた。

 

奈緒子は、火で囲まれたその場からうまく逃げ、再び鈴木と立ち向かう。

そこへ翔平が突然現れた。鈴木を刺し、美代子たちの仇をとった。

 

村長は、翔平の祖母について話始める。

カミハエーリも実は双子であるという。

その片方の子は、村を出ていき、別のとこで、「母之泉」の教祖をしているという。

 

霊能者バトルロイヤルで最後に残ったのは、奈緒子となった。

カミハエーリの選定候補者として財宝をもらうとする奈緒子。

奈緒子は、村長に話をする。

この事件を機に、村の古い考えや習わしを辞めて、新しい村にしてはどうかと。しかし、村長はその話を受け入れはしなかった。

 

劇場版トリックバトルロイヤル マジックシーンほか

オープニングは仲間由紀恵さんの水芸から始まりました。

豪華な水芸です。

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そして、世界のマジシャン、フーディーニについて紹介されていました。

フーディーニは、脱出マジックとして有名なマジシャンでした。

また、彼は、インチキ霊能力者を次々と暴いていたことでも有名でした。

今でいうと、まるでカナダの奇術師ジェームズ・ランディのようだったんですね。

しかし、それは霊能力者を罰するためにしていったことではなかったのです。

本当の目的は、フーディーニは、亡くなった母と交信したくて、本物の霊媒師を探していたそうです。

 

本編が始まって、中森翔平こと佐藤健さんが、上田次郎こと阿部寛さんのところに訪れたところから始まりました。

中森翔平（佐藤健）の訛りの効いた演技は面白かったです。

その佐藤健さんが、くじ引きのトリックを見せてくれました。

10本の棒があって、外れの棒は、１本だけ。

東京科学技術大学教授（架空）の上田次郎こと阿部寛さんをうまくだましていました。

 

その後、山田奈緒子こと仲間由紀恵さんが、売れないマジシャンとして、マジックショーを行っているシーンがありました。

アオストロボールからはじまり、リングのマジック、そして、テーブルが浮くマジックの演技。

なんとこのテーブルが浮くマジックを失敗してしまい、種明かしをしてしまったのです。

それが、テーブルの上にかかっているカーテンを落としてしまい、中の構造が丸見えになってしまいました。

また、花やしきのステージマジックで仲間由紀恵さんの後に出演したのは、「てじなーにゃ」で有名な山上兄弟が、子供マジシャンとしてイリュージョンマジックを披露していました。

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興行主の役として河本準一さんが出演していたのですね。

万練村（まんねりむら）に着いた、仲間由紀恵さんが、村人に霊能力を見せると言って、千円札を一万円札に変えるマジックを見せてくれました。

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仲間由紀恵さん、かなりマジックの練習をしたことと思います。

そのほか霊能力者に鈴木玲一郎として松平健さん。

シリアスな演技が様になっていますね。

と、思っていたところ、松平健さんが、呪文をとなえるときに、「バンサンケツマ」って言ってます。

これは、「マツケンサンバ」の逆さ読みだったのですね。

ウケます。

 

杉尾園子こと片瀬那奈さんの封筒を使った予言のトランプマジックも良かったです。

仲間由紀恵さんにあっさり種明かしされてしまいましたけど。

でも、この封筒の予言マジック、普通に使えるカードマジックです。

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ちょいちょい、島崎俊郎さんが万練村（まんねりむら）の村人として出てきます。

島崎さんは、俺たちひょうきん族のキャラクターのアダモちゃんの姿で登場していました。

阿部寛さんが仲間由紀恵さんに、ご飯の差し入れをするシーンがありました。

鍋の中にはお米が入っていた。そして再びフタをしめて開けると、ちゃんと炊いてあるお米が出てきたのです。

これは鍋が二重構造になっていたのですね。

 

最後に

いかがでしたか？

今回は、劇場版TRICK霊能者バトルロイヤルのあらすじなどを紹介しました。

出演者に関する小ネタなど、見どころ満載です。

マジックのシーンも多々ありますので、マジック好きの方も十分楽しめる、オススメの映画です。